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[弓の照準をフユに合わせたまま問い掛ける]
フユ先輩。どうして、化け物の味方をしているんです
どうして、霧生先輩を見殺しにするような邪魔をしたんですか
……どうして、逃げるんですか
答えてください!
[彼女にとって前提としてフユ自身が憑魔になっている仮定が出ないのは、それを信じたくないからか]
……一人じゃ危ないって、わかってるから、行くんじゃないかっ!
[聞こえてきた声に、律儀にこう返す。
自分の事は、完全に棚上げ状態で]
……く……。
[苦しげに息を吐いて、一度足を止める。
いつもなら、すぐにたどり着ける距離が、やけに遠く思えた。
それでも、一歩一歩、校舎へと]
アンタがそう思ってるだけ。
[両手を上げた。]
何も持って無いんだから
武器を向けられたら逃げるでしょ。
[廊下から身を翻し、階段を駆け上がる。]
[…何が起こっているにせよ、
このまま扉を開けるのは得策ではない。
そう判断して、窓の方に歩みを向けた。
幸い、ここは1階。
外へと続く扉もあった。
近づくと視界の端に、桜の大樹が映る。
思わず、眉間に皺が寄った。
それでも鍵を外して、戸を開く。]
[軽く瞬く]
うん、わかった。
それじゃ、じゃまはしない。
…じゃまも、させない。
[何かを感じ取ったのは。
小さいのではなく、混じった葉子の意識]
…それ、自分も含まれてるって自覚あるー…?
[律儀にも返って来た言葉に、何度目かも判らない溜息を零す。
ゆっくりと歩みを進める相手へ追いつこうと、桜を通り過ぎようとして。
ふと、横たわる身体が視界の端に入って、ふと足を止める。
…数日前に見かけただけの、]
…名前も知んないや。
[静かに歩み寄って、傍らへとしゃがみ込む。
薄い口唇から伝う紅の滴を、パーカーの裾で擦るように拭って。]
──ちょっと、痛いかも。
[痛かったらゴメンナサイ、と短く謝罪を述べて。
空ろになった胸部へ、右手を添えるように宛がった。
何となくだけれども。どうすれば良いかは、判る。
パリ、と空気の鳴る音が微かに響いて。
火花にも似た小さな光と共に小さく、言を唱え]
俺のことは、いいの!
[子供じみた主張。
いや、根底にある決意からして、子供じみた感情からのものだと思えば、それも無理はないのか。
はあ、と一つ息を吐き、それから、力を感じて振り返る]
……あ。
[『還し』がなされた、と。
その事実に安堵を感じつつ、また歩みを進めていく]
[ショウの気配に気を取られている間に、フユが身を翻し、それをウミが追っていく]
……水月さん!待て!!
[大声を上げたのは、ここに来て初めてかもしれない。だが、その声もウミに届きはしなかったか]
[短い言葉と共にふわ、と薄い光が広がって。
サヤカの身体を薄く包む。 瞬間、すぅと、溶ける様に消える]
──…、
[やっぱ人前でやるもんじゃなかっただろうかと、小さく溜息を付いた。
…マイコが居るのは判っていても、
放置してその場を去るには、あまりにも痛々しかったから。
向けられる問いに、苦笑しか浮ばずに]
……何だろ。俺も、知りたい。
[へら、と浮かべる笑みに力は入らずに。
よ、と立ち上がると再び後を追う様に校舎へと歩みを向ける。
マコトの子供染みた言葉に、良い訳あるかっつーの!と思わず突っ込み]
フラフラの状態で行って、何が出来るんだよ…。
[微かに漂っていた緋の香りが、溶けて、消える。
木々がざわめいた―――ような、気がした。
また少し、近づく。
桜の傍に、複数の人影が見えた]
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