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あぁぁァァァァッ!
[もはや周囲などなにも見えていない。
ただ動かなくなった姿を見つめて]
いやぁ、またひとりになるのはイヤァァァーー!
[全身の痛みに、蹲ったまま叫ぶ]
[アマンダを撃ったエーリッヒに、反射的に殴りかかりそうになる。
しかし、それより先にアマンダをどうにかする方が先であると、頭の中に残っていた冷静な部分が警鐘を鳴らした。
だが、治療を行えるブリジットは今彼の隣で蹲っている。傭兵であるマテウス辺りでは応急処置はわかるだろうが、それでも人では足りないだろう。
...はそう判断し]
神父様、ブリジットも一緒に広間から外に出して置いてください!
マテウスさん! 傭兵でしたら傷の具合や手当てはできませんか? 手伝いますので至急手当てを……。
[そうマテウスへと視線を向けるや、アマンダの側に腰を下ろすと、服を思いっきり破った]
[胸倉を掴まれ、ゆるりと目を上げる。]
…疑わしきは、殺せ。そう教えたのはあんただ。
先手を取らなきゃ、殺される。
まともに対峙して勝てる相手じゃない。
……我らは猟犬。
羊を喰らう狼を追い詰め、殺すため生まれた獣。
[呟くその目に、感情は無く。]
[ミハエルの言葉は届いていた。だが今はそれをしっかりと認識するような状態ではない。
エーリッヒに飛びかかるハインリヒを見ながら木箱に手を掛けた
だが銃はあっさりと取り落ちたようで
続いて、悲鳴が上がっている中、銃を向けた先…アマンダに目を向け傍によった
それはどう見ても…既に…それでも一応呼吸があるか確かめるように手を口元へ]
……ったく。一発でかよ…
……あ…あぁ、なんて事を……
[目の前で奪われた命の光]
何故?何故話を聞いてからではいけなかったのです?
[混乱と騒乱]
[死を悼む事も忘れて]
イレーネさん!
[崩れ落ちる体を支えるには届かない]
[動けない]
[全て、遠い。
近い位置にある、鉄の塊に触れる。
人の命を奪ったばかりのそれは、熱を持っているかのように思えた。
怪我を負った右手一本で持つには、重かった。
左手を添える。
使った事はなかったけれど、使い方は、知っていた。
緩く持ち上げて、]
ブリジット君…!
[しかしミハエルの声が届いて彼女を見ると、彼女はすでに出て行った後]
[追わねばなるまい]
[だがイレーネとリディの様子に、足は止まり]
リディ君!
[手を伸ばし、その手を引きとめようとし、そして]
イレーネ君
[ただ叫ぶ彼女に声をかける]
[怒号の中、呟きを聞き取る者がいたかどうかは定かではなく。
いたとしても、その意を問う余裕などはなかろうが]
……本気で訳、わかんない。
何がどうして、どうなってんだよっ……。
[吐き捨てる声は、常の彼と変わらぬもの。
それでも、そこには苛立ちがあって。
息を吐きつつ、広間を見回し]
って、お前はお前で、何やってんだよ!
[銃を手にしたユリアンの姿に、慌ててそちらへと駆け出して]
何を言ってる?
[男は、感情の消えた青年の目を見返す。猟犬…それは遠い過去の記憶に繋がる言葉。だが…]
てめえは獣じゃなく、人間だろうが!!目を覚ませ!
[目の前の色を無くした頬に平手をかまそうと手を振り上げる]
[月光に照らされた、銀色の獣。][それは『ブリジット』の本質を表したように。][どこか澄んだ煌きを放ち。]
[だがその内に宿るは、間違いなく獣の本性。]
[弾かれたように風の如く走り出し。][向かう先は。][先ほど捕らえた女の元。]
……ナニ、今の……。
[記憶のカケラを振り払った直後に聞こえた、コエ。
聞いた覚えはあったろうか、それとも]
……どこへ?
[駆け出した少女が、その姿を転じたのを、感じて。
その行方を、追いかける]
[ゆるゆると、それでも足を進め、イレーネの側に]
イレーネさん。
[声を掛ける、そっと、これ以上刺激をしないように]
大丈夫、あなたは独りじゃないわ。
わたくしが居ます…だから落ち着いて?
[蹲る彼女を、そっと抱きしめようと]
[視力は、良い。
クレメンスの声が届く前に、手が届く前に、それはしっかりと眼に入っていた。]
ああ、そっか。
せんせー。死んじゃったんだ。
[声は感情無く響いただろうか。
明るく励ましてくれた彼女の声は、もう聞けない。]
[引き鉄にかけた指。力が僅かに篭る]
[名を呼ぶ声が二つ。
瞬いた。
不意に腕から、力が抜ける]
[――ガシャン、][重い物が地に落ちる音]
[アマンダの口元に手を当て、その後に聞こえた吐き捨てるような言葉に、直接傷を見ていた...の手から力が抜けた。
銃弾位置は……致命傷だった。
まるで正確にこの場所以外ではありえないと思える程、的確な場所へと着弾した銃弾は、貫通する事もなくアマンダの体に居座っていた]
くそ! 命だぞ? 一つしかないんだぞ! 何でこんなあっさりと失わせられるんだ……!
[次第に足元へと広がってくる紅い水溜りを見ながら、それでも次にしなければならない事へと思考がシフトしていく]
(そういう風に育ててくれた父上を、初めて恨みますよ……)
[心の中で初めて家族に対する呪いの言葉を唱えた]
リディ君
[見てしまった彼女の手を引く]
外へ。
行きましょう。
シスター…
[目で彼女も促す]
[イレーネも一緒にと]
[だが動かないのなら、*その足も進むまい*]
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