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…そんな事云っちゃダメだよ
[服の袖で目許を擦る少年を娘は諭す。
近い距離、ミハエルを見詰めてゆるりと首を振り。]
御免ね、如何しても来たかったんだ
[子供扱いするわけでもなく、
彼の両肩に手を置いて視線を合わせた。]
…君は人を信じたくはないの?
[投げかける疑問は信じられないと口にする少年に掛けられる。娘は、人を信じてきたから今の自分が或る。でも彼は違うのだろう。生い立ちこそ違えど、自分とは可逆の少年が気になっていた。]
―宿屋食堂―
[肩を竦めるユリアンにふむと呟いて独り言ちる]
後者なら理解がおよばねぇ世界だな。
伝承の類をみても結社という存在がある、とはあっても
その実態を詳しく記している書は見当たらない。
聞いても教えて呉れねぇんだろうな、団長殿は。
[結社の事は人狼を倒す為の組織としか説明されていない。
遺体に関しては普通ではない殺され方で
心臓とその付近が食い荒らされていた、等と言っていたけれど
流石に食事の場でそれを言うのは躊躇われ口を噤んだ]
うん……無理はしない。
私の為じゃない、この子の為に誓うわ。
[夫の願いには、そうはっきりと答えた。
もし自らの命で夫と同胞が救われるというのなら、
ぎりぎりまで抵抗するだろうが、
それでも差し出す事は易いかもしれない。
だが今は、夫よりも同胞よりも、
優先しなければならない存在が内に在る。
すりと、まだ青い果実に手をやれば、
時折感じる鼓動に、目を閉じ語りかけた。]
ちゃんと産んであげるからね。守ってあげるからね。
私は、おかあさんなんだから……。
[我が子は何を犠牲にしても守らなければと、
それは子が居ると知った時から、ずっと想い続けていた事だった。]
―宿屋/食堂―
つまり、ライ君はモテモテって事でいいのかな?
そっかぁ、神の愛って大変だから、修道士さんも大変なんだね。
[妻の説明に、判ったような判ってないような言葉を
なにやらゆらゆらしながら告げる。
と、ユリアンが去り際零す言葉に
揺れる紅を細めて、うっすらと微笑んだ。
けれど、何も告げることはないまま。]
ん。ちょっと、疲れちゃったのかな。
眠くなってきた……―――
[見上げてくる青に、微笑を深めて、片手を伸ばす。
生まれ持った色素故に、あまり頑丈でない身体は傾ぎ]
[ふ、と玄関の方を見る。
外へと駆け出した少年たちは未だ戻らない]
――…直ぐに戻ってくるかと思ったんだが
なかなか戻ってきやしねぇな。
あー…、ついていけば良かった、か。
[待つというのも心配なもの。
自分が追いかけては余計に追い詰めてしまうかもしれないと
考えて残ったのだけれど。
今は其れを少し後悔していた]
メシ、冷めちまうぞ。
[ポツと呟いて吐息を零す。
彼らが戻ってくるまで待っていようと食事には手をつけずにいた]
確かにまだ親しいって言うほどお互いに知ってる仲ではないけどな、
[小さく息をついてから]
まぁ、それでも下手な村連中なんかよりは、よっぽど親密なんじゃないか?
あんまりうれしくない理由でだけどな。
[それは村内の今の状況でのお互いの立場を指してのこと]
まぁ、人のこと心配したり助けたりに難しい理由なんていらねぇだろ。
誰だって心配するよ?
宿に残ってる皆だって、心配してる。
[ミハエルから不思議そうに聞かれれば、こちらも不思議そうに答え。
何も考えず飛び出してはきたけれど、宿に残った面々それぞれある程度の人となりは知っている為そう言い切れた。
ブリジットまで追いかけてきていることは知らなかったが。
ミハエルから信じたい者もいないと答えられれば、哀しげに眉を寄せたが、それでも緩く頭を振って。]
そんなこと、自分で言わないで。
自分から言っちゃったら、本当に誰も信じられなくなるよ。
ねぇ、私は……―――――
[言葉途中でふっと瞼が落ちると、
妻の身を潰さないようにと辛うじて動いた身は
食堂の机、並べられた料理の間に突っ伏すように
*浅い眠りに落ちた*]
ン――――…そっか
…僕はね、今までいろんな人達に助けられてきたんだ
[簡単には信じられないと紡ぐ少年の言葉。
揺らぐ翡翠を見止めながら、娘は自分の事を語りだす。]
人の厚意に縋って生きてきたみたいな物だからさ
…僕は―――人を疑うよりは、信じたいのだよ
今までお世話になった分を、貰ったものを何時か返せるように
若しかしたら裏切られる事もあるかもしれないけど、
でも、そうして拒んで一人ぼっちなってしまうのは、もっと厭だから
[ゆるりと顔を振るい、娘は眸を細めた。]
私も、お父さんだから、ね。
[揺れる意識の中、聴こえる聲にそれだけを返す。]
ねぇ、私は……――――
[その先続く言葉は、表と同様に*途切れた*]
其れを聞いて安心した。
こっちも無理はしねぇよ。
特にグラォシルヴには気を配っておくから。
[少しでも心配を減らそうとヴァイスルヴに聲を紡ぎ]
惑わす事が出来れば上々。
……お前さんの遣りやすいようにで十分だ。
[子に語りかける母の聲が聞こえればゆると目を伏せる]
―――だってそのままじゃ、何時までも寂しいままだよ?
[娘は肩から細い腕を放す。紅い痕残る、手当てされた手は、何時しか少年の手をぎゅっと握り締めて。]
―宿屋 食堂―
[夫の言葉>>147に、とりあえず一定の納得はしたようだと判断して、
そうねと返したが、幼馴染の眉間に眉根は更に寄ったかもしれない。
だがそれに何を返すまえに、眠いと訴える夫の声にそちらを向いて]
ゼル?眠いのなら―――
[声をかけたが、そのまま体が傾いでゆく。
慌てて受け止めようとした手は、夫が自ら避ける>>151ことですり抜けた。]
ゼル!?
[がしゃんと食器が揺れる音に、体がびくりと跳ねる。
急に倒れた夫の背に手を当てて揺り動かし
様子を伺うが、目を開ける事はなく、
どうしようと、やや泣きそうな顔で、幼馴染を見た。]
私のことは、信じなくても良い。
でも、ミハエル君が今まで話してきた人や、付き合ってきた人達のこと。
その人たちのこと、もう一度考えてくれないかな。
私は、ミハエル君とそんなに話したこともないけど。
ミハエル君がライ兄と本の話をしてたり、カルメンさんと笑ってたりしてたのがすごく楽しそうに見えたの。
そんな風に話せる相手も信じたくないなんて、私には思えないよ。
[ベッティやゲルダの様にミハエルを気遣うことも出来ず、情けなく思いながらも思うままを述べて。
許されるなら、ミハエルの頭を緩く撫でようとそっと手を*伸ばした*]
―宿屋食堂→個室―
ん。食事しようって戻ってきたら食事ありませんでしたってのはまた問題になりそうだ。
先にこの荷物を置いて来ることにする。
[ゼルギウスが伸びているのは少し驚いたけど。
ライヒアルトもいるから大丈夫だろうと荷物を手に自分の借りた部屋へと*向かった*]
[お父さんと、言う夫に、そうねと返し目を開けた時には、
表で夫は突っ伏して倒れ、そのまま動かず反応も無かった。]
ヴァイス、ヴァイス…?
[急に倒れた夫に、内でも語りかけるが返事はない。
さっと顔色は青く変わってゆき。]
リヒト、どうしよう……
[向こうと同じように、こちらでも同胞に助けを求めた。]
[ゼルギウスの言葉>>147に思わず項垂れる。
やはり助けを求める相手を間違えたのだ。
薄々分かってはいたことだけど何とも言い難い心境だった]
モテモテじゃないから。
修道士が大変だって事だけ覚えて後は忘れちまえ。
[それは彼に伝わったか如何か。
机に突っ伏すのが見えて小さく笑みを零した]
あーあ、寝ちまったか。
イレーネ、部屋用意して貰って休ませるか?
それならこいつ運んでやるぞ。
[イレーネに話しかけながらゼルギウスを指差した。
聞こえてきた言葉>>153にはゆると頷き]
嗚呼、わかってるなら良い。
[ユリアンの言葉>>152に、違いない、と同意して]
門外不出か。
もしそういう書物があるなら読んでみたいもんだ。
[じ、とユリアンに視線を向けるのは
仕入れてくれないだろうか、という妙な期待]
ああ、行ってくると良い。
[軽い口調で部屋に向かうユリアンを見送る]
[幼馴染の声>>156にゆると立ち上がり
突っ伏すゼルギウスの傍へと寄る。
念のため呼吸を確かめ、脈を確かめる仕草]
――…イレーネ。
これ、疲れて寝てるだけだ。
心配しなくても大丈夫だから。
[泣きそうなイレーネを落ち着かせようと
優しい声を向ける]
あんまり心配すると腹の子に障る。
……ゼルギウスが起きたら、後で叱ってやれ。
おやすみ、くらいは言って寝ろってな。
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