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―西殿・回廊食堂前―
[派手な音に、何事かと隙間から片目を瞑って覗き込む。
多分、この現状傍から見たら凄く怪しい。
辛うじて見え感じたのは、中央にエルザとザムエル。
手前にいるティルには、近すぎて逆に気づいてない。
とかやってたら背後に何か居た。]
うおぁ!
ちょ、ダーヴィットかよ!
ばっくりしたー。
[心臓に手を当てて引きつった笑みを浮かべる。]
< 仄かな光をともした瞳と、深い闇を象った瞳が天を視る。
此処が昏いのか世界が暗いのか、水面の向こうに在るのは黒の輪郭ばかり。
どれもが同じ色なのに、どれもが違っているように思えた。
届きそうな距離に、近しいものがあるような気がした。
それが、己が属を有した剣――今は腕輪であると、理解していたか否か。
求めるように、感覚の無い手を伸ばした >
―西殿・回廊食堂前―
ああそうだ、そういやお前さんも怪我ってたんだっけか。
ちょい貸し。
[言いながら、怪我部分―背に回り、動かない翼の根元に手を当てる。]
―西殿・回廊食堂前―
[傷はすぐに癒される。ちなみにこの時点で琥珀粒子が乱舞しているので色々アウトなきもしなくもなく。]
…あれ。今は回復させない方がいいんだっけ?
[とか思ったのは、ダーヴィットにひっ捕まえられた後でした。]
―西殿・回廊食堂前―
[扉が空いて届いた殺気に、捕まれていたが無理やり捻って体回避。ここらへんは条件反射に近いものが。
間に合えば、ダーヴィッドにロッドの矛先が向くのだが。]
―中庭―
[左の黒腕輪――『神斬剣』から影輝の属が揺らぐのが伝わる]
……あぁ、そこにいたのですか。
[足元へと伸ばされる黒い手に向かい、右の手を差し出す。
いつかの時のように、紳士へも淑女へも思える仕草]
―西殿・回廊食堂前―
[翼に当てた癒しは、あまり効いていないようで。
あーこりゃダメな部類だなとは感覚的に。
ダメな部類とは、エーリッヒの無機物だったり、呪いがかけられたような傷だったり、それから身体的に限界がきているものだったり。
ダーヴィットのは3番目のに近いかな、とか思っていたが。
がっつり捕まれて、わーい逃げたいなーと思っていた矢先にティルの一撃が身体を掠める。
身代わりはダーヴィットにお願いしました。合掌。
その拍子に手は離れ、すたこらさっさと逃げ出そうとしたら横薙ぎの一閃が。こちらは流石に避けきれずにクリーンヒット。
壁にたたきつけられる。]
い、って!
[背中と脇腹の痛みに軽く顔を顰めるが、それも直ぐに修復される。
それでも逃げ出す足は大分鈍ったが。]
< 触れる手。
水が湧き出るように、揺らぐ影は立体へと至る。
まるで青年とそっくりな、しかし、真っ黒な人形のように。
音もなく蠢き、其処から徐々にかたちを変えていく >
……考えてみれば、終わっていない、ということは、精神を止められてない、ということですわねぃ。
誰が結界内に囚われたか。『力ある剣』がどうなったのかは分からなくても、これだけは確実ですわぁ。
[くぴくぴと。
考えながら、飲み物を飲んでいく]
とは言え。
一人で相対するのは、無理がありますわねぃ……。
誰か、味方は残ってないのかしらぁ。
[最後の一滴まで余さず飲み干すと、空になった入れ物を適当に投げ捨てて、ナターリエが食堂から出て行った]
―中庭―
[自身の姿似のような影を、青年は口元に笑みを浮かべて見つめた。その瞳は真意を覗くように紫紺から赤紫へと変わっていく]
あなたの『願い』は――…何?
[エレオノーレ、と音なく青年の唇が紡ぐ。影ではなく個の名を]
―西殿・回廊食堂前―
[足が鈍れば風に適うものはなく。
腕を取られ馬乗りにされればあっさり床には倒れ伏した。]
ぎゃー。離してぇー。
[本気とはいえない悲鳴をあげれば、きっと怒りは煽られるか。]
――…、
< 紡がれる名。影はまた、容を変える >
“私”を知りたい。
< 右半身は暗い影の侭。
左半身は、皆の前で取っていた「エレオノーレ」の姿を取る。
影竜王の影であることを、旧き記憶の器であることを命じられ、僅かに王の姿を似せて象られたそれは、真に、己自身と言えるか定かではない >
ああ。
考えてみれば、水で探知すれば……って、床が乾いていますわぁ!
も、もう探知出来ない……。
私の栄光は短かったですわねぃ。
[大げさに、肩を落としてうなだれたが]
まあ、いいわぁ。
歩き続ければ、誰か見つかるでしょう。
[すぐに復活して歩き出した。
それにしても、大雑把である]
あなたがあなたを知る為に、何を求める?
[暗い影の半身と、エレオノーレの半身。
両の目で見つめながら青年は囁く。その心に染み入るように]
私の『願い』を手伝ってくれるなら、私もあなたを手伝いましょう。
―西殿・回廊食堂前―
[ティルの怒号にもへらりへらり。
相変わらず軽薄な笑みをうかべていたら、ピアに顔を蹴られた。]
わーい。ぎぶぎぶ参った。
[まぁ可愛いものだったが。いやほんとに。
比べる対象がオティーリエの一撃だからそりゃそうだとかは置いておいて。]
んでもおいさん捕まえた所でなーんもなんないんだけどねぇ?
[それは存外に剣は持って居ないと言ったようなものだったが。]
……理を打ち破る力を。
影は影で在らぬよう、
己は己で在れるよう――
< 沁み入る赤紫は、影の色を変える >
剣を。
< 傍に在りながら王の手に在り、触れられなかったもの >
[いつ如何なる時であっても、結界の維持に精神は触れている。
結界に使われたのは心の力。もしも、読み解けるのならば]
『自由』…を得る為に……邪魔をされない為に…。
先に封じたのは……彼等なのだから……。
[青年の思いの残滓が、ゆっくりと響きあう]
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