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・・・・ギア、ス?
何だよ、ソレ。
[晴美の言葉に、痣に、ただただ呆然と。]
・・・意味分かんねェ。
[眉間に指先を、掌で顔を覆うようにして。
ぽつりと呟いた。]
・・・アハ、ハハハッ、ハハッ
[響く哄笑はたのしげで。
抑えていなければ、表にも出てしまいそうで。]
そッか、・・・そーだよな。
[指の隙間から見える桜。
未だ開かぬ小さな蕾。]
未だ、足りねェッてさ。
もっと、もっと――ハハ。
玲ちゃん。…ま、厳密に村の人間とは言い切れない私の言葉なので聞き流してくれて結構ですが
外にはよからぬことをする者も確かにいますが、それだけではないのですよね。
榛名さんを運ぶのを手伝ってくれた裕樹や小百合さんも外から来た人間ですしね。
全員が全員ではないのです…そうでなければ史人も外で生活したりなどしないでしょうしね
[独白するようにぽつりぽつりと言い、しばらくの間*そこにいて、榛名が寝たならばそっと部屋を後にするだろうか*]
[史人の問い掛けに僅かに思案するが]
……ああ。
[短く肯定のみ。詳細はまだ語る気はないようだ。]
恐らくはこの出血も桜の開花が原因だろう。
……そして。そして綾野がこの開花に関わっていることも予想はしていた。
[そう言うと、史人の抱える綾野の遺体に歩み寄り、その衣装の右腕を捲る。
するとそこにあったのは晴美のものと対になる桜の紋様。]
祀の櫻木、政の西行院。
これが、それぞれの当代と次代にのみ伝えられる、それぞれの役割に殉じることを誓う契約(ギアス)。
おそらく何らかの形で繋がりがあるんだろう、な。
そのうちわかるようになるかもね。
[微笑みかけながら]
まぁ、わからなくても困らないことだし。
大丈夫だよきっとね。
[その声は優しく、そっと頭を撫でながら]
大丈夫ならよかった。
うん、涼ちゃんが元気になってくれてボクもうれしいよ。
おばあちゃんのところ?
それじゃあ一緒に送っていってあげるよ。
[笑いかけて涼をそのまま家に送っていった]
まぁ他に怒らすような人あそこに居なかったしね。
アレにはアレの譲れないもんがあるんだろうし、信念貫くのはいいんだけど。貫く相手を読み違えてるのよねぇ。
だから空気読めないって言われるわけだけど。
[と、小さく溜息をついて。]
あはは、そうね。ほっといていいと思うわよ。
私も半分くらいはほっといてるし。
…まぁ生まれたときから身についた習性っていうか、そういうのはそう簡単に治るもんじゃないし。こういう事もあったしで、仕方ないわね。
あ、裕樹が悪い事したわけじゃないんだし。余り気にしない方がいいわよ?
多分気にすれば、よけいに溝が出来るんじゃないかしら。
[向こうも気にしてるかもしれないしねーと小さく笑んだ。]
[晴美の説明も聞こえてはいたが、返す言葉は無かった。
やがて、深々と溜息を吐く。
顔から手を離した。]
・・・・なァ、取り敢えず、さ。
綾野おねーサン、どッかに・・
このままにゃ、しとけねーだろ。
[遺体からは微妙に視線を外しながら、弱々しい笑みを浮かべてみせた。]
それ、は…。
[蓮実の言葉に俯く。
確かに裕樹には昨日から好感情を持っていた。小百合は率先して榛名を運んでくれた。けれど自分は何と言った?]
『外のものに心惹かれてはいけません』
[ずっと言われ続けてきたこと。外との接触を完全に絶つことなど不可能で。外に出る若者も増えてきた村で。
だからこそ、年少者に村の古老が口を揃えて言い続けてきたこと]
…兄さんも。
[声は萎んだように小さく。蓮実の顔を見ることはなかった。
見ることが出来なかった]
……そうか。
[短い肯定と、その後の説明に、小さく呟く]
……開花に関わっている……綾が死んだから、桜が咲いた?
それとも……桜を咲かせるために、綾が、死んだ?
いや……別に、どっちでも、かまやしねえ……か。
[『過程』や『理屈』は、正直な所、どうでも良かった。
問題なのは、従妹が。
自分にとって、大切なものが、失われた──理不尽に奪われたという『結論』で]
…………。
[ぎ、と。きつく唇を噛み締める。
そのまま噛み切らんばかりの*勢いで*]
聡はどっちかと言えば…空気は読めるのに、読まない感じがするな。
良い悪いはさておき。
[肩を竦めて、小百合の笑い声を聞き流す]
誰も叱らないってのは、ガキの成長には良くない気がしてどうも、な。
簡単に治るわけじゃないならば、尚更さ。
[真面目で、少し張り詰めた表情。
けれど小百合の笑顔に瞬き、つられて相好を崩した]
…ん。それは嫌だな。
なるべく溝を埋められるよう努力するか。
楽しんでいるようだね。
[孝博の様子にくすりとした笑いから]
あはは、
そうだねもっと、もっと。
[涼にはやさしく語りかけるように]
うん、まだ足りないって巫女様?桜?はもっと求めてるみたい。
涼ちゃんにもそのうち、
手伝ってもらうかな。
[やさしく笑いかけるように]
ありがとう、少し…すっきりした。
今できそうな事なんて、そう無いが…。雑炊かお粥でも作ってくるかな。
…厨房を借りられたらの話しだが。
[宿の主人がいるだろう方向へ向かい]
小百合は…どうする?
[それは少し、手伝いの欲しそうな問い掛けだったかも*しれない*]
[蓮実や玲の説得にも近い言葉により、謝るような言動は減っていったが、それでも気にする性質なのはすぐには直らず。蓮実に頭を撫でられつつ、二人を見上げた]
[呼吸は落ち着いてきたものの、本当に気にせず良いのだろうか、と言う不安げな視線が二人へと向かう]
[言葉が出なかった代わりに榛名を襲ってきたのは睡魔。うつら、とし始めるとまた手を借りてベッドに横になる。しばらくして聞こえてくるのは、比較的落ち着いた様子の呼吸音。玲の呟きには果たして気付けたか*どうか*]
大丈夫だよ。
[不安そうな榛名には小さく微笑んでそう答える。
それ以上はなんと言えば良いのか、わからなかった。
やがて榛名が横になり聞こえてきた呼吸音に蓮実が席を立った]
[それに合わせて、パサリ、と何かが落ちる音]
あれ…どうして。
な、史人サン・・・
[言いながら、傍に寄り。
躊躇いながら伸ばした手は、鋭い視線に遮られたか。]
・・・分かッた。
じゃァ、運ぶのは任せる。
[行き場の無くなった手はポケットの中に収まった。
薄紅がひらはらと視界を過ぎって行く。]
誰か、知らせたほうがイイかな。
[踵を返して、桜に背を向ける。
問い掛けに肯定があったなら、集落へと*駆け出した。*]
作り直したばかりなのに。
[軽い音を立てて床に転がったそれは、紅の飾り紐]
綾姉と一緒に…。
[ゾクリとした何かが背筋を駆けて行った。
だが、落ちてしまったそれを拾い上げ、片方の手に握り締めたまま、榛名の傍に座り続けていた]
[兆した嫌な気配を、見て見ぬ振り*するかのよに*]
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