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─中央ビル一階・入り口─
少なくとも珈琲を同じ腕では淹れられないわ。
[裏まで伝わってることは承知の上で、躱すように笑う。
笑顔を絶やさないのは接客業ならではと言い張ることもできようか]
企業秘密も教えてくれたら嬉しいのに。
そうね、かなりの設備が揃ってるようだし素人は手を出さずにおきましょう。どうぞお大事に。
[さらりと返され、残念とばかりに肩を竦めた]
私は精々気をつけながらお散歩してこようかしら。
─中央ビル一階・入り口─
なるほど。それは、重要だ。
[どこまで本気か、珈琲の話題に真顔で返す。
左の常磐緑には、愉しげな色が微かにあるが。
右の異質な瞳の奥の光は読めぬまま]
教えてもいいが、直後に堕ちてもらわにゃならんからな。
面倒なんで、カンベンしてくれ。
[残念がる様子には、物騒な内容を織り込んだ言葉を向けて]
ああ、都市部を離れるとイロイロといるようだからな。
散歩に出るときゃ、お気をつけを?
……さて、それじゃあ俺はさくさくと治療してくるかね。
んじゃ、また後ほど。
[ひら、と手を振りこう言うと、鴉は音もなく、*廊下の先へ*]
─中央ビル四階・ラウンジ─
[鮮やかな三色のカクテルと、大人しめな彩色のカクテル。オクタヴィアは三色のカクテルのグラスを手に取り、もう一つのカクテルのグラスの縁へと軽くぶつけた]
───全ては貴方様のために。
[己が心。それを名とするカクテルは、ここには居ない敬愛する相手へと捧げられる。吸い寄せられるかのように口許の朱へと運ばれるグラス。中の三色が消えるのは、刹那]
…永劫の忠誠を。
喩え一方通行でも、ね。
[空となったグラスをカウンターに置くと、そのままスツールから立ち上がる。バーカウンターの奥で、ゆらりと影が持ち上がり。影は先程のバーテンの姿を形作ると、空いたグラスを片付け、再び消えた。中身の入ったままのカクテルはそのままカウンターへと残され。そのカクテルもまた、オクタヴィアが立ち去った後にいつの間にか消え失せている*ことだろう*]
─中央ビル一階・入口付近─
[『組織』の構成員であろう男性に連れられて、中央ビルの近くまでやってくる。
彼女の淫気に中てられたのか、男性の顔は林檎のように赤い。
しどろもどろにここの事を説明する男に、くすくすと笑みを漏らしていたが、すぅっと男の顎から口元に指を這わせる。]
ふふふ。よろしければ今晩おひとついかが?
[妖絶な笑みに、男の眼はトロンと蕩け忘我のままに首を縦に振る。]
ふふ。じゃあまたあとで。
[呆としたままの男をそのまま放置し、ビルの入口へと向かう。]
……あれ位で影響受けちゃ張り合いないなぁ。まあ、据え膳は戴くけど。
─中央ビル一階・入り口─
それは私も遠慮したいもの。
今無理にとは言わないわ。
[物騒な内容にも笑みは消えないが、黒瞳を藍が掠めていった]
この周辺なら少し安全なのね。
ありがとう。
[廊下の先へと消える鴉を見送り、玄関から外へと出る。
お散歩という名の下見はまず、建物の周囲をぐるりと巡り始める*ところから*]
あら?
[ビルの入口に差し掛かった頃、中から出てきた女性が目に留まる。]
こんばんわぁお嬢さん。貴方も『遊戯』の参加者?
だったらお手柔らかによろしくねぇ。
[ニコニコとした笑みを浮かべて近づこうとする。
だが感覚が鋭ければ、彼女から漂う淫気やら常人ならざる気配やらに気づき、相手は警戒を強める*かもしれない*。]
─中央ビル入り口外─
[外へ出ると女性から声を掛けられた。
微かな残香を感じ取り、黒瞳に深紫の光が走る。
淫靡なだけではない気配が伝わってきて更に目を眇めた]
…こんばんは。
私は喫茶「夢見る魚」のユーディット。
こちらこそどうぞお手柔らかに。
[声だけは穏やかに、右手を胸に当て挨拶を返す。
名乗ったのは表で通りの良い名前。裏の顔を知らなければ用心棒風情がと思われるかもしれないが、侮ってくれるならそれはそれで都合が良いので構わない。
それとない動きで一定の距離を保つような位置を取り続ける]
お名前をうかがっても?
[十字架を背負っているなら聞かずとも知れようものだが。
それでも敢えて問いかけた]
9人目、渡り エルザ がやってきました。
[上は濃紺のシャツにジャケットを羽織り、肩からは皮製のショルダーバッグ。
下はデニムのミニスカートに黒のタイツ、スニーカーというラフな格好。
腰に下げられた物が、その格好には不釣合いだった。。
大きなビルなどが立ち並ぶ廃墟を歩きながら、その手には携帯端末、誰かと通話をしていた。]
ええ、こちらの方は順調で。
次の場所、ですか……?
[しばしの間、向こうからの話を聞いているのだろう。
ため息をつき周りに視線をやると、こちらを囲むように数人の影、そのうち二人がこちらに近寄ってきて]
「おっと嬢ちゃん、こんなところを一人で歩いてるだなんていけないな」
『金品を置いてくか、俺たちにその体差し出すか、その両方か選んでいいぜ』
[下卑た笑いを浮かべながら声をかけてくるのには反応は返さず]
いつも勝手ですよね……、まぁいいですけど。
本来私肉体労働より、頭脳労働のほうが専門なのですけどね。
「おい、俺たちを無視するなよっ!」
『俺たちは泣く子も黙る砂漠狼盗賊団だぞっ!』
[一方的にきられた通話に再度のため息、それが向こうには挑発にもとられたのだろう。]
「野郎どもやっちまえっ!その体にわからせてやれっ!」
『間違っても殺すなよ』
[いっせいに襲い掛かってくる盗賊団達、その姿をざっと確認しながら形態端末をバッグの中にしまい。]
相手と自分の力量差くらいは見極められたほうがよろしいですよ。
[警告の声を発しながら、左腰の鞘に左手を、右手を柄にやり]
この先まだ盗賊を続ける気があるのでしたら。
[一番近くにいた男が間合いに入ったところで、口の端に笑みを浮かべ]
才能はないと、
[一瞬煌く白刃]
私は思いますが。
[鍔鳴りの音が数度、静かに響き、男たちの衣服は布切れへと化す。
男たちはこちらの身に触れることも出来ずに、ただ一瞬の間に起きたことに呆然と立ち尽くしていた]
次は中身をいきますよ?
[こちらの脅しの言葉に、地面にいっせいに平伏して命乞いをし始めた]
「もう、こんなことしないから許してくれ」
『俺たちが悪かった。許してくれ。許してください』
[今日、何度目かのため息をつきながらじっとその目を見つめて、
近くの村への略奪をやめること、奪った物を全部を返却すること、それから次に近くの村を襲うようなことがあれば……といくつかの要求をしておいた。
近くの村に奪われたものを持って帰ると大いに喜ばれ、その日は大きな歓迎を受けた。
次の日に、村を出立する頃、村に残るように引き止められると笑いかけて]
すみません、遊戯に参加しなければならないので。
用心棒を頼みたいのであれば、金さえ出せばいくらでも雇えるはずですよ。
[かけた言葉にそれ以上返される言葉はなく、村を立ち去った。]
[村の出たところで一人の子供、自分に良くなついていた子供がいて、その頭をそっとなでながら]
これ必要な時はそれで連絡ください、そのボタンを押すだけでいいですから。
[渡したのは小さな端末機]
あまり外にいては危険ですよ。旅たちはもう少し大きくなってからにしなさい。
[その言葉に子供は涙を我慢しながら頷いて、村の方に戻っていった。
その様子を見送っていると後ろからかけられる声]
「姐さん準備はいいですか?」
『いやぁ、しかしさすがは姐さんです遊戯に参加するだなんて』
送ってくれることには感謝します。けれどもその姐さんというのはやめてください。
私にはエルザという名前がありますから。
「わかりやした、エルザ姐さん」
[ため息をつき、浮かべるのは諦めの表情、彼らのバギーに乗ると廃墟をかけていった。]
[遊技場会場に届くよりも前に、そのデータは端末に登録されていた]
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■名前:エルザ=ウィルマート(Elsa=wilmart)
■年齢:半永遠の23歳
■通り名:渡り
■武装:腰に下げた魔剣(形状は刀に酷似)
■スタイル:近〜中距離。居合いを中心とした剣術と近接格闘
■特殊能力:空間渡り(魔剣の力開放)
■その他情報:とある人の命によりやってきた。
素性は不明、数ヶ月ほど前から各地を旅している姿を目撃されている。
路銀はもっぱら用心棒まがいのことや、盗賊狩り等で調達していた。
定まった目的のようなものも見られず、各地を見て回ることが目的のようである。
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[森林エリアの一角で、不意にぎゃあぎゃあと烏が泣きながら飛び立つ]
[敏感な野鳥たちが、足元から湧きあがった殺気を感じ取っていた]
(不意打ちとは、知恵のあるクリーチャーだ)
[その殺気の主、熊型の異形の爪の一撃を受けた腕は、しかし黒いコートに守られ痣にさえなっていない]
「グルルルルル...!!」
[ナイフを逆手に持ち、構える]
「グルルルルァァァァァ!!」
[熊が突進]
[十分に引き付けてから、その下顎へ向けて蹴り上げる]
[ガン!と硬いものをぶつけたような鈍い音が響く]
[狙い過たずヒットした踵が、熊の顎から歯までを砕く]
[蹴り上げた足を一瞬棒立ちになった熊の鎖骨に引っかけ、一気にその体を駆け上ると、駄目押しにその眉間にナイフを突き立てた]
(ここは潜伏には向かないな…。負傷でもしていようものなら、血の匂いにこの手のクリーチャーがうようよ寄って来そうだ)
[気負いもなくそんなことを思いながら、森林エリアを後にした]
[そろそろ小腹も減っている]
[黒瞳にわずかに走った深紫の光を目聡く見てとるも、ニコニコと笑みを浮かべたまま。]
ふぅん、「夢見る魚」……ふぅんそうなんだ。
[何が「そうなんだ」かは、ニコニコした様子からは伺い難く。
相手が一定の距離を保っていることも気付くも気にした様子はなく]
わたしはカルメン=ダエーワ。
「コキュートスグループ」の社長秘書などしておりますわ。
[こちらも胸に手を当て、恭しく一礼。
そして、あえて多少は知られているかもしれない通り名でなく、形骸だけに近い表の肩書きを名乗ってみた。]
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