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[エーリッヒらに、お休みと小さく声をかけ見送っていたら、マテウスの手が頭に乗った。]
ちょっ、マテウス。
[唐突に撫でられ、ややむっとしたように見上げる。
単に子供のような扱いに照れが混ざっただけだったが。
マテウスが告げたアーベルの末路には、菫の目を見開いた。]
っ、…ウェンデルが………。
[暫し絶句し。片手で腕を掴んだ。]
/中/
うー、わたしが疑われる…。
吊られるの自体は仕方ないにせよ、全人狼PL視点バレを避けるにはわたしの生存が必要なのに、生きてるのが不自然になる…。
メモ使ってもっと協議すべきだったかなぁ。でもそれすると先が見えすぎてつまんなくなるんだよね…。
あたしが落ち着けてるのは。
きっと、昨日マテウス兄さんとたくさん話せたから。
[頭を撫でる手に瞼を伏せるも、擦り寄るほどの気力は無い。
ただ、伝えられる事実を、その状態のままで聞く]
…聞けば、短い事なのに。
それでもやっぱり、胸が詰まるね。
[胸の前、手を組んで、祈りの形]
[視線を落としてしまった少女に真紅が細まる]
[それは大切な者を見る目]
ん、分かった。
[快諾し、またベアトリーチェの隣に腰を下ろした]
[少女が落ち付けるなら] [安心出来るなら]
[そう思いながら、少女の頭をゆったりとしたリズムで撫で続ける]
俺は。俺はまた。
…それは、嫌なんだ。
[同居人に向けた翠は睨むようですらあり。
けれど横で響いた「にぃ」という声にハッとなる]
ヴィンデ。
お前もずっと、見届けてきたのか?
[左手でそっと、小さな身体を撫でる。
暖かく柔らかい感触は、図らず癒してくれるよで]
ん。このままじゃ寒いか。
ちょっと待ってくれ。
[ぽふ、と頭を撫でて立ち上がる。
暖炉に火を熾し、それが安定してしまうまで留まって。
やがて静かにそこから*立ち去った*]
[彼は隣に居てくれた。]
[わたしは寝台に横になる。]
…わたしが眠るまで、ここにいてくれる…?
[寝台の中から、彼の目を見上げる。]
[ゆるゆると、祈りの形から手を解いて。
開いた翠玉は、親友の浮かべる柔らかな笑みを見る。
何処か痛そうにも見えると、そう告げるのではなく]
うん。一緒。
[抑揚の少ない声。乏しい表情。
普段と変わらぬそれらで、短い肯定を示す]
そうだね。ベアトリーチェが、そう。
でも。
逆にね。エーリッヒは違うってことにも、なるよ。
[信じるものが増えるのだと、端的に言葉にする]
中/4:6で吊られそうだな…。
そのときは俺も早めに表にでることにする。
ヨハナさんがかばってでてくる可能性も考えられるが。
/中/
さて襲撃。イヴァンはとりあえず、わたしの側をゼルが離れない場合にはそっちでお願い。
わたしが行けるならわたしが行きます。
その次は、どちらにせよそっちの順番ということでいかが?
良いよ。
それでベアタが安心出来るなら。
[寝台に横になるベアトリーチェの頭をまた撫でて]
[一度腰を上げると寝台の傍に椅子を持って来る]
眠れるまで、何かお話するかい?
マテウス兄さんのお茶、美味しいから好き。
ミルクティーが良いな。
[珍しく強請るような言葉を口にする。
ふと、思い出したように背の方向を見る。
紅が床に広がるその場所を]
…疑って、ごめんなさい。
[ぽつりと、謝罪の言の葉を]
こういうときこそ、落ち着くことが一番重要だ。
冷静に考えることが一番重要だ。
どこに落とし穴がわながあるかわからない。
[それは暗にイヴァンを信用していないことを示しており]
そうだな、二人にとっては心いたいことか。
[二人の反応を見ればそう応える、対照的に冷静な自分はよりその場に際立ったことだろう]
/中/
わたしが処刑されたら、後はよろしく、ということ。
そうなると、劇的なPLバレはどうしたらいいだろう…?
マテウスは一応、影の大ボスなんだから、あっけなく出て欲しくないなぁ。
/中/
代わりにこっちにも守護者が誰かは分からない、と。
今日ナターリアを襲撃するPC的な理由は無いね。
[今は亡き者に謝るゲルダの姿、
信じることを純粋に口にする姿]
やっぱり、俺の自慢の家族だな。
[くしゃりと再度ゲルダの頭をなでて、
ゲルダの注文に笑いかけながら]
了解、ナターリエはどうする?
中/イヴァンを襲撃は今後きびしいな。
今日殺す理由があるとすれば、俺の衝動殺人しかなさそうだ。
まぁ、ただイヴァンに占われてのあぶりだされよりは自分からでたいっていうのがあるな、
状況的にな。
冷静に考えることは確かに大切だけど。
でも。
あたしは…感情に走る人が間違ってるとも思わない。
そういう人間らしさを全部捨てられたら、何を信じたらいいか分からなくなるもの。
[マテウスの言う事が分からないわけでもないけれど。
手を、そっと自身の胸にあて]
落とし穴も。罠も。
自分が引っ掛かって痛いだけなら、いい。
間違って疑う方が…ずっと、此処が痛いもの。
分かった。
[既に眠りそうな少女に小さな笑みを漏らし]
それじゃあ色んな場所を回った時に聞いた話でも。
とある街で伝わってる話。
昔、身寄りのない少女が居て──。
[簡単な民話の様なもの]
[それをゆっくりとしたペースで語って行く]
[今の雰囲気を和らげるように、内容は楽しげなものを選んだ]
[静かに、優しい声色で]
[少女が安堵して眠れるような状況を作り上げていった]
[目を閉じる。手は、腕を握ったままで組む事は出来なかったが。
祈りだけはその内に。
ぎゅっと更に強く、腕を握り締めた後、ゲルダの声にはっと顔を上げた。]
そうだな。エーリッヒは違う。
…何だろう、あいつが狼だなんて思ってはいなかったが。
それでも、保障されると心強く感じる。
[そう、ゲルダに穏やかに告げた。]
…薬師殿は。
あの子以外の何物も信じず、全てを退けるつもりなんだろうか。
[イヴァンが信じられず。姿無き見極める者を信じ。
そんな果てに訪れる結末は、とても暗いもののように感じられた。]
落とし穴、か。
[マテウスが何を思っているのか、深い部分は読めなかった。冷静に立ち振舞う様は、傭兵だからといった思いが大半だったが。]
…まぁな。
ウェンデルの事も、幼いときから知っている。
それが、こうなってしまうのは。
[良い気分じゃないと呟いた。]
ん…そうだな。一杯だけもらう。
食欲は無いが…喉は渇いて仕方ない。
[こくりと頷き応えた。]
うん。やっぱり、いたい。
[乏しい表情では、親しくなければ伝わらないだろう感情。
頭を再度撫でるマテウスを見上げ、首を傾げた]
マテウス兄さんに褒められるのは嬉しいけど。
何か、あたしそう言われること、した?
[マテウスがナターリエへ問いかけるのに、翠玉の視線をそちらに移した]
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