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……そりゃ、ね。
いつまでも潜伏してる「能力者」は、あれかなあ、っていうのはあるけど。
[棘のある言葉に、つい、こんな事を言う。
ゲームに即すなら、狩人抜き編成。
占い師出にくいよなあ、なんて考えるのは、逃避のような、違うような]
……身を守る方法、か。
そのくらいは、確保しないと、だよ、ね。
[玲の視線を追うように、晴美を見て。
零すのは、ため息まじり呟き]
―PC部屋前→資材置き場―
……だな。
こっちです。
[何度も行きたくない、には同意し。
亜佐美が頷いたので、彼女の前を少し歩調を緩め歩き、資材置き場へと。
中に先に入り、色々と詰まったダンボールをまず一つ外に引きずり出した。
もう一つ、同じようなものを外に出し、こちらは半分ほど廊下外に出し、廊下においたままにしておく。]
…まだあるけど、とりあえずこれくらいで十分かと。
そっち任せます。
[そう言い、重い方を持ちPC部屋へと戻る。]
出て来られたとしたって、「狂人」の可能性もあるし。
[淡々と聞こえる口調で続けた。]
で、僕行くけど。
[「とき」に視線を向けてから、返事がどうあれ部屋の扉に向かってさっさと歩き出す。]
[まだそのままならPCの部屋にいるだろうか、
まずはそこに確認にいくことにした、もしいなくても足取りくらいはわかるかもしれない。
複数の人がいるならそれにこしたことはない。]
口封じにだけは…いやだしね……。
[しばらくしてPCの部屋につくと丁度裕樹と亜佐美とすれ違いになることになり]
後でお話がありますわ。
先にお話したい人がいるからその後にさせていただきますわ。
[裕樹達にはそう告げてどこにいくかまでは聞かなかった、
PCの部屋の中に入るとまだ瑠衣はいて玲と話してる様子だった]
ときさんちょっとお話が、
丁度いいですから他の方も一緒にお話しますわ。
……そ、か。
それも、あるか。
[玲の、「狂人」の可能性の指摘に小さく呟いて]
あ……うん。
引き止めて、ごめん。
[何か探しに行くかどうかは、悩んだけれど。
足はまだ、動いてくれそうにないから、それだけ言った。
『気をつけて』。
短い言葉は、喉の奥に引っかかっていたけれど]
―資材置き場前―
[裕樹について、資材置き場へと向かう。
ドアの前に立てば、わずかに臭う血の臭い。ドアの向こうに向かい、軽く手を合わせる。
裕樹について中に入ろうとすれば、さっと渡される荷物。
明らかに軽い方の荷物を渡され、少し面食らう。今まであまり女性らしい扱いを受けた事もなく、また自分も好んで女性に優しくすることも多かったので、このような扱いになれていないらしい]
…アートさん、やさしいのですね…ありがとうございます。
[ぺこりと頭を下げていれば、裕樹は先に帰りはじめている。さらに聞こえる言葉に]
はい、わかりました。まだもてますので、もう少し持っていきますね。
[そう返事をした。そして、意を決して資材置き場に入る]
倉庫なら後で探すこともできるかな。
資材置き場はしばらく避けておきたいと思うから。
そうか、示威に使うなら錆びたナイフもありだった。
[赤猫のコエが変化すると、逆にこちらがドキリとした]
ちょっとモノマネしてみたんだよ。
さっきはHALの方が早かったから。なっ。
[HALに意識を向けて、同意を求めるともつかないコエを続けた]
先ほど廊下で面白いものをみつけましたの。
廊下に、
『 Ibis は 人間 』
そう書かれていましたわ。
誰が書いたのかは知らないけども一番にお伝えすべきなのはときさんだと思って伝えましたわ。
占い師の人の仕業なのかしら?
[足を止めた玲に視線を向けると]
そういえばお名前伺っておりませんでしたわ、
呼ぶときにも不便しますし教えていただけないかしら?
私はryouですわ。
[聞きながら改めて自己紹介をしておく]
そりゃ心配もするさ。
仲間っていうのはそういうものだろう。
[そのコエには、思いには偽りはない]
全員生存勝利が一番だからね。
―→PC部屋―
[優しいとか聞こえると、やや目を見開く。
言われなれてない言葉は居心地が良ろしくない。
それが面識の薄い人間からだと尚のこと。]
…なことねぇ。
[ぼそっと言うが、聞こえたかどうか。
亜佐美が準備できるまで、少し離れた場所で足を止め。
彼女が戻ってから、再び歩き出した。]
そういえば、ryou…が話がとか言ってたんだっけ。
何だろ。…まさか能力者だ、とか。
[などと少ない言葉を交わしながら、部屋へと戻った。]
…ふぅん。
[「ryou」からの情報にはただそれだけ言って、「とき」に視線を向けた。]
ire-na。
[視線はそこから動かさずに、名を問われれば端的に返す。]
―資材置き場―
[中に入れば、さらに強烈な血の臭い。赤い色。軽く口を押さえて、荷物を探す。]
…これが、現実…だね…
[今までは、ネットの中での話だったけど。現実ともなれば、また別の話。
荷物を探しながら、ぶつぶつと呟く]
確か、この人数の場合だと、狩人いないんだよね…
普段ならセオリーで行くと、占い師や霊能者がCOして探していくことになるんだろうけど…出てきて、とは言えないよね…
…能力者は、途中で死んじゃうもの。ゲームの中では、そういうものだと思ってたけど…自分がその立場になれば…
[慌てて荷物を集め、箱に詰め込んだ。そして、裕樹と共にPC部屋へ向かう]
……え?
[涼に伝えられた話に、きょとん、と瞬き一つ。
「Ibis」は自分のID。
それが示すのは、つまり]
ええっと……それって、つまり。
あたし、初回占にかかってた?
……そりゃ、あたし、ガチでは挙動不審でよく初回占、かかるけど。
[初日の考察なんていつも勢いだから、よく占いには引っかかる、けど。
ちょっと、複雑なのは否めない]
資材置き場は私もちょっと行きづらいかな、
一番めぼしいものはみつかりそうなんだけどね。
それでもそのうち飲み物とかとりにいく必要あるのかな?
[誰かがあそこにペットボトルがあるとかそんなこと話してたっけと思いながら]
うん、皆で一緒に出られるといいな。
[その皆に含まれる人物は……]
[帰りながらも、少しだけ言葉を交わす]
ryoさんがお話ですか?
[『能力者だ、とか』
その言葉を聴いた瞬間、思わず身体がびくりと反応してしまった。隣に居た裕樹は気づいただろうか。
そっとそちらを伺い見る。もし、裕樹が人狼ならば…
考えたくもない未来を想像して、顔をしかめた。
あとは、あまり口も開かずに、ついてPC部屋に戻るだろう]
─ベッドのある部屋─
[キャリーケースを横倒しにして、動きやすそうな服を探し。
それ以外を周囲に散乱させたままに着替えを始めた]
[上はカーキのミリタリーカーゴシャツ、下はダークグレーのカーゴパンツ。
伊達眼鏡を外し、手には指無しのレザーグローブを嵌める。
お尋ね者や逃亡者のコスプレをする時の衣装。
髪ゴムを取り出し、長くウェーブのかかった亜麻色の髪を高い位置で結い上げた]
……犯人が尻尾を出すまで待つ?
No!それじゃ手遅れになる。
次の標的は自分かも知れない。
だったら、やられる前にやるしかない。
[相変わらず表情は消えたまま。
瞳も生気を宿して居ない。
けれど。
役を演じるかのように言葉は紡がれ、低く発された声には強い意志が宿った]
よろしくお願いしますわire-neさん。
前に村でご一緒してますわね、たしかガチ専門のかたでしたかしら?
推理が得意な人がいらっしゃるのは心強いですわ。
[玲の自己紹介>>133に挨拶をし、その後にかける言葉は社交的な感じであったが、
瑠衣の反応>>135には]
誰かがやったのならどういった意図なのか私にはわかりませんけども。
そもそもどういう風に知るのか、何もかもわからない以上その心理も読めませんわ。
案外親しい人なのかもしれませんわね。
[最後はちょっと余計だっただろうかと言ってから気づくが後の祭り気にしないことにした]
そもそもそれが本当に占い師の方が書いたのかもわからないわけですし。
[亜佐美の『能力者』への反応は、やや引っかかる所はあったものの気づかないフリをしておいた。
能力者なのか、それを特に気にする何者なのか、判断がつかなかったからだ。
もっとも人間側の能力者であれば、選択肢は一つしかないのだが。]
―PC部屋―
[PC部屋へと戻ると、タオルの箱の横にダンボールを置いた。]
水とポカリと、あとカロリーメイトっぽいの。ここに置いとく。
[そう言い、中を見回して。涼がいるのを確認すると。]
…で、話ってのは?
[と促した。]
[こぼれた言葉に、手がかりの欠片。
ときちゃんからはそれ以上詳しく聞く前に、
色々ことが動いたから、僕はその言葉を黙って聴いていた。
その間にも母親の気遣いでか席を立つ女のひとを見送って。
中務とトキちゃんのそれは、良くも悪くも
「おんなのこ同士」の会話。]
中務も、出るなら気をつけて。
[ポツリと零された、耳慣れないIDよりも、
つい本名が出てしまう。
彼女はそれを不快に思っただろうか?
でも今はIDという記号を、出来るだけ使いたくなかった。
まるで殺害予備軍のプレートみたいだから。]
―休憩室―
あー。このまま逃げてたいところだけど。
それも疑われる要素だよなあ、やっぱり。
[ミニパソコンを閉じて、鞄に入れた。
こめかみを押さえながら立ち上がる]
気は進まなくても戻るしかないか…。
[重い足取りでPCのある部屋へと戻った。
煙の残り香が少し残っていたかもしれない]
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