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[委員会のメンバーに連れ去られていったゼルギウスを見送り、まだ少しだけヒリヒリする口の中を擦りながら、...は大きくため息をついた]
はぁ……。私は色恋沙汰でわたわたするキャラじゃないのに……。大体ライの事だってそういう訳じゃないんだけど……。
[と、言いながらも意識してしまうのは仕方ないところか]
─西館内・廊下─
まったく。
結界同士の距離とか、ちゃんと事前に計算しておけと……。
[呆れたように言いつつ、ため息一つ。
クラスメートはそう言うなよ〜、と笑って誤魔化した。
唐突な呼び出しがなんだったか、と言うと、結界同士の距離計算ミスによる相互干渉──ようするに、結界同士が重なったのでずらしてくれ、との事で。
空間的なあれこれは次元魔法の分野なので、手を出しに行っていたわけだが]
「そーいやさぁ、ゼル」
なんだ。
「三年前のアイツとは、どーなったんだ?」
どうって……別に、何もないが。
「何も、って、マジで!? あれっきり、なんも!?」
……そんな大げさな反応をせんでも。
[大声を上げるクラスメートに、呆れたような口調のまま、言う。
クラスメートが言っているのは、三年前に鬼役をやった時に最後に挑んできた女生徒。
勝敗が決した後、しばらく騒ぎになったのは、まあ、何とも言いがたい思い出な訳だが]
「……なー。
もし、再挑戦とかされたら、お前、どうすんの?」
それは……その時考えればいい事だと思うが。
そも、あれは俺が鬼役だから挑んできたんだろうに。
「……そーかあ?」
なんだ、その疑いきったというか、深読みしまくったような物言いは……。
[ジト目で睨みつつ言うと、クラスメートは処置なし、という感じで肩を竦め。
ついでに、水晶龍も呆れたように尻尾をぱたり]
そういや、鬼役の選抜はどうなってんだ?
随分と、やる気のあるのがいる訳だが。
[そんな事を呑気に話しつつ、のんびりと歩いていく]
[あれからどれだけ経ったかは分からないが]
………すぴー。
[未だ寝たままだったりする。灰銀もライヒアルトの上で丸くなったまま、何度か尻尾をぱたり]
[誰かさんが無防備に寝ていられるのは。
集団内では牽制合戦が繰り広げていたかららしく]
「でも誰かが行かないと」
「よし。ならイレーネ、行ってきて!」
え、なんで私?
「だって、レーネのおめあ……」
それはちがう、の!
導師から出された、か、だ、い!!
[ビュウ、とちょっと冷たい風が吹き抜けた。
首を竦める女性陣。言い切った本人はホンノリ薄紅色]
んもぅ。引き受けるのはいいですけど。
でも後で文句言うのとか、なしですよ?
[ああじゃないこうじゃない言ってる友人たちからブランケットを受け取り。ライヒアルトの寝ている方へと近寄った]
[すぴすぴ寝ているライヒアルトの頭の上。灰銀がのんびりとしていると]
『……あら』
[近付いて来るイレーネに気付いて灰銀がそちらを向いた]
『何か、ご用かしら?』
うん、ずっと寝てるみたいだから。
風邪ひかれたら大変って。
[灰銀の異界龍から声が掛かればちょこりと頭を下げて。
手にしたブランケットを見せながら、距離を置いてこちらをじぃぃっと見ている集団も首で示した]
お疲れなのかしら?
それとも体力温存中とか。
『馬鹿は風邪を引かないもの。心配は無用よ。
けれど好意はありがたく受けておこうかしら。
万一があっても困るし』
[酷い言いよう。示された集団にはちらりと視線を送るだけで。広げられたブランケットに視線を戻すと、ゆるりと灰銀が頭を垂れた]
『大方寝不足だとは思うけれど。
興味あるものに対する姿勢は真面目で貪欲だから』
[灰銀の尾がぺしりとライヒアルトの額を叩く。当人が起きる様子は無いが]
そんな、私じゃないんだから。
うん、受け取ってもらえると助かります。
[馬鹿かどうかはさておき、普通の風邪はひかないですね。体質的な意味で。
ここで目的達せずにいると後ろが怖いのでホッとしたよに。
一応起こさないよう、そっと肩から下へと掛けた]
寝不足になるほど?
熱血なんですねぇ。
[はたかれても起きる様子の無いライヒアルトにまたクスリ。
長居しても後ろが怖いかな?でも異界龍と話すのは楽しいのです]
[ブランケットをかけられると少しだけ身動ぎしたが、まだ起きる気配は無く]
『ありがとう。代わりに礼を言っておくわ。
熱血とはまた違うと思うのだけれど。
集中すると時間を忘れる癖はあるようだから』
[言いながら、一度視線はライヒアルトへ。ライヒアルト興味を示す内容は大概くだらないことなので溜息も交る]
どういたしまして。
皆にも伝えておきます。
そっちの意味ですか。
たまに図書室とかで見かけるタイプですね。
ライヒアルト君は外で飛び回っている方が似合うけれど。
あ、だからここで力尽きてるのかな。
[何かを納得したようです。真実かどうかはさておき。
溜息交じりの灰銀龍にはまた小首を傾げながら]
苦労されてます?
[使い魔や契約者を持ったことは無いので実感などはないのですが。なんだかそんな印象を受けました]
7人目、雷撃学科2年 レナーテ がやってきました。
『ライヒの興味は尽きないから。
実家が色んなものを取り扱う商家なのも寝不足の理由の一つかしらねぇ…。
興味ある蔵書があったりすると、ずっと読んでたりもするから』
[外を飛び回っている方が、と言うのには同意するものの、それだけに留まらないのがライヒアルトだったりするわけで。苦労して居るのかと訊ねられると、見ての通りと言わんばかりに遠い目をした]
『…たまに何でこの子と契約したのかと考える時があるわ』
[少し腹が立ったのか、先程よりも強く灰銀の尾が揺れた。ぺしんとライヒアルトの額が良い音を立てる]
…ふにゃ?
[その衝撃で流石に目を覚ました]
そういえば聞いたことがあったかも。
勉強家でもあったんですね。
[聞いたのはファン倶楽部(非公認)の子たちから。
自分が見かけるのはどちらかというと外でばかりだった。室内よりも外が好きなのはこちらの性分でもあるからだろうが]
それでも契約したんですよね。
[遠慮ない一撃にもクスクスと笑って。
とうとう起きてしまった相手には、あ、と口元に手を当てたが]
おはようございます。
[真正面にいたのもあって、逃げるのも変かと挨拶してみた。ちょっと笑っているのは会話の名残か、それとも無防備な顔を見てしまったからか]
─西館2階・廊下─
「……お〜い、ゼル。
ナニ、縁側でのんびり眺める隠居モード入ってんだよ、お前」
[相方と一緒に中庭の様子をのんびり眺めていたら、クラスメートに声をかけられ]
ん、ああ。
と、いうかだな。
律儀に待っている必要もなかろうに。
「いやだって、他にもやってもらいたいこと、あるし……」
……貴様。俺を何だと思ってる……。
まったく、大概にしろ、と言うのに。
[クラスメートを文字通り潰した『魔本』を右手へ呼び寄せつつ、ため息一つ。
だって人手がのなんの、と文句を言うのは無視してすたすたと歩いていく]
『ろくなこと学んで無いけれどね。
父親泣かせよ』
[そんなことを言ってまた灰銀は尾をゆらり。契約に関しては視線を逸らせておいた。目を覚まし挨拶されたライヒアルトは]
…………お、はよー?
[ふぁ、と大きな欠伸をしてから暗翠を瞬かせ。つられるように挨拶した]
んー?
そんなとこでなにしてん?
[くびかしげ、かしげ。]
寝るんなら布団のなかにしときー。
あ、でもな?ここに布団もってこい、って話じゃないで?
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