情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―広場から大通―
[ぶすっとした侭歩いて居れば、
背後から突如大声が響いた。
驚いて、そちらへと向かって歩いて様子を見る。]
―ベア?
[きょとんとしたまま、呟いた。]
―広場―
[何だか昨日何かと目立っていた女性が、今日も今日とて目立っている。
と彼が思ったかは定かではないが、近くにいる金髪の少女を見つけて我に返った]
ベス!
[噴水の方向へ歩きながら掛けた声は、しかしあまりに目立ちすぎる為に少し控え目だった]
……パワフルねえ。
[口元に手を当て、目をしばたかせる]
ああ、ごめんなさい。
そうよね。この子なら、きっと可愛いわ。
でも、あなたも可愛いと思うわ?
もう15だったかしら、それなら『春の乙女』の選考対象にも入るのよねえ。
[状況に合わない世間話を始めた。]
おらおらー!
ちっちゃな女の子一人覚えてるような人はおらんのかー!
そんな記憶力、犬に食われて死んじまえー!
アタイ?
アタイの記憶力は、遠い昔に食われちまってっからいーんだよ!
[段々とかしこまった言葉遣いがはがれて、普段どおりの言葉遣いに戻っていく。
それでも、笑顔で楽しそうに啖呵をきる姿は、何故か悪口には聞こえないようで、周りの連中も苦笑したような顔をしている]
[集団の中でも、黒を纏った姿は目を引く。
そして、こちらへ向けられたとなれば、声を拾うのは比較的容易だった]
あ、ホフマイスターさん――
知っている子?
─詰め所近辺─
[うわー、やっぱなんかやなおっさん、とか。
そんな事を考えたのも束の間。
ヴィリーがさらりと言った言葉に、きょとり、と瞬いて]
……他、にも? それって……。
[視線は再び自衛団長へ]
ねぇ……爺様?
やっぱり、これ、『同じ』?
あいつの時と。
[いつになく、低い声で問う。
ハンスの冗談めかした挨拶が聞こえたのは、それと同時か。
団長は短く息を吐き。
可能性は高い、と返してくる]
─詰所付近─
[増えた気配は知った顔で]
[声は出さずに右手だけ上げて挨拶の代わりとする]
[ぷかりと紫煙が宙へと浮いた]
…その様子じゃお前も噂を聞いたみてぇだな。
その消えた奴に関して何か聞いてねぇか?
[行商人が閉口したことなど気にも留めず]
[情報を集めるために訊ねかける]
……あ。
[耳に入る酷い叫び声に苦笑いが漏れる。そのうち、不意に呼ばれたベアトリーチェの愛称。振り返ると、そこには意外な人の姿]
あれ?修道士さんだ。
[ベアトリーチェの様子を見た]
ああ、これは。
[声を掛けられて初めて手前にいた楽師の女性に向き直った。
あまりにインパクトが強かった為、近くに来るまで気付かなかった様子]
ええ。
先程親御さんが探されていたので。
[その親も、大声を聞き付けてそろそろ来るかも知れないが]
─詰所付近─
……おい小僧。
今回のこと以外に何か知ってんのか?
[同じ] [あいつの時]
[そして青年に返される団長の言葉]
[隻眸が鋭く二人を見つめる]
え、アタシですか?
あはは、そんなこと言われたことないですよー。春の乙女だなんてそんなの。
[ぱたぱたと手を振って、否定の姿勢]
エルさんみたいな人にこそ相応しいと思いますよー。
恋人への贈り物にー、香水はいかがー♪
友達の誕生日なんかにも最適ー、香水はいかがー♪
たとえ真冬でもこの街の、
ステキな香りを楽しめるよー♪
[声かけしながら歩いて行くが、いまいち人が寄ってこない。それは、この街のこの時期、当然なのかもしれない。わざわざお金をかけて香水なんて買わなくても、街中が花の香りに包まれているのだから。]
…むー。そうかぁ。
[興味があるような顔もいまいち見えず、失敗したかも、と頬を掻いた所で、大声が聞こえて興味を惹かれる。]
お祭りの中のお祭りなの?
[声のした方へ向かう…前に、わざと一滴香水を落として、周りの様子を見てみた。]
…けっこ悪くなさそう!
[おや?という顔をした人が数名居るのを嬉しそうに見て、自信をつけてから声のする方向へ]
ー広場へー
―――およ。
[色々と叫び続けている―――なんか放送禁止用語まで飛び出たような気もする―――と、ライヒアルトが近づいてくるのに気付くのに少し遅れた。
しゅたっと飛び降りると、ニッと笑いながら]
よ。兄さん。
アンタこの子の知り合い?
良かった。探してたんだぜ。
―広場 大通近く―
[聞こえた声の方を見れば、修道士の服。
ひょいと肩を竦めて後ろを向いて歩こうとして]
…う、わ!
[急に振りかえった為、香水売りの少女が目の前に。
果たして、ぶつかったかどうか。]
―詰め所付近―
[アーベルの発言にその顔をじっと見て]
[ヴィリーの挨拶に手を上げ返し煙を避けられる場所へ]
新しい被害者でも出たんですか。
ああ、どうせすぐ届くと思いますが。
事件性を認めるとのことです。
自衛団の働きに期待する、だそうですよ。
[上で聞いてきたばかりの話を伝える]
[自衛団長の顔がいっそう渋くなった]
─詰め所近辺─
[鋭い視線と共に、向けられた問い。
一度、自衛団長を見て。
それから、蒼の瞳をそちらに向けて]
……一年前にも、同じような事、あって。
その時、いなくなったのが、俺のダチだった。
……そんだけ。
[短く言って、肩にとまる隼の翼をそう、と撫でる。
ハンスが団長に告げた言葉には、どこか不思議そうに瞬いた]
―広場/噴水そば―
あら、本当?
[手を合わせて、ぱっと表情を明るくする]
それはよかった。
[未だ騒いで――もとい、呼んでいる女性を見上げ止めようとすると、その前に飛び降りてきた為に、一歩離れて距離を開ける]
こちらの方が、尽力してくださったんです。
おや、きみも探していたのか。
[近くにいた露店の少女にも漸く気付いたらしい。
話していたのが幸いして、例え最中に放送禁止用語が流れていたとしても彼の耳には届いていなかった]
知り合いの娘さんです。
丁度探していたところで。
[近付く女性に対して敬語なのは、年齢を知らない以上に恐らく30cm程ある身長差が影響している。
答えつつ、迷子の少女に対しては軽く手招きしてみせた]
[声のする方を見上げながら歩いていた。声がやんだ頃、丁度噴水から飛び降りる姿をみつけ、思わず声を上げる。]
あっ!溺れてなかった人だ!!
[酷い認識。]
[意識が、溺れてなかった人に向かった瞬間と、目の前に居た人物が振り返った瞬間は、ほとんど同時だった。とっさに歩みを止められる事もできず]
きゃあ!
[どんっとぶつかってしまい、尻餅をつく。背中の籠はガシャンと大きな音をたてた。]
そう?
ベッティちゃんなら、良い線行くと思うんだけれど。
旅に出たばかりの頃より、ずっと大人っぽくなったし。
[返ってきた否定には、頬に手を当てて眉を下げた]
私はもう「若い子」って呼ぶには、ねえ。
あれも結構、気力体力使うんだもの。
無理無理。演奏で、手一杯だわ。
─詰所付近─
はっ、今頃か。
そりゃあこれだけ広まれば隠すことも出来ねぇだろうしな。
お偉方は関与せず自衛団任せだぁ?
統治者が聞いて呆れるぜ。
[行商人の話しぶりからどこでの会話なのかは察せた]
[黒い噂もあるこの街で、上が動かず自衛団任せと言うのはあまりにも黒い]
[このネタが特上のものなのではと当たりを付け始める]
面白くなって来たな。
暴くっつーのも悪くねぇ。
[それがどれに対することなのかまでは口にせず]
[口元に楽しげな笑みを張りつけながら呟いた]
へへへっ。
尽力なんてこそばゆい言い方はやめてくれよ。
何でも屋の仕事ってやつさ。
[そう言って、ベアトリーチェのほうを向くと、笑顔のまましゃがみこんで、頭を撫でる]
よっ。
良かったな。もうすぐ、大好きな親父さんとお袋さんに会えるぜ。
『……(こくり)』
そうでしたか。
ありがとうございました。
[楽師の女性から聞いて、改めて剣士へと頭を下げる。
後ろのほうにいる煙突掃除には気付いていない]
ええ。大して役には立ってませんけれど。
……良かったです、見つかって。
[修道士に返す言葉に紛れ、瞳には微かに警戒の色。修道士に手招きされる少女の様子を眺める]
[ライヒアルトが手招く姿を見ると、パアッと顔を輝かせ、両手を広げてそちらの方へ走っていき―――そのまま、ライヒアルトを避けて、後ろから走ってくる親御さんに抱きついた]
おお。
フェイントだ。
[思わず、呟いた]
─詰所付近─
一年前にダチが、ね…。
今日まで音沙汰なしってぇことは巻き込まれてる可能性の方が高い、と。
思ったより前から起きてる事件なのな。
[急にしんみりしたような青年にいつもの態で言葉を紡ぐ]
[流石に笑みは引っ込めて居たが]
[前から、と言う言葉には団長から肯定の頷きが返ってきた]
それで、アンタの方でもろくに情報が入って無い状態なのか?
今回のことに限らず、今まででも。
[団長に向けた言葉には「昨日話した通りだ」とだけ返される]
[今日のことに関してはまだ居なくなったと言う事実確認をしたのみのようだ]
―詰め所付近―
従兄さんの所に呼ばれたから。
[不思議そうなアーベルに小さく教える]
[自分から行ったわけでもないことは容易に知れよう]
[親代わりだった叔父夫婦は山の手の住人だ]
だからどう、ってこともないだろうけどね。
団長さんはそうでなくても当然動いただろうし。
[ヴィリーの声に唇を歪める]
そういうやり方が好きでないのは俺もだけど。
あまり無残なことにはしないでくれよ。
あんたは時にやりすぎる。
[巻き込まれた者としての実感が篭った声だった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新