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……予想通りと言うかなんというか。
転移座標事故か。
[>>+17 返る説明は、想定していたものと合致して]
しかし、だからって、何も俺と同じ事せんでもよかろーに。
[ぼそりと入った突っ込みは、全く同じ事をやった、と端的に物語っておりました]
まあ、いいや。
んじゃ、こっちでも、回収頼むわ。
……さっきの連中がまたいたら、優先的に潰してくれると助かる。
アレは、ちょっと放置できんからな。
─河エリア・上流─
……ティ、なんが血ぃだんらだんらしてっけんど?
『複写するのだろう、丁度良いのである』
[逃げ場の少ない河中の石の上。齧られた耳から大量では無いにしろ、齧られたことにより血が流れ出していた。抗議の声を上げたら改めて血を流す手間が省けただろうと言い返された。ちょっと納得いかないが、実際複写には丁度良かったため、直ぐには血止めせず懐から白紙のカード取り出し、耳へと当てた]
えーど、あぃどあぃとば用意しで……ぬぉ、なんがすっ気だんたな。
[もう片方の手でルーンカードを探していたが、ベアトリーチェの様子を見て意識をそちらへと]
水精灵稍微出借力吗?
[精霊魔法の呪を紡ぐと、河面がゆらりと揺れた。そうしながら取り出したルーンカードを一枚、血を付けた白紙のカードへと重ねる]
―湖畔エリア―
[>>72音が聞こえにくくなったのは痛手だったが、それであきらめるはずもなく。
ただ、ハインリヒが鉱石を落として言っていることには気づかなかった。
真空の刃があったったことを、空気にかすかにまじった血の臭いで感じ取る]
――っ! っと、やばっ、風よっ!
[さて、次の手は、と考えたときに足元の大地が姿をかえる。
熱くうねる溶岩がじゅうと音を立てて靴と足をやこうとするのに、とっさに風精に頼んで空へと浮かび上がる。
短い一言でも望みの事が――空中にうくぐらいの簡単なことなら叶うのは親和率が高いからだった]
ひえー、おっそろし……
大地よ、あらぶるその身を鎮め、かの者の立つ場を穿て!
[溶岩になっていない場所へと降り立ち、大地の精霊へと頼む。
溶岩が普通の大地へと半ば代わり、その土を補うかのようにハインリヒの足元のに落とし穴のようなくぼみが出来る]
─河エリア・上流─
[紫水晶は眩しい位に光っているがまだ発動されない。
杖への魔法のチャージ。少し反則技かもしれない]
Sei in diesem Zweig.
[片手に握ったままの小石に意識を向けて詠唱。
昨日の枝と同じように、魔力が宿ってもこちらは光らない]
行きます。
[揺れている水面にはあまり注意が向かないまま杖を構え直して、もう一度大きく息を吸い込んだ]
―隔離空間―
[ローザを追いかけながらしばらくして、ちょうどライヒアルトがナターリエと会話してるときだろうか]
今度から転移には私も付いて行こうかしらん?
また誰か送るたびに同じことやってたんじゃ大変だわ〜♪
[そう提案の言葉をカード越しに、ローザにおいつくと抱きつくように捕まって]
ローザさんの方が動き得意だから、追いつくのまかせるわぁ〜♪
[当然のようにそのままローザに追いかけるのを任せるだろうか]
―休憩所―
Accorde du pain à Omniscience, Dieu du philanthropism, je.
[どれ程の時間が経った頃か、呟きと共に本を閉じると、淡い光が散り、掌に吸い込まれていった。
他の本を抱え上げながら立ち上がり]
行くか。
[休憩所を出て歩き出した。
ユリアンの対戦相手は既に決定していた為、湖畔には戻らずに、林エリアの方角へ足を向ける]
[そして、向こうはこっちに気づいてなかったのか抱きついたところで、急に止まった後]
きゃ〜ん、なにこれすごい音痴〜♪
[思わず耳を押さえながらちょっと顔をしかめていたりとか。
思わず手を離しそうになる魔力も篭っていてかなりの地獄。
何よりローザに抱きついていて、一番近くにいたのは自分だったわけで一番被害甚大なわけです]
……次元の歪み、って、お前。
[>>+19 さすがにそこには突っ込んだ]
お茶目ですまねぇよ、コレ。
……大量発生した上に逃げ回るモンだから、物凄く苦労した。
最後は、仕方ないから『喰った』。
[何も知らずに聞くとかなりやばい事をさらりと言ってのけられるのも、まあ、付き合いが長いからです。
黒もふ──ホムラの本来の在り方である、漆黒の魔獣。
その特性を生かして取り込み、排除したのだ、というのは、説明ナシでも伝わるだろう]
ああ、ま、単位かかってる連中には、頑張ってもらわんとな。
……ん、正直言うと、俺はそれが怖い。
ふわふわの増殖能力持った魔獣とか、やってられんぜ。
きゃー、もー、やめて、ローザさんとめて頂戴な♪
[声は相変わらず軽い調子だったけども、必死な様子で呼びかける。
でも本人とっても気持ちよく歌ってるみたいでなかなか気づいてくれない]
ライヒアルトさん〜、たすけて〜♪
[カードを手に呼びかける、呼びかけるために周囲で一番大きかった音、ローザの歌声も拾って向こうに届かせていた。
被害拡大させたかもしれない]
……それ、魅力っつーんか。
[>>+21 更に突っ込みを重ねつつ]
ああ、対処としては正しかったな。
……ま、その辺りはさすがだと思ってる。
[胃痛に関しては、ご想像の通り、というのは置いておいて]
そもそも、対処とか超えてる存在だから……って。
……はい?
[>>*18 不意に、カードが震動した。
肩の白もふが、みゅみゅっ! と警戒するような声を上げる。
一拍間を置いて、カードから響くのは──歌声]
─河エリア・上流─
[複写したルーンカードをファンカンにまた銜えさせ。もう一枚、白紙のカードに紅を載せる]
ぅーい、間に合っぺっかねぇ。
『ルーンカードを使おうとしている点は評価するが、手際については落第点だな』
おっは、評価厳しいっぺよ。
[ベアトリーチェの詠唱の間に更にルーンカードを複写し、ひとまずの準備を終える。足元では河面が出番はまだかとゆらゆら揺れていた]
細胞活性 修復
我身 命小活性化 止血
おっしゃあ、どっがらでも来や!
[ぐい、と紅の垂れる部分を拳で拭い、止血だけを行う。ファンカンが銜えていたカードと正方紙を手に取ると、ベアトリーチェを見据えて声を張り上げた]
……ちょ、まっ……。
たすけて、ってなんだよ、コレ!?
[諸事情につき、状態異常耐性は高い方なのだが。
それだけに、これはきつい。かなり]
とゆーか、静寂空間作るとかで、どーにかならんのかっ!
精霊力は、一通り揃ってんだから!
―湖畔エリア―
(やっぱ浮けるのか!だよなー風得意そうだし!)
[>>74 内心舌打ち。シチに禁止されてるから心の中でだけ。ユリアンが動いたことを確認して身構えるが―]
ちょアッー!?
[思わず声をあげたのは、予期せぬ場所がくぼんだから。もちろん己の足元だ。
上半身を横に倒して穴に落ちるのを回避するが、姿勢が大きく崩れた。また小石がこぼれていく。]
(畜生、こっちが崩されたか!)
[すでに煙は消え始めようとしている。どのみち視覚を奪うなんて、精霊使いにはあまり意味がないだろう……心理的な問題だ。身を隠したい。
さて、どうするか。]
……熱源探知……熱を追って熱と共にもだえろ、……!
[体制は崩れたまま、スリングショットに複数の石を構えてぼそり。ユリアンめがけてはなった。
石の一つ一つが高温の熱をもっている。散弾銃のようなものか。]
―林エリア―
[相変わらず本の重さも躊躇も感じさせない無表情で、林の中をすたすたと進んでいると、ふと木々が不自然に揺れ、頭上に影が差した。
見上げた彼の目に映ったものは]
……甲虫か。
[六足で大きな一本の角を持つ、黒光りはしているがキッチンに出るアレとは違う虫が、翅を広げて飛んで行く。
但しそれはとてつもなく巨大で、全長は目視しただけでも2mを超えるかといったところ。
僅かに目を細めた]
……それ……。
ほめてん、のか?
[>>+23 みゅーん、と鳴いて丸まっている白もふをぽふぽふとしてやりながら、ぼそっと突っ込むと]
『……敢えて、聞くのか』
[そこに、漆黒が突っ込みを重ねた]
─河エリア・上流─
Feuerball!!
[杖を振り上げて振り下ろす。
紫水晶から吹き上がった炎は大きな球体となって、迎え撃つ体勢のヴィリーに向かって飛んでゆく]
も、ひとつっ。
[呼吸を乱したまま、手に握っていた小石も投げつける。
河のなかから生まれるように大きな影が立ち上がった]
っひゅぅ。はぁっ。
…行きなさいっ。
[そこで完全に息が上がってしまい、続けて号令は出来なかった。
炎球よりかなり遅れて、石人形が同じ場所へと腕を振り上げる]
そうしたのはやまやまなんだけども〜♪
ふわふわが周りにいっぱいいるのよね〜♪
[下手に魔法、もとい忍法を使えばふわふわ被害は拡大してしまう。
ローザを気絶させるという奥の手段もなくはないけど。
そもそも離れろよと突っ込みを入れるべき飛翔は前方のふわらいおんの上で完全にぐったりとのびていた]
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