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……え?
[宿の裏手。場所的には、リネン室の外辺りか。
そこに、不自然ないろを、見つけた。
積もった雪と、外壁を染める、異質な黒ずみ。
元の色はなんだったのか。
それを物語るのは、立ち込める異臭]
なに、これ……?
[呟いて、見回す。腕に抱えた猫が、不安げに低く鳴く。
翠が捉えたのは、黒ずんだ壁にもたれかかるよにして座り込む、見慣れた姿]
……じい、さま?
なに、してんの、そんなとこで。
[掠れた声で呼びかけても、答えはない。
近づいて、肩に触れる。
伝わるのは、文字通り氷のような冷たさ]
じい……さま……ちょっと。
冗談だとしても。タチ悪いし。出来も悪い。
[繋がらない。
目の前の事が現実と繋がらない。
けれど。
深く抉られた喉元と、胸元。そこを染めるいろは。
目の前のひとが、生きていないと──死んでいる、と。
とても、端的に、物語っていて]
じ、い……さ……。
[呼びかけが途切れる。
腕の力が抜け、緩んだそこから滑り落ちた猫が不安げに鳴く]
う、あ……あ……わあああああああっ!
[視界がぼやけたのは、眩暈か、それとも他の要因か。
それを判別する余裕はなく。
誰か呼ばないと、と意識のどこかで思いながら。
開いた口をついたのは、言葉にならない叫び声だけだった**]
― 夜/浴室 ―
[湯船に浸かっていた男が脱衣所に人の気配を察知した時、思い付いたのは、先刻暴露報告に抗議の雄叫び?をあげた青年のことで]
やれやれ、風呂まで追ってくるかね?
[それでも相手してやるか、と立ち上がり、戸口まで出た、所で、目の前の扉が開いた]
ありゃ?
[予想外の小さな人影に、きょとんと立ち尽くした男は、いわゆるすっぽんぽんの仁王立ち状態で……多分免疫なんか有ろう筈も無い少女が、悲鳴くらいあげたとしても無理はない]
[どっちかっていうと、襲われた?のは俺の方なんですが、とか、どうせならナターリエとかブリジットとか、もうちょっとこう妙齢の女性の方が嬉しかったなあとか、一瞬の間に色々過りつつ]
あー、いや、すまん。
[騒ぎに気付いて誰かが来る前に、と、手近にあったバスタオルを彼女の身体に巻き付けるようにかけるという機転が働いたのは、多分、経験の賜物だった]
とりあえず落ち着けって、な?
[でもまあ、無理じゃないかな、落ち着くのは。なにせ男の方は、すっぽんぽんのままだし]
― 朝/二階の部屋 ―
[ベッドの上で、ぽり、と頭を掻いて、男は隻眼をゆるりと細める]
ああ、始まったかあ…
[どこか暢気な呟きを、聞いた者はいないだろう**]
―昨夜:広間―
大丈夫ならいいけど。
[ライヒアルトにはそう返した。
が、心配はもちろんナターリエもクレメンスもするだろうと、予想して、あまり言うことはない。
ブリジットの言葉には笑って、首を横に振る。
話している内容なんてわからないから、のんびりと自分は自分で厨房に戻り、お茶を淹れ、飲むこととした。
飲み終われば、自分は湯は明日の朝で良いかと、先に部屋で休むことにして――そして翌朝。]
―朝:二階個室―
[目を覚ますと、いつものように着替え、それからそっと鏡を覗いた。
髪が隠す首の後ろ、つきりと痛む感覚に、眉を顰める。
それが何を意味するのか――わかっている。
人の肌に浮かぶのはおかしな色の花は、確かにそこにあった。
髪の色とちょうど良い長さで隠れてはいるものの。項から左の肩まで走る蒼は、消えるような気配もない。
小さく乾いた笑みが落ちて、それから、いつもの服装にあわせてストールを羽織る。
白ではあるけれど、隠れれば良い。
悲鳴が届くのは、用意を済ませた後で]
―昨夜・カウンター内―
あぁ、そうだラーイ。
何かお腹に入れといたほうがいい。
林檎なら入るか?
[アロマスティックの火を消すと、ラーイに尋ねて。
きっと返答がどちらでも了承を返す。
騒動が浴室から起こればそちらの仲裁に入った。
そして、ラーイやナータ、ブリジット達が寝たり、
お風呂にするならそれを見送ってその後に部屋に入り、
眠りについた。]
[ちょうど、窓の方から聞こえた声。窓を開けて下を覗く。
開けると入り込む臭いに、口元を押さえて。
エーリッヒの姿、彼が見る方向。
座り込んでいるような人影]
……っ
[ぎゅっと口元を押さえて、もう片方の手で窓をしめる。
思ったよりも大きな音がしたけれど、気にすることはできなかった。
部屋の中に戻って数呼吸。少し落ち着かせて、ストールを合わせるピンを取る。留めておけば、見える危険はまた減るだろう。手が震えてなかなかできなかったけれど、それを終えれば、階下へと向かう]
―朝 客室→広間―
[目を覚ましてから、広間に行って暖炉に火を入れておく。
その間にエーリッヒが通ったが、
誰かを…おそらく祖父でもある団長を探しているのだろうと思い声をかけずにいた。
悲鳴が外から聞こえれば、足早に聞こえる方向に向かって惨状を見る。]
………っ、エーリ、中に入るぞ。
[完全に『場』も、『人』も、『時』も揃ってしまったことを悟り、
落ち着かせるようにエーリッヒの背を撫でて、
勝手口から宿屋の中へと戻るように促した。
戻るようなら、一度付き添うように広間まで行くかもしれないが。]
[外に出る気はすぐには持てなくて、それでも暖炉の火を見ては、瞬いた。
いつもの調子を戻さなければと、目を閉じて息を吸う。
それから、厨房へと足を向けて、その先、勝手口を開いた。顔を覗かせた先に、人二人の姿――>>162
クレメンスは気付いただろうか。気付いたようなら頭を下げて、厨房に引き返す。
温かい飲み物を、せめて用意しておくつもりだった。
においはないほうが良いだろう、混ざって気持ちが悪くなる。
白湯だけのほうが良いだろうか。
温かいミルクだろうか。
つらつらと考えながら、とりあえず湯を沸かすのだけは確か。
戻ってきたら、エーリッヒではなくクレメンスに、何が良いかと尋ねる*つもり*]
─昨夜/広間─
ああもう……何でこんなとこでばらされなきゃならんのだ……。
[オレは広間の隅でさめざめと泣いていた。
膝を抱えて壁とお友達になっていた。
あのお偉いさん、存外しつこくてしかも上客だったから無碍にも出来なかったんだよな…。
だってオーナーがうるせーんだもん。
……何で男と分かって良い寄って来るのか、オレには理解出来ん……]
[そんな感じでしばらくめそめそしてたんだが、ゲルダにハーブティを渡されたので、壁の傍でちまちま飲んだ。
その後だったかな、浴室で騒ぎになったのは。
何かあったかと思って、カップをテーブルに置くとオレは急いで浴室へと向かう。
で、その先で見たのが]
─昨夜/ →浴室─
────……お前はなにやっとんじゃあああああああ!!
[まぁあれだ。
乗り込まれたのはヴィリーの方だったかもしれないけど、パッと見悪いのはヴィリーにしか見えない>>154>>155。
そんなわけでオレはヴィリーに対し、さっきの暴露も込めて殴りかかったわけだが、まぁ軽く止められるだろうな]
お前服着ろ!服!!
何で人の前ですっぽんぽんのままなんだよ!!
いつぞやの変態か!!!
[……あ、やべ。自分でばらした。
もうやだ……]
─昨夜/ →二階 自室─
[そんな騒ぎの後、残っていたハーブティを飲んで片付けをして。
皆が二階に戻るのと同じようにオレも部屋へと戻る。
あれこれあって精神的に疲れたもんだから、ベッドに横になるとオレの意識は直ぐに闇へと落ちた]
─翌朝/二階 自室─
[オレの目覚めはやっぱり遅い。
でも、夢現に叫び声が聞こえた気がした]
ん〜……?
[それでも起きるのが遅いのは、普段の生活サイクルのせい*なのだろう*]
─昨夜─
んじゃオレも少し出るかね。
見張りしとくよ。
お前の初めてのご馳走だからな。
誰かに邪魔されるのは嫌だろ?
[どうにか凹みから復活した後、オレはリートのコエに軽く笑うような気配を返す。
甘えるようなコエを心地よく耳にしていた
なんだよコイツー、可愛いなー。わしわししてぇ。
弟ってこんな感じかな。
そんなことを考えていたら、意識は浴室の騒動に向かうわけで。
その間は少し聲が途切れていたかもしれない。
いやだってなぁ……あれは無いだろ]
─真夜中過ぎ─
[ヴィリーのことで予定より遅くなったが、オレとリートは実行に移すためにこっそり部屋を抜け出した]
リート、あの爺がどこに居るか、分かるか?
[オレもその気になれば探せるけど、ここはリートに任せておこう。
自分で獲物見つけられるようにならないといけないしな。
……ん? 風だいぶ弱くなってるか?
嵐抜けたんかね。まぁ良い。
弱くなったと言っても窓を叩く音はまだ大きいしな。
このくらいなら紛れさせることも可能だ]
よし、じゃあ飯喰いに行くかー。
[リートの返事が聞こえたところで、オレはゴーサインを出す。
普通に食事に誘うようなそんな軽い聲*だった*]
― 夜・広間 ―
[悲鳴にが聞こえれば流石に声の主に気付いて広間を出た。
なるべく急ぐように駆けて浴室まで行っのはエルザよりは少し早かった。なにせ浴室の方に気が行っていたので動くのも少し早かっただろう。]
どうした……って。
[たどり着いた先の状況に、群青は一つ瞬いた]
フォルカーお前
[一度視線は、背の低い少女へと落ちる。]
やっぱ女の子なのネ。
[何処を見たかは押して然るべき。]
― 夜・浴室 ―
[その後でエルザの絶叫と、乱闘にならない騒ぎがあったかどうか。
ヴィリーの対応はエルザに任せて、フォルカーの相手をしたが先の弁にまともに話は聞き入れられたか分からない。]
とりあえず、そっちの小部屋で服きとけ?風邪引くヨ。
[何か言われようが、まず奥にある薪をくべる部屋に服と一緒に押し込むようにするだろう。
とにかくフォルカーが着替える間は、エルザとヴィリーのやりとりを、やんやと野次りながら観察していただろう。
ヴィリーの躯の違和には微かに気付いたのか、野次りながら笑みは少し深まった**]
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