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[近く近く、][瞬きもせず]
[深い青の合間に覗く淡い青は見えたか]
[数瞬と呼ぶにも長い間を置いて、]
…………、は
[口唇を離す]
[ちり、]
[体内で巡る雷撃の精霊力]
はい。
[ヘルガにももう一度頷いて]
べっ、別に首を突っ込んでるわけじゃ。
厄介ごとを見つけて回っているわけでもないのに。
ただ、気になったことをそのままにするのって気持ち悪くて…
[でもそれ良く言われるのです。というか怒られるのです。
結局自分のせいでいつも巻き込んでる人いますから。
抗議しつつも段々と語尾は小さくなってゆく]
「うん、セレス、大丈夫。
みんな、いるから」
[小さな声で、従魔は呟くよに]
……と。悪いんだが、ちょっと、セレス、見ててくれる……かな?
[そ、と従魔から手を離しつつ、問いかけて]
< にゃー。って人がいっても、それは猫のことばじゃないんですけどね。
なんだか、うれしくて、猫はにゃあ。となきました。
黒い猫にも、にゃあ。
青い布は、あとにしましょう。
だって、くるしいのを放っておくほうが、あのたいせつな布よりも、大切ですもの。きっとくれた人も、ゆるしてくれるはずです。
でも、黒猫さんったら、とっても怒ってるみたいだから。
ブリジットにいっしょに抱えられているんだもの。頭をおしつけて、にゃぁ。おこってると、つかれるよ?
棒読みの飼い主さんには、ちょっととがめるみたいに、もういちどなきました。 >
にゃー。
[ブリジットが笑ったので、満足げに言って
黒猫を威嚇した。(にゃーっ!)]
……にゃー、じゃなくて。
手伝ってくれる人って?
ブリジットは何かが判るの?
[天青の色…間近に掠めて、離れていく気配に、僅かに目を細める]
まー、分けてあげられる程度には溜め込んでたけど。
食事の仕方は魔族らしいってば魔族らしいねえ。
[呑気に言って、笑う]
< それから、戻ってきたナターリエの姿も、ちゃんと捉えました。
猫はほっとしたように、にゃあ。となきました。
ナターリエもきえちゃってたら、かなしいなって思ったんでした。
ほっとしたらなんだか、眠くなってしまうのでした。ぽかぽか、黒猫といっしょだからかもしれません。 >
「防衛レベル2実行」…防衛プログラムか。
確か防衛プログラムは暴走してるんだったな…。
無差別で、それの対象になったのがエルザで、そのエルザは消えたんだな?
どっかに転送されたってことか…。
んで、そうやって言うってことは、ブリジットにはエルザから機鋼竜の手伝いしてるような感じはしなかった訳だ。
『じゃあ共犯者はまだ居るってことだよな』
[自分が理解するためにブリジットからの情報を口に出して纏め直して行き。最後に腕を組み口元を右手で覆ってぼそりと呟く]
…ユリアンは、元気?平気?
イレーネがされた時は、すっごく疲れて、寝ちゃったけど。
[何だか、笑って元気そうだから。少しだけ安心したけれど
倒れると大変だし、一応尋ねてみる。]
探偵は名目上だ。
俺は情報屋に過ぎん。
人間相手の、な。
[当てにすんな、とブリジットに向けてヘルガが言った言葉に返す。何とも情け無い言葉であるが]
[目をパチパチ。いや違う見ちゃダメだから。
リディの方に慌てて視線を返して]
ええと、その。
もっとハッキリ分かればいいんだけれど。
[少しだけもごもご]
でも動いた力を読むことくらいなら、どうにか。
[聞こえてきたハインリヒの言葉に。
自分でも説明し切れないものを説明してもらえた気がして]
うん、そんな感じ。
[心配そうなイレーネにも笑みを向ける]
え?そちらも?じゃあ雷撃の力が欲しいってわけでもなかったのかな?
僕は、昨日精霊力を溜め込み過ぎたくらいだから、むしろバランスが取れたかもしれないですねえ。
[言ってから、アーベルに向き直る]
さて、お腹一杯になったんなら、中に戻りましょうか。
どうやら、今夜は表でウロウロしない方が良さそうだし。
あ、眠くなっちゃった?
ごめんね、本当にありがとう。
[腕の中の白猫の動きがちょっと変わってくればそう言って]
んー、どうすればいいかなぁ。
[せっかくいい気持ちなのを壊すのも悪いし。
いつもはどこで寝ているのかなと思案顔]
< アーベルとユリアンがなにかしてるのを見ても、猫はなんとも思わなかったでしょう。
そして、ねむい猫は、にゃあとなきました。
どうでもいいんですよ。
どこだって、猫は*ねられますもの* >
[彼の仔の声に、私は宥めるように彼の仔の背へと指先を伸ばす。
時の竜に頼まれれば、迷う事なく頷きを返して]
えぇ、私が側に…。
[離れ行く手と指先は、触れたや否や]
動いた力を?
ふーん……よくわかんないや。
ハインリヒ探偵は、人間相手だから機鋼の竜相手にはしょーこが見付からなくて困ってる?
[再びくるり、と身体の向きを変えた]
どうすればいいのかな。
よーし、じゃあリディは明日に備えてお散歩。
[広間のドアを開けて、屋敷から出ようとしたが
ユリアン達が居たので慌てて引き返し、二階へ*上がった*]
ん、……
食事のし易い、し難い。
それと、
した後。
違う感じ、はある。
[それが属性の違いとは認識してはおらず]
…………ん。
[中へ、と促されて頷いた。]
……助かる。
[返された言葉に、ほっとしたよに笑んで。
手を指先が掠めたなら、伝わる力──対ならざる対のそれに、微か、気が鎮まるのを感じるか。
ともあれ、まだ震える従魔をナターリエへと託して立ち上がり]
……さて、と。
ちょっと、風に当たってくる……。
[遠くには行かないから、と言いつつ。
誰に引き止められても止まることなく、ふらりと外へ]
あっ、一人にならない方がいいよ!
[慌ててリディに声を掛けるけれど、その時には既に姿は無くて]
…早いなぁ。
[どちらかというと遅いんです、自分が]
あ、こぼしちゃったんだ。
[今更ながらに落としてしまった皿に気が付いて。
寝てしまった白猫と黒猫をソファーの上に一度下ろすと、それを拾い上げて厨房の方へ片付けに]
へえ、やっぱりねえ。
[アーベルの言葉に頷いて、先に立って屋敷の中へと向かう。リディが逃げ出したのは目に入ったが、とりあえず放置したとか]
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