87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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[それから、メーフィエはふっと訊ねた。]
ところで、貴女、これから何処に?
あたしは、食事が頂けたらいいなって思っているんだけど、
――良かったら、一緒に来ませんか?
[箱を抱えていた「彼女」にも用事があるのかもしれないと思いつつ、「一緒に」と誘ったのは、相手の顔がどこか青白く少しこけて見えたから。
それもあって、問い掛けるメーフィエの眉は少しだけ下がっていた。]
(109) 2013/09/06(Fri) 00:00:02
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:01:06
─ エントランス ─
麓の宿って、私が泊まっていた場所かしら。
[オリガと名乗った女性の声>>101に、私は目を瞬いた。
もっとも、一般的に宿を取るには早い時間に着いて外に出てきたはずだから、向こうでは顔を合わせていないかもしれない]
私はリディヤ。祖母の知人を訪ねる旅の途中でした。
どうぞよろしく。
[私も名乗りの流れに乗って、先程より深くお辞儀をする]
(110) 2013/09/06(Fri) 00:04:56
─ エントランス ─
雨止まないことには帰れないもんなー…。
うん、雷だけでなく雨も早く止んで欲しいや。
[女性の言葉>>99に思い直して、頷きながら同意した。
表情がまた和らぐのを見て、難しい顔をしていた僕の表情も少しずつ緩んでくる。
会話することで雷に驚くことが緩和されるなら、それに越したことは無い。
名乗り>>101を聞けば、口の中だけでその名前を繰り返し、覚えようと頑張った]
[ジラント、オリガ、ベルナルト、アレクセイ、リディヤ。
皆それぞれの事情で森に入り、不運にも雷雨に見舞われてこの屋敷に集ったらしい。
多いな、とは思えど、同じ境遇を思えば僅かながら親近感も沸くというもの。
賑やかで良いじゃないか、と前向きに考え始めてさえいた]
(111) 2013/09/06(Fri) 00:06:51
─ エントランス ─
あっ、そーだ!
大広間に大きな暖炉があったんですよ。
まだ時期は早いかもしれないけど、火を入れてもらってそこで温まらせてもらうってのも出来るんじゃないですかね?
まぁ、いつ止むかも分からないから、ベルナルトさんが言うように着替えてきた方が良いとは思いますけど。
[ベルナルト>>108に続いてそんな提案をして、僕は周囲を見回した。
立ち話もなんだし、と思ったのも少なからずある。
屋敷探索も興味があったけれど、これだけ人がいるのだから、話をして時間を潰すのも良いな、と思ったんだ]
(112) 2013/09/06(Fri) 00:10:55
─ エントランス ─
[少女と青年の会話>>105に、彼も屋敷の主人には会えていないことを知って視線を向ける。
イイヒトという言葉がどこか上滑りするように聞こえたように思うが、それを含め声に出すことは無く]
ですよ、ね。
[彼>>108と同じく肩を竦め、苦笑に疑問を押し込める。
一晩過ごすだけの場所をわざわざ居心地悪くする愚行はこちらも避けたいから、休息を軽く勧められたのは丁度良い話題転換になった]
そうですね。
濡れた服のままでは休めませんし。
では、失礼します。
[青年の提案に同意を返し、場にいる面々から離れて]
すいませんが、部屋と着替えをお貸し頂けますか?
[メイドに声をかけた後、案内された客室へと入った**]
(113) 2013/09/06(Fri) 00:14:29
― エントランス ―
[リディアと名乗る彼女の言葉>>110に
少しだけ驚いた風に目を瞠り、そして胸元で掌を重ねあわせた]
山から一番近い場所にある宿ならそうかもしれません。
雨宿りした先でお客様に会うなんてすごい偶然。
[昼食の準備をして直ぐに山に入ったから
リディアとはすれ違いだったのだろう。
旅の途中と知れば、なるほどと頷いた]
(114) 2013/09/06(Fri) 00:14:35
─ エントランス ─
着替えまで?
それは奇特な方ですね。
[ベルナルト>>104の言葉に、軽く目を瞠った。
同時に安堵の息を吐いていた。上着を脱いでもまだ服が冷たい。
そのまま名前が出てくるまで、私は少し彼を見つめてしまった]
見知らぬ土地で、道を見失うと辛いですね。
せめて晴れていれば方角の測りようもあるのに。
[情けなさげに理由を告げたアレクセイ>>106に、同情するような視線を向けるまで]
(115) 2013/09/06(Fri) 00:14:59
アレクセイは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:15:38
― 二階廊下 ―
本当、急に降ってきましたもんねぇ。
不幸中の幸い、っていうのかな。
[屋敷を見た時に感じた違和感は、とうに記憶の彼方に埋もれていた。
駆け込んで来る人が妙に多い事にも、目の前の人>>107と同じで疑問を持てなかった]
あ、……“アタシ”はえっと、メイドさん探してたんです。
救急箱借りたから、返さないとって思って。
[危うく一人称を間違えそうになる。寸でのところで声には出なかったけれど。
腕に抱えた箱に目を落として、重ねられた誘い>>109に少し瞬いて、また顔を上げた]
(116) 2013/09/06(Fri) 00:17:07
食事、かぁ……言われてみたら、お腹、空いたかも。
良いなら、是非。
[誘ってもらえた>>109のが単純に嬉しかったから、笑みは作り物でなく自然に浮かんで。
誘って貰えた理由――眉を下げた相手の目に自分がどう映っていたかなんて、分からなかった]
あ、そうだ。
アタシは、キリルって言います。
しばらく、よろしくお願いします。
[それから思い出したように名乗った名前は、本当はボクのものでは無い。
でも初対面の人には分からないだろう。多分、だけど**]
(117) 2013/09/06(Fri) 00:20:00
キリルは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:22:12
― エントランス ―
[手当てが必要だったとサーシャ>>104の話は聞こえていたから
応え>>111を聞くと一度足元へと視線を送る]
早く止んで、帰れるといいですよね。
でも、山道は危ないから――…
無理は禁物ですよ。
[案じるような響きをサーシャに向けた]
――…大広間に、暖炉?
ああ、それは、良いかも。
[そ、と胸元に流れる長い髪に己の指先を触れさせる。
湿り気を帯びたままの髪はやや冷たく感じられた]
(118) 2013/09/06(Fri) 00:23:22
ああ、手当てしてもらえたなら何より。
[サーシャと名乗った男に頷く。]
まぁ、道から外れなきゃぁたいしたことないんだが。
うっかり道を外れちまって、そんで……ってのがね。
[肩すくめつ。
一瞬会った視線>>101、会釈を返し。]
ああ、麓の宿ってあの辺りかな。
おつかいの最中に、か……。
[ふむ、と考え込む。
麓から女の足で来れる距離、そして山から捻挫した状態で来れる距離。
なら自分の住処ともさして離れていなさそうだ、が。]
偶然、な……。
(119) 2013/09/06(Fri) 00:24:04
[なんだかもぞもぞするような気持ち悪さを覚えつつ、名乗る人々の名を頭に叩き込んでおれば。
大きなくしゃみひとつ。
背中に悪寒が走る。]
……あー、うん、そだな。
[苦笑いしながら、ベルナルトと名乗った男の言葉>>108にうなづく。
傍にいたメイドが、"よろしければこちらへ"と促し。]
そんじゃ、俺はちょっと失礼するわ。
また、な。
[濡れたタオルを肩にひっかけ、猟銃を抱えて。
軽く手を上げてからエントランスから*立ち去った。*]
(120) 2013/09/06(Fri) 00:25:06
─ エントランス ─
そうですね。
冬の雨ほどではないですが、ここまで濡れてしまいましたし。
[ベルナルト>>108の忠告に、ごもっともと頷いた。
振り向けば、やはり無表情なメイドが控えていて。案内しましょうと先に立つ]
それなら後で広間にもお邪魔してみますね。
ありがとう、サーシャさん。
それでは皆様、また後で。
[サーシャの提案>>112には、ようやく出てきた余裕から微笑みながら礼を言って。私も客室まで案内してもらった**]
(121) 2013/09/06(Fri) 00:26:28
ジラントは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:26:36
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:28:51
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 00:28:51
近くにお住まいなのですか?
[宿の場所に見当がつくらしい様子>>119から
ジラントに緩く首を傾げて問い掛ける]
――――……。
[偶然、と繰り返す声に沈黙が流れる。
呼ばれたような気がしたのだと言えば
おかしな娘だと思われてしまうだろうか]
…………。
[何か言いたげに口を開くのだが声は出ない。
ただ迷うように不安げに視線が彷徨い、落ちる]
(122) 2013/09/06(Fri) 00:29:55
─ エントランス ─
や、無理はしない、しない。
…でも、友達が探してるかもしれないんだ、僕のこと。
一緒に登山してて、さ。
だから早く帰りたいところではあるんだ。
[左足へと向けられる視線と、案じる声>>118。
無理はしない、と首を横に振ったものの、友人の安否も気になるところで。
僕は正直にそのことを言って、ちょっと無理するかも、と言う雰囲気を言葉に乗せた]
風邪引かないうちに行ってらっしゃい。
[アレクセイ>>113とジラント>>120が客室に向かうのは見送って。
リディヤの言葉>>121には頷きを返す]
それじゃあ暖炉つけてもらえるよう頼んでみますね。
また後程。
[そう言って僕は彼女を見送った]
(123) 2013/09/06(Fri) 00:39:04
オリガさ───……
オリガ、で良いかな?
着替えないで暖炉の方に行く?
[呼び捨てでも良いかと問うようにオリガに訊ねて、問いを一つ重ねる]
ベルナルトさんはどうするー?
[解散の体になり始めたから、ベルナルトにも問いを投げておいた]
(124) 2013/09/06(Fri) 00:39:10
― 二階廊下→ ―
[「彼女」>>116もまた、この状況に対して疑問を抱いているようにはメーフィエには感じ取れなかった。
だから「不幸中の幸い」なんて言葉にも、素直にこくんと頷いていた。
メイドを探していたと話す言葉も、「彼女」が抱えている箱を見れば、確かにと頷けるものだったのだが]
怪我、していたのね、……。
[ほんの少しだけ抱いた違和感は、「アタシ」と口にした相手の言葉の間を感じた所為。
けれどその違和も一瞬のもの。
誘いに対して返ってきた是と笑顔>>117に、メーフィエは安堵から再び笑みを浮かべた。]
良かった――ってそうだ、あたしも名乗ってなかったね。
メーフィエ、って呼んで下さい。
此方こそ、宜しくお願いしますね、キリルさん。
[人が名乗る名前が全て正しいとは限らない、とは知りつつも。
それでも今ここで「キリル」の名を偽りの名だと疑う訳でもなかった。
それからメーフィエは、周囲をちらと見まわしながら、階段を下りていった。]
(125) 2013/09/06(Fri) 00:41:50
[アレクセイ、リディア、ジラントが
エントランスを後にする際にはゆると頭を下げ見送る。
その時はまだ部屋や服を借りようとは思わなかった。
雨が止めば直ぐにでもこの屋敷を出る心算だったから]
ええ、暖炉にあたれば直ぐ乾くと思うので。
サーシャ、…さん。
[訊ね>>124に快く返事をするものの
オリガは呼び捨てる事に慣れていないのか
少しの間の後、敬称を付け足してはにかむ]
(126) 2013/09/06(Fri) 00:45:18
― エントランス ―
[窓から差し込む光りが影を色濃くする。
相変わらずの雨音は激しく鳴り止む気配はない。
靴の裏から感じるのは地鳴りのような微かな不安定さ。
そうした先に轟くのは――言わずと知れた雷鳴]
〜〜〜〜〜〜っ
[喉の奥では声にならぬ悲鳴。
しゃがみ込みたくなる衝動をすんでのところで耐えるが
へなりと情けなく下がる眉は隠しようが無かった**]
(127) 2013/09/06(Fri) 00:59:15
オリガは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 01:02:18
─ エントランス ─
じゃあ行こうか。
確かこっちだったはず。
[一度訪れているから、大広間の場所は覚えている…はず。
通った道を思い出しながら、移動を開始した]
ああ、呼び捨てでも良いよ。
その方が気楽だし。
[名前と敬称に空いた間>>126を遠慮したのだと考えて、僕はそう言ってオリガに笑いかける。
はにかむ様子が何だか可愛くて、表情はしっかりと緩んでしまっていた]
(128) 2013/09/06(Fri) 01:08:56
[移動しようとした矢先、雷鳴が轟いて思わず身を竦ませる]
〜〜〜っわぁ、大きかったなぁ、今の。
…と、オリガ、大丈夫?
[雷の音が苦手と言っていたのを思い出して、オリガへと案じる声を投げた。
視線を向ければ案の定、と言って良いのか、はにかむ表情は消えて眉が下がってしまっている]
歩ける?
[動けなくなっている可能性を考えて、僕はオリガに右手を差し出した。
彼女の反応はどうだったろう。
どちらにせよ、僕はオリガを大広間に案内すべく、彼女を連れて歩き出した]
(129) 2013/09/06(Fri) 01:09:05
─ →大広間 ─
[移動中、玄関にいたメイドとは別のメイドを見つけて声をかける。
違う人物だと言うのに無表情なのは変わらなくて、その様子はやっぱり少し不気味に見えた。
大広間の暖炉のことを頼んでみると、どこか機械的な返答をされたが、その内容は是。
メイドが先に大広間に向かったから、辿り着く頃には火が点り始めていることだろう。
ついでに大広間の方向が間違っていなかったことを確信して、僕は安堵の息を吐いた]
オリガ、こっち。
[大広間の入口まで辿り着くと、扉を開いて先にオリガを通そうと、道を譲る仕草をする。
他にも大広間に来る人が居たなら同じように先を譲って、最後に扉を閉めながら僕は大広間へと足を踏み入れた]
ああ、もうじんわり温かいね。
やっぱり暖炉は良いなぁ。
[近くに居ればきっと服も乾くはず。
だから、一人掛けソファーを一つ、暖炉の傍に動かした。
勿論そこにはオリガが座るよう勧める*つもり*]
(130) 2013/09/06(Fri) 01:09:18
サーシャは、メモを貼った。
2013/09/06(Fri) 01:11:36
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