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変だから、いやなんじゃない?
[鳥の様子を見ながら、そんなことを言った。]
[何が起きても積極的に止めることもない。]
[*傍観の姿勢*]
[その生き物が白い鳥に牽制される様を見ていると、自身も調子に乗って手を伸ばした。
柔らかそうなほっぺたをつついてみる。]
あ、ちょっと可愛いかも。
放り込む……ですかぁ。
んん……どうなんでしょうねぇ、それ。
[エーリッヒの言葉に、ちょっと首を傾げる。
止めるつもりは、あんまりないらしい]
…あァ、なるほど。
あのずんぐりむっくりなんはこの子だったんだねェ。
[リディの声にユリアンのツィムトの検分中に見た地面の落書きの意味がようやく判って一つ頷く]
おやおや、パンだけじゃ流石にねェ。
妖精は食べもんにゃ案外うるさいからなァ。
事態の収拾頑張ってくれるんなら、もうちっと美味い菓子ご馳走してもいいんじゃが。
本物でも偽物でも、不審人物には変わらないんじゃないかなぁ。
[アーベルの言葉を真似るようにして呟いた。]
放り込むって、崖にですか?
蜂蜜たっぷりのパンは妖精の好物、って言うからね。
[甘い黄金色を塗りつけたパンのかけらを放ると、つつかれていたお子様はしっかり反応した。見事にキャッチ。おお、と拍手した]
失礼な。
オットーさんのところのパンは美味しいんだよ、ヨハナ婆。
[悪戯ものたちは地に染み付いた妖精の気配に紛れてそう遠くない場所にいるらしく、老婆のことばを聞きつけて、妖精王を相手にするなら、ごちそうが欲しい、なんて言いだす]
《あんまりわがまま言うと、パンもあげないよ?》
[かれの言いように、不満そうに木々を揺らしてざわめかせる]
…偽者じゃあないと思うが。
[ぽつり。
妖精王に向けて黄色い声を上げている妖精入りの瓶を、片耳塞いで遠ざけつつ。
妖精界では体型とか関係なさそうです]
流石に崖に放り込むのは。
[リディの疑問の声に振り向く。
風が吹いたか、揺れる木の葉が音を立てて緑が舞った]
そこの環の中、何か起こるかなって。
[茸の作った円を指し示す]
あァなるほど。蜂蜜つきパンならそりゃいいさね。
オットーさんのなら尚更だよ。
[しっかり反応した妖精王の様子を見て、エーリッヒにそりゃ失礼と肩を竦めた。笑うまで行かないのは、アーベルから耳打ちされた団長の行方が気になるからだ]
[正直な話。
何が起こるか、なんて、かれにも分からない。
本来、異なる界に繋がるはずの路が、おかしな風に捻じ曲がっているのは確かなのだけれど]
[妖精王を見ている無口な彼は相変わらず無口だが。
「妖精王ってこんなんなのか」という何とも言えない複雑な気持ちが、ありありと表情に浮かんでいる]
[ざわり、風のざわめきに紛れてまた声が聞こえる。
楽しそうなくすくす笑い。キイキイと強請る声。
そして、聞き覚えのある]
[蜂蜜つきのパンをしっかりキャッチした妖精王に鳥が向けるのは、何故か疲れたような視線。
どこか諦めたように見えるのは気のせいか、何か理由があるからかは定かではないものの]
……一応、本物で間違いない……のかしらぁ?
[瓶の中で黄色い声を上げる妖精の姿に、ぽつり、と呟いてみたり]
そこの、環……?
[地を指し示す青年をまじまじと見る。
瞳はゆっくりその指先から柔らかな草へ。]
あ、あー!
これこの間の。なんですか、これ?
[そういえば、遅く帰ったことを咎められたから、この不思議な環のことを母さんには聞いていない。]
おや…あらまァ。
[黄色い声と猫の動きに釣られて振り向いた先、ユリアンの表情に婆はちょっとばかり気の毒そうな目を向けた。名前の由来を考えれば同情の気持ちが湧かずにはいられない]
ふゥむ、妖精が本物って言うなら本物なんだろうねェ。
ちょィとお待ち、坊。
輪っかに放り込んでどっか行っちまったら、村を覆ってる封印ずーっとこのまんまになるさね。
仮にも王の封印ってなら、ちっとやそっとじゃ解けやせんじゃろ。
[王を輪の中に放り込むなんて言葉が聞こえて、抗議の声を上げる妖精さん。
彼女にアレの何処がいいのか、などと聞いたら最後、それこそ小一時間ほど妖精王の魅力とやらについて語り出すだろう。
…結局はその異様に整った顔に収束するのだろうが。
騒ぐ妖精さんとは全く対照的に、彼は妖精の輪に視線を向ける]
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