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よ……ひとまず、何事もなく、か。
[そこにいる面々を見回して、一つ息を吐き。
丁度、耳に入った、止めるべきものの名に。
す、と表情を引き締めた]
……孝坊が、か。
[ぽつり、零れ落ちるのは小さな呟き]
[気配に顔を上げた。僅かな紫煙の匂い]
うん。
終わらせないとね。
私たちには私たちの大切なものがあるから。
[少し前、涼に言ったのと似た言葉を]
どんなに哀しいと思っても。
両方を取ることはできないから。
[もう一度。確かめるように口にして]
私は外のものではないと。そこまでしか考えていませんでしたが
[外のものが外のものばかり襲うのはいい手とは思えずにいて
後は利吉のいった相手だと…涼のことを思うならば真剣に考えてのことであろう。そして利吉が死んだということは
合致した玲の言葉と榛名の綾野を引き合いにという言葉で、軽く頷き]
これから、起こりそうですがね
[戻ってきた史人にはそういって考える
裕樹が琉璃を殺せたということは、殺せるということで]
ん、そうだな。
[顔を上げた玲の言葉に、頷いて]
終わらせなきゃならない……こんな事は。
これ以上、何も失わずに、奪わずに、済ませるためにも。
[それに、と。そこで一度言葉を切り]
……見守り、鎮め、そして諌めるが役割を、果たすためにも、な。
ま、起こるだろうな。
[蓮実の言葉に、軽く、肩を竦める]
後は、それを最後にできるかどうか……ってだけだ。
勿論、そのつもりでいるけどよ。
[言いつつ、服の上から確かめるのは、黒檀の短刀]
ダレに、殺されるッて。
オレが。
[苛立たしげな声が洩れると同時、扉は音をたてて開かれる。
ヒトの気配のほうへと足を進めた。
漏れ聞こえて来る話の内容など、ろくに耳に入りはしない。]
終わらせる…。
やらなきゃ、いけないんだよ、ね…。
[いくら魔に侵されし者とは言え、相手は村の人間、己も良く知る人物となれば表情は曇る。これだけのことが起きたと言うのに、何故か負の感情が浮かばない。在るのはただ悲しみのみ]
…私にも、何か、出来ること、ある…?
[誰に言うでもなく、不意に言葉が漏れ出た。皆やるべきことを、やろうとしている。自分は一体何が出来るのだろうか?]
でしょうね
[軽く言って史人と同じように肩を竦めるが]
史人。裕樹は私にとって大事な存在でした。
…ですが、あなたもそう。
だから、生き残りますよ。でないと許しません
[目を見てきっぱりと言い切り]
ま、私は臆病なので許さないといっても大したことできませんがね
[なんていって情けないような笑みを浮かべようとして、開いた扉を見る]
――!
[音に振り返る。開かれた扉の向こうから近付く人影]
私たちが。
あなたを殺すよ。
[薄汚れた白の懐に抱いていたそれを抜き出した。
葛木の技を見せてもらう、その一番最初に渡された一本の鑿]
これ以上は、もうさせない。
させるわけには、いかない。
[無意識に洩れた言葉が、聞かれていたとは思いもしない。]
・・・へ?
どーしたのさ、玲チャン。
[玲の手のモノに、軽く驚いた顔を作って。
同意を求めるように、周りを見る。]
[出来ること、という榛名の問いに]
……取りあえず、荒事って訳にはいかんし。
そこで、支えててくれると助かるかね、俺としては。
[さらりと返して。
蓮実の言葉には、ああ、と頷く]
死ぬ気なんざねぇよ……それこそ、バカヒトに怒られちまう。
[冗談めかした言葉を投げて。
玲の動きにあわせるよに、その隣へと]
支える…。
[史人の意図をはっきりとは汲み取れなかったが、前に出ないで居れば良いと言うのは理解し。頷いたところで扉の開く音がした。そこには孝博の姿。僅かに身を硬くするようにし、一歩、史人達より後ろへと下がる。両手は胸元で握られ、皆より後ろの位置から孝博を見つめた。その瞳に宿るのはただ悲しみのみ]
[その表情はしかりとは見えなくて。けれどその声も意図的に作ったようなものには聞こえなくて]
…どうして。
どうしてそんなところだけ、変わらないの…。
[強く握り締めた手が震える。それでも下ろすことはせずに]
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