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─ 第二階層 食堂 ─
研究階層で寝てたんですか。剛毅だな。
地上ならともかく、船の中は足音立てないのも難しくないし。
寝てたらちょっと気配消されただけで普通はお手上げでしょ。
[スティーヴの疑問に突っ込むも、そこが問題ではないので掘り下げられることはなく]
主任さんの部屋にありそうなものか。
SS権限行使しただろう情報端末と研究データそのものと。
……主任さん自身?
うん、直接見た方が早そうだ。
[スティーヴに頷いて、ズズッと茶を啜った]
俺はその時間だとオーフェンと一緒に自室で寝ていたな。
[夜のことについてはそう証言して]
PMCって死体も食うのか?
[クローディア自身にというノブの言葉には思わずそんな疑問の言葉]
まぁ、そんなこと聞いてもわかるわけないか…
― 第二階層・廊下→食堂 ―
[どうにかして食堂についたら、自分の食べる物を確保に走った。
もっともやり方がよく分からない、届かないので、父親に手伝ってもらう事になるが。
席についていただきますはきちんと言って、適当にフォークに刺して、パトラッシュに差し出したがどれも食べられないだろう。
重い足はぷらぷら出来ないので、一見行儀よく食べていた。]
ごちそうさまー。
[食事の後水を飲みながら、解らない大人の話を、解らないなりに聞いていたのだが。]
とーちゃん、あのさ。
[と父親の裾を引っ張ったが、暫く黙った後で。]
……やっぱいいや。
[途中で止めてしまった。]
[オーフェンの分の食事は息子が望むものを用意するのを手伝うことに。
彼が望む望まないに限らずにサラダは確定で付くことになるが]
死体に寄生しても確かに意味はないな…。
捕食だけなら…意味はあるのか?
[遺伝情報を得るためにとかそういうことはいまいち理解できていなかったのでそこに意味があるのかどうかはよくわかっていない。
スティーヴからならばこの辺のことに専門的な意見も出ただろうか]
船内に閉じ込められて未知の生命体に襲われた時点で、すでに古典的な小説の世界みたいだけどな。
[人類の歴史の中、そういった物語はいくつも作られていたことは記録にあるし、さすがの自分でもそんなことくらいは知っている。
息子が呼びながら裾をひっぱるのに一度応えるが、すぐに途中で止めてしまい]
本当にいいのか?
[そう尋ねかけた]
― 第二階層・食堂 ―
[遠慮なくハンバーグとか頼めるのは、殆ど死体を直視していない為。
確定でついたサラダは率先してパトラッシュに持っていったが、無駄な努力となった。ピーマンとニンジンはこっそり残す。
ノブの様子には気づけなかったが。
いいのかと逆に尋ねられると、少しまた間が開いた。]
んー………あのさ。
かーちゃん何で死んだんだっけ?
かーちゃんの葬式とかは覚えてるんだけど、なんで死んだか覚えてねーんだおれ。
[今朝見た朧な夢や、いくつも見た死体がなくした記憶を燻るのか。
忘れてしまった事をいくつか、思い出そうとするように*尋ねた*]
生きていたのか。生かされていたのか。
生きたかったのか。生きられなくても良かったのか。
私にも分からない。本人に聞ければ良かったね。
[聞く前に殺してしまったのも自分達。
ウサギさんの宿主もまたジョエルを狙っていた。
けれど言葉ほどには残念そうじゃない。ωにとっては別にジョエルという個体に拘る必要はないからだった]
そうか。頼みにしているよ。
まだ退治されてしまうわけにはいかないからね。
[苦笑の影でウサギさんの宿主に視線を合わせて。
ωの顔を見せると唇の端を一段高く吊り上げた**]
[ピーマンやニンジンをこっそりと残すなら、自分のサラダの分も追加した量をオーフェンの口もへと。
これを食べようとしないときはいつものお仕置きコース野菜オンリーの三日間がはじまることになるだろう]
お前の母さんは…、ロザリーは…
[一度迷った後に、この機に全てを話すことにした]
アナーキー野郎の爆弾で死んだ。
[難しい言葉は理解されなかったかもしれない]
要は爆弾テロってやつだな。たまたまあいつが帰郷しようと居合わせた宇宙船が爆破されたんだ。
もっとも母さんの両親、つまりお前のおじいちゃんとおばあちゃんはそうは思っていないけどな。
[つまりは自分が連合軍の軍人だからその妻が狙われたんだと。
他に食堂にいた人たちにも聞かれることになったが気にした様子はなく]
爆破されたって言っても、ロザリーがいたところは爆発の中心から遠かったから死体は綺麗なものだったよ。信じられないくらいにな。
[母親の遺体については息子も見た記憶はあるだろうか**]
そのうち人間がいっぱいのところにいけば、また機会はいくらでもあるかな♪
[ジョエルが人間に作られたものなのなら、同じく人間に作られたものなど人が多い場所にいけば見つかるだろうとそう思ってのこと。
ノブである目の前の人物が不自然な笑みを浮かべていても、この宿主が気づくことはない。
意のまま操ることまではできなくても、軽い誤認識をさせるくらいにはなっていたから]
任せてよω♪
だって人間達がいっぱいいるところってとっても楽しみなんだもん♪
[知的好奇心、本能だけではない人間への興味、生物学者を中止として話される内容もただ楽しそうに聞いていた**]
[エリカが隣にいてくれる。
輪の中心から少し外れた位置取り。
食堂につけば手持ちのフリーズドライ食料を食べられるよう封開けて、コーヒーを彼女や必要な人に給仕した]
……………
[ただ、スティーブには近寄らない]
[俯いて、フォークで行儀悪く皿の上の野菜をつついていた**]
─ 第二階層 食堂 ─
キャップの部屋に入るなら俺のカードでも入れるが…居た場所が場所だからな。
リディアが襲われた理由がそれである可能性は否めない。
後はリディアの知識を狙った可能性、だな。
寄生第二段階以上なら、遺伝情報を集めながら知識も身の内に蓄積していく。
食らったものの知識をも糧と出来るなら…その知識が必要だったために襲った可能性もあるな。
[軍人の疑問>>102に仮定の言葉が多いものの、答えを返し]
先も行ったように知識を糧と出来るなら、元々の宿主が手馴れていなくても、食らった相手がその知識を持っていれば活用することは可能だ。
結局のところ、PMCに寄生されている可能性は誰にでも残っている。
[それが面倒な部分だと言いたげに、苦々しく言葉を紡いだ]
キャップ自身が狙い…?
いやしかし………だがまだしっかりと実験したと言う話は聞いていないな…。
PMCが死体も食うと言う話は聞いていない。
だがそれを実験したと言う話も聞いていない。
俺達ヒトも死体を食ってるようなもんだ、特に動物性のものはな。
それを知識として取り入れたとするなら……実行に移した可能性はある。
ただ、死体から遺伝情報と知識を得られるのかどうかまでは……分からん。
だが、ただの餌として捕食するなら、リディアだけで事足りたはずだ。
[だから遺伝情報を得るために死体を食らう可能性は否めないと、軍人>>105>>109や通信士>>107に対して言葉を向ける。
変異体についても可能性が無いとは言えない、と付け加えた]
生物である以上進化するのは自然の摂理だ。
俺達は特に手を加えなくても、進化するものは進化する。
環境に合わせた変化をした可能性は、否めん。
[落ち着かない様子のフランを見ていると、あの時生かしてしまったことが余計に不幸だったかもしれないと考えたりもしてしまう。この先生き残れるにしても、途中殺されることになるにしてもあの様子では地獄なのだろうなと。
他の生き残った者達に関しては表面上はそれなりに落ち着いているようにも見える。自分の息子がまだずっとおびえてばかりじゃないのは救いだった]
リディアの知識…機械関係か。クローディアさんのこととあわせると、向こうも今の状況をなんとかしようとしてるのかもな。
完全な擬態っていうくらいだから見た目だけじゃないんだろうが、知識までってなるとそっくりそのままのコピーになっちまうのかね…
[加えて新たな技能や知識技術までそこに追加されていくとなればやっかいなことこの上ない]
早めに退治しないと手がつけられなくなる可能性もでてくるか?
[確かな知識と技術をもち、行動に移す力も持ち、姿までもを変える相手と戦うことなどあまり考えたくはない]
[環境に合わせた変化という話を聞くと少し冗談交じりに]
いっそ、知識とかつけていって仲良くしようぜって向こうがなってくれれば楽なんだけどな。
[人間の行動は本能にだけはよらない、理性があるから。
同じことがPMCに起きのかは疑問を残すことになるだろうが]
俺も行く。
[スティーヴが向かうのはきっと食事も、オーフェンとの会話も終えた後で自分もそれについていこうとした**]
─ 第二階層 食堂 ─
[食堂を出る少し前。
軍人の言葉>>118に少しだけ思案]
……今の状況を、と言うよりは自分のための可能性も否めんがな。
[メンテナンスを必要とする者が居ると暗に告げる。
この先、整備士によって診てもらなくなる可能性は多分にあったはずだ。
それを補おうとしたのではないかと自分は推理する。
この推理に該当するのは───二名だけだった]
奴らがどれだけの知識をつけて行くのかは良く分かっていない。
ヒト以上の頭脳を持つ生物に寄生させたことは無かったからな。
奴らが知識を得て、何を思うかは、奴らにしか分からん。
共存を望むか、俺らヒトを捕食対象としか見ないかは、奴ら次第だ。
[冗談交じりに言われた言葉>>119も、真面目に思案した答えを返し。
着いて来る者を引き連れて、研究責任者の部屋へと向かうことになった]
─ 第二階層・食堂 ─
[どんな状況でも、食べられる時には食べる、というのは過去の色々で身についている。
それでも、肉類はまだ多少遠慮したくて、用意したのベジタブルサンド]
あー、ありがとねぇ。
[コーヒーを振る舞ってくれるフランに、にこり、と笑いかけつつ、周囲の話を聞く]
その時間だと、ウチも寝てたわ。
……部屋に入るため、ってのは、ふつーにありそうねぇ。
そうしないと入る手段がないのか、あるけどそれを気づかせないためか、ってのは、ちょっと置いといて。
[IDカードに関する話題には、そんな呟きを落として。
PMCに関する仮説や推論は、僅かに首を傾げながら聞いていた]
知識収集目的の捕食、かぁ……。
まぁ、今の状況どうにかしたい、ってのは、あちらの方が強い気もするしねぇ。
そのためにできる事はなんでもやる、ってのは、あって不思議ないわぁ。
生きるために、っていうのは。
何でもできるもんだから、ねぇ……。
[小さく呟いて、目を伏せる。
三層へ向かう者たちについていくかどうかはしばし悩んだものの、結局、動かなかった]
(気ぃしすぎ、とは思うんだけど。
……似すぎなんよねぇ、三層の構造)
[幼い頃に捕らえられていた場所を思い起こさせる三層は、可能な限り近づきたくはない空間。
もっとも、その理由を知る者は今はおらず。
何かを忌避しようとしている様子は、不自然にも見えたやも**]
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