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……へぇ。
でも…つけてるって事は、お気に入り、なんです…よね。
[多分、と。赤の煌きに、呆気に取られた表情を向けて。
内心、……そんなに高いもの贈ってどーすんだろ。とか
全く女心が判ってない事を考えていたりするが、流石に口には出さない]
ゥフフ、嫌ですわァ。お世辞じゃありませんわよォ。
そうですわネェ、おもてなしする日を愉しみにしてますワァ。
[口元のほくろを隠すように指先で覆い、艶やかな声を上げる。
薔薇色の髪と紅玉の瞳ゆえに、赤い宝石を贈られるのだろう]
曰くじゃなく美術品としてネェ…。
価値がありすぎる品も、お店に置けないのでまた困り物ですワァ。
[僅かながらに顔を上げる。女性の耳許の真紅を見留め、小さく息を吐き出す。]
綺麗。
[思わず感嘆の声を洩らした。青髪の青年とはまた違った意味で、耳飾りを見つめる。]
アラァ、残念だワァ。また後でネェ?
[疲れさせた元凶は、そ知らぬ顔でエーリッヒを見送った。
イレーネには、どう性別を判定したのか、営業スマイルを向ける]
ハァイ、初めましてかしらァ?
どうぞよろしくネェ。
[視線を向けたり笑んだり値踏みしただけで害はないはずだ。今は]
あぁ、その時はぜひゆっくりと楽しませていただきましょう。
確かに余り価値が有りすぎるものをそういう場におくのは不安ではありますな。
盗難やら破損やらの心配をしながらでは旨い酒も不味くなりそうだ。
[そう言って、暫し話をしながらふと時計を見遣り]
あぁ、もうこんな時間であったか…
そういえば、食事の用意があると聞いているが?
[傍にいた召使いの一人にそう訊いて、肯定の意が返れば頷いて立ち上がり]
すまぬが、ワシはそろそろ一度失礼を。
また後ほどにでも。
[そういって召使いが促すままに食事へと。
それがすんだなら与えられた部屋へと*向かうことだろう*]
マァネ、気に入ってないと言ったら嘘ですワァ。
髪と瞳の色だけで赤を選ぶ方ばっかりと言うのも困りますけどネェ。
それに身に付けずに宝石を持っていても仕方ありませんワァ。
宝石なんて、箱に仕舞いこんでいても価値なんて無いですものォ。
身を飾ってこその宝飾品でしてよォ?
[高いものだからこそ女には価値があるのだが。
気に入ってなければ売り払っているなんて言ったりはしない]
・・・は、い。
イレーネ=フルトヴェングラー、です・・・
[小さな自己紹介とぎこちない会釈を女性に返す。目の前の女性が怖いわけではなくて、大抵の相手にはこんな感じだ。多分。]
・・また。
[老人が席を立つのを見て、小さく声を掛けた。]
小説家 ブリジット が参加しました。
――お婆ちゃんっ!
[慌ただしくドアを開ける音。
老婆は瓶底眼鏡をかけ直すと、音の鳴った方へと顔を向けていた]
手紙、来てたんだけどっ!
あたしが、行って良いっ?
[目を輝かせながら手紙を渡す少女。
老婆は手紙を受けとると、無言で中身を読み…]
『…ん、行っておいで…』
[しわがれた声で肯定の意を示す。
今にも飛び出しそうな勢いの少女は、思わず天を仰いでいた]
やったぁっ!ありがとう、お婆ちゃんっ!大好きっ!
『でも、ブリジットや…』
[しかし、老婆はぴしゃり、と少女の気分に水を差す]
『人の手紙を勝手に読んじゃいけないよ…?
例え、家族のでも、ねぇ…』
ぅ…
[まさしく正論。穏やかながらも鋭い視線に、返す言葉のない少女は押し黙ってしまい…老婆を上目で見つめた]
…え…っと…その。ごめん、なさい…
[どんどんしぼんでいく少女に、老婆は小さく笑みを携える]
『まぁ、説教はここら辺にして…早くお行き。
ギュンターさんのお屋敷は少し遠いからねぇ…日が…明けるまでに付ければいい方だろうねぇ』
…ぃぃっ!?
[慌てて家の中を駆け回る少女に、老婆は笑いをこらえていた]
職人見習い ユリアン が参加しました。
坂が長いっての
[妙に長い坂を上りながら妙に格式ばった招待状を片手にため息を一つつく。]
しっかし、なんで金持ちはこうも高いとこに住んでんだろね。そういうのは煙だけにしてくれっての。
[そんな愚痴をこぼしながら、一歩一歩確実に進み、後もう少しで丘を上りきるところだ]
なんで俺が来ることになったんだろな。
[邸の全貌を目の当たりにしつつ、そうぼやく]
アラァ、これがお気に召したのかしらァ?
この大きさの一対は、なかなかないんですってェ。
私はヘルガ=ローゼンタールよォ。
よろしくネェ、イレーネ。
[イレーネの感嘆の声に、紅の唇が弧を描く。
女への直接の賛辞でなくても、美を褒められるのは心地よい]
…ァラン、もう食事の時間でしたのネェ。
私もまだいただいてませんのォ。
ご一緒してもよろしいかしらァ?
[ザムエルに釣られる様に、会話を切り上げる。
皆に会釈して、襞の多いドレスの裾を揺らし*ホールを後にした*]
へ、ぇ…。
[女性の言葉は、青年には理解の範疇外だったようだ。
呆気に取られたまま、ただ小さく声を漏らして。
イレーネの言葉に、マジで?と言わんばかりの視線を思わず向けつつ
続く女性の呟きを耳にすれば、はは…と乾いた笑いが浮ぶ。
贈り物が宝石とか、何だその金のかかる!とか思ってたり]
えーと、えっと。
…よ、用事を思い出したので俺も先に失礼します。
[人の邸に来た以上、食事会以外に用事がある筈もないのだが。
老人が席を立つのが見えれば、あぁ。と思い立ったように席を立ち。
後を追うようにして、忙しなく挨拶をすれば部屋へと向かう。
…半ば逃げるように部屋を出て行ったのは*気のせいではないかも知れない*]
[…そんなやりとりがあったのが、ほんの数時間前。
しかし、外はまだ明るかった気がする]
…
[馬車に揺られ、向かう先はオストワルトのお屋敷。
お屋敷の中に踏み居るなんて…夢の中でしか考えられなかったことである]
うふふっ…
[外を見つつ小さく笑えば、馬車の従者はこう言った]
『それにしても、嬢ちゃん。一人で旅をするとは感心だねぇ』
なっ…
[その言葉に目を丸くし…顔を赤くした]
こ、子供じゃないもんっ!…じゃなくて…じゃないです!
[…そして、こんなやりとりがあったのがほんの少し前。
馬車は道を下っていく。
しかし、少女はその音など耳に入っていなかった]
…ふぇー…
[初めて見るお屋敷に、そして、これから踏み居るのだと。
そう思うと、感嘆の声が思わず漏れる]
珍しい、んですね・・
[女性の話に僅かに目が輝いた。オルゴールにせよ耳飾りにせよ、綺麗なものや特別なものが好きなようだ。]
よろしく、です。
・・・また。
[ヘルガと名乗った女性が食事に向かうのを見送る。]
[邸を...はぼんやりしたまなざしで見て、それと見比べるように、手に持った招待状を見る。そこに書かれている名前はギュンターという邸の主の名前と……父の名前。
そう、この招待状は自分宛ではなく、父宛に出されたものだ。ではなぜそこに、父ではなく自分がやってきているのかというと、回想すれば
……
「ワシは今から新婚旅行行ってくる。というわけでワシの変わりに行って来い」
はい?
「じゃ、そういうわけだから忘れずにいくんじゃぞー。金はおいていかんからそこで食わせてもらえ」
えっ
「じゃなーー」
……
である。ようは父が再婚して、そして二人でどっかいくから変わりにいって来いということらしい]
まあいいけどさ
[一応、父一人子一人で自分を育ててくれたんだから祝福はするつもりでいるらしいのだが]
ただ、あんな若い娘。どこでひっかけたんだろな。
[内心、自分より年下を義母さんと呼ばなくてよかったこに安堵を抱いている]
[青年の視線を感じたのか、僅かに身を竦める。]
あ、・・また、です。
[そのまま彼は逃げるように去って行ってしまった。背中に掛ける声は、また自分が何かしたのかと思ったのか、済まなそうな響きを帯びていた。]
[そして部屋には一人きり。]
[片手にひっさげた鞄から招待状を取り出すと、もう一度中身を読み込む]
…大丈夫。大丈夫。お婆ちゃんの名前で来てるし…
あたしは、お婆ちゃんの孫だもん。
[ぶつぶつと小声で呟きながら、屋敷の門の方へと歩いていく…が]
…ん?
[前方に人影発見。
なんだ、遅れたのはあたしだけじゃなんだ。
安堵の息と共に、目の前にいる青年に何か親近感が沸いてきていた]
こんばんはっ。
あなたも、ギュンター様のオルゴールを見に来たの?
[思わず、声をかけてしまっていた。
…もちろん、顔面には満面の笑みを携えて]
ま、なっちゃったもんは仕方ないからせいぜい楽しんで、飯も食わせてもらおう
[と、そんな気楽なことを言う。別に...は嫌というわけでもなく、それなりに楽しむ気でいるらしい]
ってか、もしかして、かなり年が離れた弟か妹とかできる可能性もあるのか…
[そんな全然関係ないことを呆然と思いつつ、のんびりとした足取りで邸に足を運んでいる。と、そこに、一人の少女が見えた。同じ招待客かな。とのんびり考えていたら声をかけられる]
こんばんは……まあ、うん。
[と、満面の笑みに対し、仏頂面で挨拶を返したまではよかったが、実はオルゴールよりも数日間の食事代とかそのあたりのほうが主目的だとかいう怠惰な考えを持っていたために言葉に詰まりつつ]
そんなとこかな。見た感じ君もそうみたいだけど…っと。
そういや名前いっていなかった。ユリアン。ま、よろしく
[結局話題をそらすことにした]
ちゃんと、慣れないと。
オルゴールも見たいし・・
[時折使用人が出入りする他は誰もいなくなった部屋で、溜息混じりに呟いた。]
[ふと視線を隅に向ける。少し歪な形の、月を模した飾りランプ。]
・・・ぁ。
まだ残してくれてたんだ、おじい。
[自身が初めて作ったランプに歩み寄る。燈は灯っていなかったけれど、嬉しそうに手を触れ、表面を撫でた。]
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