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─ 『蝕』翌日/診療所 ─
怖い、とはまた違ったと思うが。
昔聞いただけだから、詳しくは解らん。
[アルカ>>101に返すのは曖昧な答え。
男の問いに対してのソーヤの返答>>107の方が詳しい位で]
あぁ、それは俺も言われたな。
早々奥に入ることは無いから、忘れていた。
[泉の睡蓮と祭壇に触れるなとは、大人達が揃ってきつく言って聞かせてきたこと。
今も年配者が子供達に言い聞かせているだろうとは、容易に推測できて]
陽と月が重なったっていうと、『蝕』じゃないのか?
あぁ、そうか。
その何かが眠った時と同じ現象だから、何かあるかも知れないと思ったのか。
[年嵩の村人達が不安を抱いていた理由が、腑に落ちた]
―『蝕』翌日・診療所―
…つまり、何か起きたんじゃないかってじーさんたちは思ってるってことだね。
[きっかけの一言>>95と、ソーヤが思い出しながら言ったこと>>107と、
続く、ヒューゴの言葉>>112。
それで自分がわかったのは、不安の原因のようなものと、他にひとつ]
…ボク、伝承の話…全くまじめに聞いてなかった…。
[泉に入ったり、祭壇に登ったり、睡蓮に触ったりしたら怒られる。
だから、やらない。それだけだった…ということ]
ま、『蝕』だって滅多にあることじゃないし…びっくりしちゃっただけだって、みんな。
…明日もこんな雰囲気だったら、でいいんじゃないかな。
[偉そうなことを言った割にはノープランをさらっと露呈させた]
― 村 ―
[ポラリスを見送った後]
エリィゼちゃんは、本屋さんに用事?
僕も寄りたいから一緒に行こうか。
[この少女になら隠す必要も無いから、そう声をかけて、手を繋ごう、と、言うように差し伸べた]
─ 『蝕』翌日/診療所 ─
あー、そっか。
それって、『蝕』の事なんだ。
[引っ張り出したうろ覚えの記憶へ返った言葉>>112に、ようやくいくつかの現象が重なって、ぽん、と手を叩く]
そういう事なら、不安になったりもするよなぁ……。
[とはいうものの、それが動物たちの落ち着きのなさとはすぐに結びつかなくて、んー、と首を傾げるものの]
ん、そーかもな。
深刻になりすぎちまってるだけかも。
[諸々が繋がりはしたものの、その先には思考は伸びず、アルカ>>114に同意の頷きを返して]
明日まで続いたら……その時は、いくら何でも、みんなで集まってなんかやるだろうし。
[こちらもこちらで、さらっとノープランぶりを晒していた]
……さて、と。
届け物も終わったし、俺、そろそろ仕事に戻るよ。
森の様子、また変わってるかもしんないしさ。
[相棒は相変わらず落ち着きないけれど、のんびりしているわけにもいかないから、と。
軽い口調で言って、椅子から立ち上がった]
─ 村 ─
[クレムとエリィゼと別れてからしばらく歩いて、不意に足を止める]
……これ、皆に知らせないと、だよね。
[『封』は破られた。
けれどまだ何かが起きたわけでもない。
それがポラリスに迷いを与えていた]
う〜〜〜……
一回、誰かに相談……。
[そう考えてまた悩む。
誰に相談するべきか。
ふ、と浮かぶのは一つ上のしっかり者の医者。
忙しいかなぁと思いながらも、足はそちらの方へと向いていた]
― 村 ―
[クレムが離れて行くのに手を振り返して>>109
顔色が少しだけよくなっていたのに安心はしたけれど、心配は拭えないまま
ポラリスからの返事>113が返れば、やはり、うーんと考えてから]
そう、なんだぁ……うん、本当の事だったんだ、って言うのはなんとなくわかる、かも。
[なんとなく、の理由は伝えないまま、本屋へ向かうことに了承を得れば笑って]
うん、約束したし、リィが約束守れない子だって思われたら嫌だもん。
[零すのは、相手に嫌われたくない、と言う思い]
ポラリスお姉ちゃんも、また、ね。
[そう言って、やはり手を振り返して本屋へと向かった]
[本屋に向かおうとした所で、離れかけたクレムから声が掛かった>>115]
クレムお兄ちゃんも?
うん、それじゃ一緒に行こう。
[手を差し伸べられたなら嬉しそうに手を繋いで、共に本屋へと]
ううん、あんまり役に立ててないみたい。
また、今度あったら訊いてみるね。
[ポラリスが曖昧に返したのは、きっと何かある、と思ったから]
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