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[僅かに眉根が寄る。痛いところを突かれたな、そう心中で呟いた]
…過去に一度、己の力を封じ、人として生きることを望んだ者が居た。
『気脈』に影響しない程度に力を封じれば、共に過ごすことは可能らしい。
…尤も、『封じ』の際の暴走で、それが成される事は無かったが。
だが、試みた事例がある以上、天が赦す可能性もあると言うことだ。
可能性は、ゼロじゃない。
[剣の切っ先を向けられても臆することなくマリーに視線を向けた]
[ 手を下ろして、ベンチへと近づくも、途中で止まる。
以前にはなかった、数歩の距離を、空けた侭 ]
ちょいと野暮用済ませてたもんで。
自転車ないしねえ。
[ けらり。笑うさまは、まるで前と変わらぬよう ]
まあ、高校上がってからは、機会もなかったしな。
俺は剣道止めたし。
……どうにも、旗色は悪い、かね。
[く、と自嘲の笑いが漏れた]
そう簡単には納得してくれそうに無い。
あの野郎、しっかりとポイントを突いてやがった。
……。
[じ、と視線を向けたまま。
瞳が険しいのも、以前どおり]
…そういや、おまえ。
何で剣道やめたわけ?
[当時は、聞くつもりもなかったし、やめるのは自由だと思っていたから特に聞かなかったのだけど。
忘れていたことを思い出すように、尋ねる口調は何気なく]
難しい顔してると女の子にモテませんよ、相馬先生。
[ 視線を躱すように、ゆるく首を傾げる ]
……大した理由はねえよ。
強いて言うなら、飽きたから?
[ 中学の時には今よりずっと“優等生”で、
部活にだって熱心だった。
それを知っていれば、真実とは異なると察す事も出来る一言 ]
わざわざ、それ聞くために呼び出したん?
ゼロ……じゃない、デスか。しかも、暴走って。
…………そんなの信じられるわけがないですし、お話にもなりません。
[そう呟くと、剣を握り直し、ブンッと一振り。
剣の蓄えた水気を一時開放し、あたりはたちまち薄っすらとした霧に包まれる。]
元に戻ってるかどうかは、当人か、でなきゃ従姉殿に聞いた方が早いだろ。
[多分、大丈夫だと思うが、とか軽く言って]
……過ぎたる想いは空回り、いらぬ傷を増やす、か。
どうなるかは、わからんが……。
今は、霊亀にかけるしかねぇな。
モテたところで何の利益もねえよ。
[女子なんて姉どもだけで充分だとばかりにうんざりとしたため息一つ。
ちらり、と視線を上げる。
飽きた、という言葉に少しだけ眉間に皺が寄る。
過去の記憶にそぐわない言葉。
もともと、高校だって剣道部がちゃんと強い学校をという話をよくしていたのに。
は、と小さく息を吐き出して]
…それも、あるかもな。
[ゆっくりと立ち上がる。
視線の高さが、同じくらいになる]
……お前、何企んでんだ?
[まっすぐに、碧い瞳を見て]
信じて欲しいところだったんだがな。
[ふ、と短く息を吐く。直後、周囲に霧が発生し、見通しが悪くなる。相手の姿を窺おうと瞳を細めながら]
──……”引”。
[静かに言葉を紡ぐ。土剋水の理に乗っ取り、形成された霧の幕を地へ落とし、吸い取ってしまおうと]
行ったら、帰ってくるのは当然だろうが。
[璃佳に返す言葉は、常と変わらず。
啓子の視線に、軽く、肩を竦めて]
取りあえず、ここにいても、仕方ねぇ、か……。
[外に出て、状況を確かめなくては、と。
まず思ったのは、それ]
そりゃ、ごもっとも。
[ 姦しい姉の事を思い出して、笑う。
訪れなくなって、久しいが。
互いに、女関係の話題はとんと無縁だった。
正確には、切ってきたというべきか。
近しい高さになった目線。
首を戻す。薄く、笑みは浮かべられた侭 ]
さぁて、ね。
案外、何も考えてないかも。
……考えるのも面倒になったかな。
楽しけりゃ、それでいいじゃん?
[ 風が、過ぎる ]
……まったく、だな。
水……か。
ことごとく、俺の手ぇ出せんとこでどたばた起きやがるな。
[境内での対決といい、今起きている騒動といい。
循環する属を宿す事を思えば、何かしらの干渉は生じるものなのだが]
きっかりあんたの居ないところでやらかしてくれてるね。
[漏らされた笑いはどこか軽いものだったか]
流石は相剋、と言ったところか?
厄介なことには変わりないがね。
/*
マリーは吹っかけ方を悩んでるんじゃないかなぁ、とちょっと思ったり。
アタシ表に九尾救うことあんまり出してなかった予感がwww
ほんとに、な……。
[なんでかんで、騒動の渦中にいたのは先日の屋上での一件くらいか、と思い返しつつ、呟いて]
厄介なだけじゃないから、タチ悪い、とも言うかね。
……なんにしろ、俺が干渉すると色々とこじれそうだし、そっちは任す。
[相変わらず、肩すかすような返答しかなくて。
もう一つため息をついて]
……楽しけりゃ、か。
それが、本心?
[まっすぐに見かえす。
内に燻ぶるものを煽るように風が頬を撫でていくのを感じながら]
……悠悟。
お前、何も考えてないなら…どうして最初に俺に何もしかけてこなかった?
[真っ直ぐに問う。
一番力量が分かっているだろう相手に。
考えてないと言えばそれまでだろうが、明らかに自分が最たる障害だろうに、と]
性質が悪いのはあの野郎だよ。
裏で手ぇ回しやがって。
[吐き捨てるような言葉。任す、との言葉には了承の言葉を返してから]
連戦ってのがちょーっと不安なところではあるが、ね。
[苦笑が漏れる。如何に肉体的なダメージは消えても、精神的な負担は残されたままで。その辺りがどう影響するかにかかってくるだろうか]
あー……それは、否定しない。
[吐き捨てるような言葉には、即、こう返し]
連戦……か。
負担、かけてんな、そっちにも……。
[微か、苦さを帯びる口調。
自身の火気で支える事、それ自体は可能だろうが。
同時に、対峙するものの水気に自身が消耗する可能性も高く。
支えるにも思うようには行かないようで、苛立ちが掠めたやも]
さ…… て、ね。
[ 昼の纏わりつく温さとは異なり、
夜の風は冷えている。
ふっと、笑みが失せた ]
お楽しみは後にとっておこうかな、って。
[ ――それだけ。
殊更強調するような、終わりの一言 ]
なぁ。
問答なんて、俺ららしくないだろ。
久々に、やらねえ?
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