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[円卓には既に大半の人間が揃っている。そのうちのほとんどは、自分の表の顔しか知らない。「場違いなやつがいる」という怪訝な視線が向かってくる。]
[全員揃っているわけではないようだ。なら、今わざわざ言葉で自己紹介する事はない。第一席、白羊宮の座におもむろに着いて脚を組み、聖書を取りだして読み始める。]
あ、君、紅茶を頂けますか?
[ちょうど側を通ったメイドは、円卓の静寂を壊さぬよう小さく応じて厨房へ下がった。]
―円卓会議場―
[ケーキを食べ終わり(ちなみにお代わりはしなかった。流石にどうかと思ったらしい)コーヒーを飲みながら入ってくる者達の方を見る]
…?
[エドガーへの怪訝な視線の筆頭は間違いなく...だっただろう。何せ一人入ってくるたびに―オスカーの時は食事を優先したので遅れたが―真っ先に何かしらの反応を返していたのだから]
[...は、その場に揃っているメンバーをぐるりと見回した。
特に他意はない。ただ、自分の前にやってきていた司祭の格好をした男性が、やはりというか気になっているのか、妙な視線が自分を超えて反対側に居るエドガーに向いているのが感覚でわかる]
……ま、面倒がなくていいんだけどな。
[そのまま大欠伸をしつつ、自分に興味が来なかった事をありがたく思いながら、居眠りするために椅子に深々と腰を収めた]
[自分の椅子である5番目の席につき、ケーキをパクパクと幸せそうに頬張っていたが、会議場に入ってきたエドガーにフォークを銜えながら首を傾げると]
爺ちゃん、誰?
[そのままエドガーは何を言うでもなく第一席に腰掛ける
それを見てスッと目を細めると]
……へぇ。顔を見せない羊さんは誰なんでしょうねー、とか思ってたけど……爺ちゃんがそうだったんだ
ふふん、とっても意外。私の知ってる幹部って皆まだ若いからねぇ
[見慣れない壮年の聖職者にちらりと目をやり]
『彼が白羊宮、か。少し意外だけど・・・僕も似たようなもんかな?』
[そこに通りかかったメイドに]
あぁ、ちょっとおかわりを貰えるかい?ポットが空になっちゃって、ね。
[既に朝方にも近い刻を示す頃、一台の車が高層ビルの前に止まる。
謝礼を述べて降りた青年一人を残し、車はビルの前から走り去った。
笑みを湛えたまま目元の銀のフレームを押し上げて、それを見送る]
――結局、随分と遅くなってしまいましたね。
減給はされないとはいえ…さて、どう言い訳でもしましょうか。
[左手首に填められた腕時計の針が示す時刻に、僅か眉を上げた。
遠方の命は此れだから不便です、と小さく呟く口許には
悪びれた様子も無く僅かに笑みが浮ぶ。
ビルの扉を潜り、専用入り口前へと待機する秘書が僅か歩み寄る。
宝瓶宮の意匠をこらしたカードを胸元から覗かせ提示すると、
制止される事も無く一つ頭を下げられるのみで、
難なくエレベーターへと乗り込んだ]
―→円卓会議上―
[直通エレベーターの扉が最上階で開く。チラリと場内を一瞥して
既に十三の席の大半が埋まりつつ有る様だと視界の端に捕らえた]
――おや、随分とお待たせしてしまった様で。
[申し訳有りません、と口許に小さく弧を浮べて口だけの謝罪を言葉にする。
ふと、一部見慣れた顔触れの中、第一席に腰掛ける男の姿に目を留めた。
表の顔は見覚えあるものだったが、まさか此方に通じているとは。
思わず、微か驚愕が混じったかの様に目を見開くも
意外性だけで述べるなら己も含む、此処の面々全員に当てはまる。
何処か愉しげに小さく笑みを浮かべたまま
近くに控えるメイドへと喉を潤せるものを一つ言付けると
真直ぐに第十一席――宝瓶宮の座へと腰掛けた]
[マイルズの気配に一瞬だけ視線を室内に戻すも再び視線は窓の外へ]
後3人、か…。
[小さく呟いて。視線は三度室内―正確には未だ空席のままの隣席―第三席―の方へと]
ったく、こねぇんならイスに足乗せるぞコラ。
[どこまで本気か分からないのが恐ろしい]
全く、冗談に聞えませんよ?
[オーフェンの笑みに僅か視線を向けて返しながら、
カルロスの言葉に、くつりと小さく笑みを零す。
しかし、忠告を促す印象を与えない口調で紡がれた言葉から、
喩え本当に彼が第三席に足を乗せようとも咎める事もしないだろう]
全召集とは言え、来るかどうかも判りませんしね。
僕達の席はいつ欠けてもおかしくないですから。
[目を伏せるカルロスに、再び笑みを零すと
運ばれて来た紅茶に、砂糖をティースプーン1杯溶かし]
へぇ、アンタや御大まで出てくるとは。
今回は無視しなくて正解だったったらしいネェ。
[椅子に沈み込んだまま第一席に座った男をチラリと見やり。
更に隣へとやってきた男にニヤリと笑った]
[いつしか熟睡してしまったらしい。
まるで漫画のように見事な鼻提灯がパンと近くの人にだけ聞こえるくらいに音を立てて割れるのを気に、...は薄目を開けた。
例え同一組織の中とはいえ、いつ己の首をとりに来るかもしれないメンバーの中で、熟睡をするのだから、存外に神経は図太いのだろう。
そんな...は少しばかり固まった首をゴキゴキと回しながら、ふと身に覚えのある気配を感じて視線をそちらに向けた]
……あ? マイルズじゃねぇか。久しぶりだな。
[何ヶ月ぶりだ? と全く興味なさ気に指折り数える]
…気が向かなければ、
無視する予定がお有りだったのですか、ミュウ。
[相も変わりませんね、と隣へと腰掛ける女性の言葉に、
さも愉しげな様に柔らかな笑みを返す。
砂糖の溶けた紅茶を一口啜り、投げられる視線と声に
銀のフレームに囲われたレンズ越しに、其方へと視線を向ける]
――あぁレッグ、随分と久しいですね。
彼是半年に近いでしょうか。
[折り数える様子に、僅か思考を巡らせる。
それまで互いに多くの命をこなして来たのだから
数ヶ月もたてば記憶も古いのか、ハッキリしませんね、と何処か曖昧に返して]
[マイルズのミュウへの返答に、口端をにぃと持ち上げて]
俺だって同じだっての。本当なら今頃布団の中だってのによ〜。面倒だったらありゃしね〜。大体今回の集まりって何なんだ?
……半年? まだそんなもんか。何かすでに一年以上あってねー印象があるな。
[そしてこちらも同じように思い耽るが、前回は何故マイルズと会ったのか、その仕事内容すら覚えていない。
尤も、自分と仕事で噛み合う場合など、殺し以外の仕事はないのだが]
アタシは元からそういう性分だからネェ。
それを承知でアノ人もアタシを加えたはずさね。
[柔らかな笑みにクツクツと笑いを返す。
その視線を追ってレッグの方に顔を向けると]
ボーヤはよく寝てたネェ。
ああまったく、用事があるならサッサと済ませたいところさね。
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