情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[遠くでハインリヒが何かをしている、あがる煙、やがてそれはこちらに近づいてくる。
遠すぎてさすがに口の動きをつかむこともできず]
まぁ、死ぬことはないと思うわ〜♪
[とりあえず口元を布で覆いつつ、飛翔はいち早く夢の世界に旅立っていた。
ミリィやクロウはどうしていたか、自分も意識が落ち始めてよく覚えてない]
[そも、夢見を拒絶している、という事の可否はさておいて。
不自然に呼び込まれた眠りは、逆に意思を無視してそこへと至らせる。
見えるものは、様々で。
例えば、身に宿した魔獣と最初に出会った時の事とか。
その力の暴走で、故郷である『魔獣使いの郷』を半壊させ、両親と幼馴染たちを文字通り『喰らい尽くした』事とか。
……そんな自分を、これまた文字通りの命がけで止め、引き取ってくれた養父との事とか。
そうかと思うと、学院に来てからの事。
ケンカ屋として暴れまわった日々の事とか。
(この辺りは、ひっそり記録に残っているかも知れない)
ナターリエと出会う切欠となった、迷宮試練での事とか、卒業前にやらかした、魔獣との存在をかけた盟約戦とか。
宮廷占星術師となってからも、騒動がなかった試しはなく。
長となってからは、多分、より一層顕著なわけで。
……どうにも平穏ではない人生の記録の早送りは、無意味に長かった]
[それでも、総じて。
今は、全て、受け入れようとしている事で。
完全に、割り切れている訳ではないけれど。
目を逸らさないと決めた──右の腕に刻まれている、とある印にかけて、誓ったから。
寝顔は特に苦しそうとか、そういう事もなく。
むしろ、普通に寝てる様子は、外見年齢と比しても幼いというかなんというか。
それだけで十分ネタになるくらい、かわいいものだったとかなんとか]
―夢の中―
『あきらめちゃえば……』
そうは言っても愛しい故郷だ。そう簡単にはなあ……。
『でも、帰れた人……いるの』
……。
[シチとの会話か。学院に入った当初はまだ元の世界に帰る方法があるはずと望みがあった。
調べれば調べるほど絶望することになった。]
―夢の中―
「こんなところで寝転がって……。」
こ、ここはどこだ……。
「どこの言葉を使っていらっしゃるのかしら?
……まあいいわ。今日は機嫌が悪いの。拾って差し上げます。」
[ガブリエラと出会った記憶か。よく分からない理由で拾われ、保護されることになった。
あの時拾われて生き延びることがなければ、ここまで苦しまずに済んでいたかもしれないとは思う、正直。]
「私に拾われたのだから、そんな顔をせずに笑いなさい。
私は笑い話が好きですの。何かお話になって?」
―平原エリア―
[ぱちり、と目を覚ます。
隣を見ればまだライヒアルトは眠っていた。
その寝顔は幼く見える。]
……。
『……やっちゃう?』
ああ。
[同じく起きたシチ―あとから聞いた話によると、どうやら人間になってゲルダとかくれんぼして遊んだ夢を見たらしい―と、目を合わせて頷き一つ。]
―平原エリア―
[ハインリヒはゆっくりとライヒアルトの顔の真横に左手をつき、彼の顔を真上から見下ろして、ゆっくりと――
――右手の赤いカラーペンで頬にぐるぐるを描いた]
─平原エリア─
[ちなみに、白もふと漆黒も、一緒に同じ状態になっていたわけですが。
しばらく前から体内に戻っていたため、忘れられていた黒もふだけは、きっちり起きており]
『何を、している、か』
[不意に響く、高めの声。
するり、と身体の中から抜け出すように黒もふが現れる。
現状を見て取った黒もふ、ゆらり、と不機嫌そうに尻尾を揺らし]
『ついでに、瞼にも、目、描いちゃうの……』
そうだな。
[今度は黒のカラーペンできゅっきゅっと、彼を起こさないようにらくがきをする。
両頬に赤いぐるぐる、そして瞼に第二の瞳。まつげもばしばし。]
これでいいだろ。
[布袋から小さめの琥珀を取り出すと、ライヒアルトの顔の真上にかざして]
……覚えろ琥珀、これがお前がとどめるべきもの、伝えるべきもの……
[ハインリヒ本人は真剣そのものだ。でも傍目から見るとまぬけ。シチは笑いをこらえている。
熱写よる映像の記録化は難しい。何度も挑戦してもピンボケになる。ハインリヒのレベルではコントロールが効かなかった。]
『だめ。ボケてる。やり直し……』
あーくそ、起きちまう……。
[ハインリヒがあれこれやるのを待っていたのは、己が主の体たらくに嘆いていたから、とかなんとか。
ともあれ、一段落した、と覚ると、黒もふ、ぶわ、と尻尾を逆立てて]
『……ホタルビーーーーーーーーっ!!!!!
さっさと、起きぬかあああああああっ!!!!!!!!』
[思いっきり、叫びました。
ぶっちゃけ、至近距離で聞いたらかなりきつい高周波が、平原全域に広がってゆく]
―平原エリア―
うわやっべ出てきた!
『……逃げよ!』
[ライヒアルトの身体から出てきた黒い存在がしっぽを揺らしていることに気付くと、慌てて立ち上がってその場を去ろうとする。はずみでいくらか石がおちるか]
─平原エリア─
[黒もふ、二次災害は気にしてません。
いや、気にしていたら魔獣なんてできません、とかなんとか。
普段は音にしない所まで発声している辺り、わりと本気でキレているようです]
……るせぇぞ、 。
[ホタルビ──真名によって縛されているが故に、主の名を呼べぬ魔獣が用いる仮名に返すのは、魔獣の真名。
とはいえ、寝ぼけていてもこちらは音にはせず。
のんびり起きて、獣っぽい仕種で顔こしこし、とかしていたり]
─平原エリア─
[本人の目覚めに続くよに、白もふと漆黒も目を覚ます。
白もふは、同じ仕種で顔をこしこし。
漆黒はふるり、と首を振り──しばし、沈黙]
『……アル?』
……んぁ? なんだよ?
[状況把握は出来ていないので、首、こてし。
傍目、かなり間抜けなのはまあ、この状況では仕方ない]
―平原エリア―
[魔獣の高周波なんてくらったことない。耐性なんかもちろん無いし、つけようもないだろう。
意識はあるものの、ぱたりと倒れた。]
し、しびれる……
『し、しびれる……』
[しびしびしていた]
─平原エリア─
……っていうか、ホムラも大声出して、なんなんだよ。
なんか、あったのか?
『……何かと言うか……取りあえず、眠り勝負は、お前の負けだな』
あー……そっか。まあ、仕方ねぇ。
[漆黒の説明に、さらりと言いつつ周囲を見回す。
目に入ったのは、しびしびしているハインリヒの姿。
状況がわからず、首を傾げていると]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新