69 赤き燈灯る崖の上で
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―広間―
[ニーナとソフィーのやりとりを聞きながら、深く嘆息する]
でしょうね。わたくしは近くで見たわけではないけれど。
あれは爪や牙を受けた痕。そう、見えた、わ……。
[ケネス>>118に続けた語尾が震えて一度言葉を切った。
ネリーの肩に置いた手に入ってしまった力を抜く]
御伽噺の中だけの存在ではないもの。
人狼が出たとなれば、処分できたと分からない限りは、助けて貰えないでしょうね…。
[ゆるく首を振ってソフィー>>119を見た]
手だけでも先に拭いてしまった方がいいのではなくて。
爪の中で固まってしまうと厄介でしょう。
[ネリーに頼んでタオルを持ってきてもらおうとした]
(126) 2011/12/09(Fri) 00:04:28
[勿論、玉葱程度で死ぬことは無いと身を以て知って居るのだが。]
(*5) 2011/12/09(Fri) 00:04:55
使用人 グレンは、一度大きく深呼吸を行った。
2011/12/09(Fri) 00:09:11
― 広間 ―
[ニーナ>>125の言葉に小さく笑う]
……たまねぎなんかで逃げ出してくれるんなら、楽でいいねェ……
残念ながら、そんなものじゃあ、びくともしないらしいが……
[それでも何か効くものはあったような気がすると、昨日ぱらぱらと見ていた本を思い返す。
けれど酒を飲みながら見ていた内容はそう簡単には思い出せなくて]
……ちょっくら、本でも見てくるか……
[アーヴァインの様子も気になるし、と、視線をアーヴァインの部屋のほうへと向け]
(127) 2011/12/09(Fri) 00:11:25
―広間―
さあ。わたくしは出会ったことはないから分からない。
でも、小さな頃から繰り返し聞いて育ったから、いると言われたらいるのだろうと思ってしまうわね。
ここに集まった人の中に、とは信じたくないものだけれど。
[ニーナ>>125の冗談を聞き、力ない笑みを口元に作って、移動しようとしているケネス>>127を見た]
(128) 2011/12/09(Fri) 00:16:08
─ 広間 ─
……確かに、ここには、あんな傷つけられそうな動物って、いない、けど。
[ケネス>>124の肯定に、掠れた声が漏れる。
オードリー>>126からも実在を示唆され、状況への混乱から大きく息を吐いた]
ああ……そう、です、ね。
[手だけでも、という言葉に改めて自分の手を見る。
血溜りに思いきりついた手。
そこに残る色が、養い親を亡くした、という事を強く認識させた]
(129) 2011/12/09(Fri) 00:16:08
[ヒューバートに>>121頷き、
アーヴァインの部屋を退室した。
廊下を歩き始めた頃には
先程よりも更に落ち着く。
窓の外には、まだ吊り橋の燃える光景。]
(130) 2011/12/09(Fri) 00:17:06
―アーヴァインの部屋前―
[2人の手によって寝台へと動かされる叔父の遺体も、ただ見守るのみだった。
いつもならその気がなくとも、手伝おうという素振りくらいは見せるのだけれど。忘れていたのは少なからず動揺していた為か]
なるほど。ネリーさんも……とは言え、殆ど全員ですね。
[肯定>>122を得、頷いて]
……人狼が出たというなら、単純に考えるなら、残っている可能性の方が高いな。
客人のいない日などいくらでもあっただろうし。
[続く言葉は小声で、独り言めいたもの]
そうだとすれば、対処法は……
(131) 2011/12/09(Fri) 00:17:42
使用人 グレンは、其れを、黒曜石の眸で流し見た。
2011/12/09(Fri) 00:18:06
……それでどうにかなるなら、ほんと、ラクだよ、ね。
[ニーナ>>125の言葉に、小さな声で呟いて。
タオルが届けられたなら、しばし、手に残る紅を落とす事に専念する。
何かやっていないと動けなくなりそうだけれど。
具体的に何をすればいいか、は、浮かばない。**]
(132) 2011/12/09(Fri) 00:19:58
奏者 ソフィーは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 00:22:59
― 広間 ―
[意識はなかなか戻らなかったけれど。
皆の話し声に、だんだんと意識は浮上してゆく。
優しい手を感じていたけれど、それは今はなく。
まぶたが震えて、目が開く。
戸惑うように、一度、二度、瞬きをして。
ゆっくりと身を起こした。
自分がなぜここにいるのかわかっていないような顔]
(133) 2011/12/09(Fri) 00:24:19
醜い。
[襟首を弄いながら独りごちた。
剣呑さを帯びた眸を前方へ戻す。
此方に向かう人物が居れば、
埋葬の話を伝える事だろう。**]
(134) 2011/12/09(Fri) 00:27:22
― 広間 ―
……信じたくなくても、混じってるんだろうなァ……
[オードリー>>128に一つため息をこぼし。
ソフィー>>129に、信じられなくても仕方がないというように肩をすくめて見せて。
ウェンディが起きる頃に、広間を出ようと歩き出す]
……いちおう、アーヴァインの様子も見てくるわ……
[そして廊下へとでていった]
(135) 2011/12/09(Fri) 00:29:14
─ アーヴァインの部屋 ─
[大きく深呼吸するグレン。
それを見遣ってから、立ち去る姿>>130を見送った。
ハーヴェイ>>131が手伝わなかったことに対しては、客人であると言うのもあって特に気にはせず。
紡がれる内容に静かに耳を傾ける]
……ハーヴェイ様は、いえ、ハーヴェイ様もそうお考えですか。
グレンにはああ言いましたが、私も残っている可能性の方が高いかと、そう思っています。
この屋敷では今まで何も起きては居ないのですから。
[つまりは来客全てに疑いが向くことになるのだけれど。
自分から見て、既に3人は疑いから外れていた]
[続く小声は耳に届こうが届くまいが、何か言う様子は見せない。
人狼が実在すると言うことと、その対処法についての知識は持ち合わせていたために]
(136) 2011/12/09(Fri) 00:29:15
使用人 グレンは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 00:31:27
― 廊下 ―
[まっすぐに向かったのは自室で。
そこで本を拾い上げながら深いため息をこぼす。
アーヴァインの死を悼むように一度瞳をとじ。
手にした本をぱらりとひらく]
……役に立つかねェ……
[怪しいもんだ、と呟きながらも、ほかに頼るものはなく。
本を片手にまた廊下へとでる。
アーヴァインの部屋へと向かう途中、グレン>>134と会うことがあれば、話を聞き]
……そうかい……
[おつかれさん、と短く声をかけた**]
(137) 2011/12/09(Fri) 00:36:05
のんだくれ ケネスは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 00:36:59
―広間―
お願いしますわ。
[ケネス>>135を見送り、振り返ってウェンディ>>133が目を覚ましているのを見た]
気分は大丈夫?
こちらの方が休めるでしょうから、運ばせてもらったのよ。
[ソファーの近くまで戻ると、ウェンディと視線を合わせるように屈みこんだ]
(138) 2011/12/09(Fri) 00:39:36
[ぱち、ぱち。と。
まばたきをした視線は、声をかけられて、ようやくオードリーをとらえる。
休めるだろう、運ばせてもらう。
その言葉に、ぱち、と不思議そうにまた瞬きをしたあとで。
お礼を紡ぎかけて、辿った記憶に、涙がこぼれて落ちる]
あ、ああ…
アーヴァインおじさま…がっ!
[オードリーと合った視線は、涙で揺れてぎゅうと自分の身を縮ませる。
いやだというように首を振るけれど、涙が止まることはなく。
ぎゅと、小さな手が自分の胸元、服越しに小瓶のネックレスを掴んだ]
(139) 2011/12/09(Fri) 00:46:50
―アーヴァインの部屋前―
[使用人>>130の道を塞がないように立ち位置をずれ、その背中は横目で見送った。
途切れた言葉の先は紡がず、執事>>136に視線を向けて]
そう考えるのが当然でしょうね。
[苦いもの混じりの笑みは作られたものか否か。
執事の発言は即ち己も疑いの対象であるということだが、それを咎める言葉は出ない]
僕以外だと確か、5人……ですか。
絞り込むのは難しそうだ。
[指折りの中には養子である奏者は外し、長く滞在している叔父の知り合いはそうと知らずに含めていた]
(140) 2011/12/09(Fri) 00:48:02
―広間―
覚えているのね。
[涙を零すウェンディ>>139が嫌がらなければ、腕を伸ばして抱きしめようとした。
もしも子供が生まれていたなら、丁度この位になっていただろうか。そう思えば厳しい現実になど晒したくなどない。
けれどここから逃げ出すことが出来ないのならば、何も知らぬままにするわけにはいかない。それでは少女を殺してしまいかねない]
泣けるのなら、存分に泣いてしまうといいわ。
悲しみに潰されてしまわないように。
[耐え切れるか気遣いながら、少しずつ状況を教えようとウェンディに語りかけていった**]
(141) 2011/12/09(Fri) 00:53:58
ああ。
伝承ならこういうとき、「見極める者」なんて居ましたっけ、ね。
[苦い笑みのまま続けた言葉に重さはなく、あくまで伝承上のことを述べたに過ぎない。
それがこの場に都合よく存在するとは思っていないような口振りだった**]
(142) 2011/12/09(Fri) 00:55:16
書生 ハーヴェイは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 00:56:53
未亡人 オードリーは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 00:59:19
[抱きしめられるのを止めることはなく。
ただ、わずかに身体が震えたくらいで]
あ、あ…
[もう片手が、ぎゅっと、オードリーの服を掴む。
涙は止まらないけれど、強く握りしめて。
泣きつかれ、涙がとまる頃。
ようやく、その手は外れて。頭を下げる。
泣きすぎて声は小さく、それでもお礼を、オードリーに伝えて**]
(143) 2011/12/09(Fri) 01:09:00
双子 ウェンディは、メモを貼った。
2011/12/09(Fri) 01:09:21
─ アーヴァインの部屋 ─
[主の部屋の中に居た状態から廊下へと出て]
絞込みは……難しいでしょうね。
見目では判断出来ないのですから。
[表情はずっと、何とも言えぬもの。
複雑そうな表情のまま、ハーヴェイの言葉>>140に頷いた。
残る疑惑の対象も、疑いにくい者は何人か居る。
可能性が低いと分かっていても、人狼が居ないことを願ってしまうのは已む無しか]
「見極める者」、ですか?
伝承では確かに現れますね。
都合良く居るものなのでしょうか…。
[ハーヴェイの口振り>>142同様、当てには出来ないのでは、と言うように紡ぐ。
自分の中で「見極める者」と言うものが何か引っかかるような気がしたが、それが何なのかまでは思い至らなかった]
(144) 2011/12/09(Fri) 01:13:31
…少し、休息を取りませんか。
この状況で言うのも何ですが、皆様朝食すら口にしていらっしゃいませんでしょう。
何か口にしなければ、身体が持ちません。
[そう言って広間へ向かわないかと促す。
どちらの返事が得られようとも、自分は広間へと移動を開始した]
(145) 2011/12/09(Fri) 01:13:40
─ →広間 ─
[広間へと入った時、残っていたのは何人程だったか。
扉を開け一礼してから、その中へと入る]
ネリーから事情をお聞きになりましたでしょうか。
このような事態となってしまい、真に申し訳ありません。
それともう一つ、旦那様についてなのですが──。
[あれだけの騒ぎになっていたのだから、既に知れているのかもしれないと考えつつ、主についての話を持ち出す。
誰かから知っていると言う旨を聞けば、それ以上のことは言わず、後程庭に埋葬することを伝えた]
このような状況ですが、皆様、何かしら口にして頂けますよう、願い申し上げます。
何も口にせぬままでは、身体が持ちませんから。
[先程ハーヴェイにも告げた言葉を再び口にし、再び広間の者達に一礼する。
諾の返答をする者が居るのであれば、少量でも用意し、ダイニングテーブルへと並べて。
ネリーが辛そうであるならば、休んでいなさい、と声をかけて、客への持て成しは自分が一手に*引き受けた*]
(146) 2011/12/09(Fri) 01:13:53
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