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─河エリア・上流─
[河から水が盛り上がって火球を受け止められた。
弾ける前に包み込まれて、不発弾となってしまう]
うぇっ。
[迎撃されるのは予測していた。
が、石人形までの対処で済むと思っていたのが甘かった。
杖で振り払おうとするけれど、相手の本質は影]
やーっ!
[ぐるんぐるんに捲きつかれてじたばたともがく。
暴れている内に杖が手から滑って、河原に転がってしまった。
それを拾おうとしたら、見事に転んだ。河原で蓑虫状態。
石人形は一撃を加えた後、追撃しようとして影に阻まれ、やはり河の中へと倒れた。目標であるヴィリーの隣でじたばたしている。
こちらはしばらくすれば魔力も尽きて小石に戻るだろう]
あら〜、やっと気づいたかしらん?
[現在手はちょうどお胸のあたり]
心配だから手伝いにきたのよ〜♪
そしたらすごい歌が聴けたから、思わずほお擦りしちゃったのよ〜♪
[手をどける気はなく]
でも手伝いはいらなかったかしらん?
[ちなみに再度歌を始めようとしたら適当な理由をつけて止めようとするだろうか]
えーい、ふぁいやーぼーーーーっる☆
『ば、ばか!だからまずは魔力感t…』
[鴉の制止は当然間に合わず、火の玉は巨大な牛らしき動物に直撃。
半分以上のダメージは入ったように見えたが、動きを止めるまでには至らなかったようで。]
あ、こっち走ってきてるね。
『だからお前はなあああああああ!!!!』
やだなぁ怒んない怒んない、興奮しすぎると血管切れちゃうよー?
『誰のせいだと思っとるんだ!!!!』
[何やらデジャブなやり取りしつつも、こちらに向かってくる牛へと照準を合わせるように指し示した指にマナを集中させて。]
―林エリア―
[近くに落ちていた5個も回収し終え、息を吐く。
頬についた傷は忘れているのか、気にしていないのか、治そうとはせずに立ち上がり]
……。
[溜息>>90に気づいて振り返った]
―湖畔エリア―
……虚仮にされ、踏みにじられ、無価値と罵られた恨みがあるのなら……
燃えろ、人のものを奪って燃えろ、静かに……
[>>88ユリアンが精霊言語で精霊らに助けを求める間、こちらもぼそぼそぼそ、と手の宝石に囁くように詠唱する。
宝石はぼんやりとゆらめき光り、それに呼応するかのように、ユリアンを囲うようにしてばらまかれた小石がじりりりとちぎれるような音を立てて高温に燃え始める――大気中の酸素を使って。
耳が聞こえれば異変に気付いただろうか。だがそもそも静かな攻撃だ。酸素を奪い、相手の呼吸を続かなくさせる術なのだから。
―ユリアンが作り上げた竜巻が襲いかかる!]
─林エリア─
『……アル』
[>>94 振り返った気配に気づいたのは、右腕の漆黒。
ちなみに、白もふは耳をぺたん、と抑えてふるふる震えている]
どした、フウガ……って、お。
[呼ばれて見やった漆黒の視線を辿り、振り返った先にはゲルダの姿]
その様子だと、回収終わったところか。
お疲れ。
[ひら、と手を振るものの、言ってる方がどう見ても疲れています]
あ、外れた。
『何をやっとるんだお前は!!!!』
っと…!牛って足速いねー。
『のんきなこと言ってる場合か…!』
[クロウと漫才しながらだったせいか、指先から放たれた火の弾丸は牛の横腹を掠めるように逸れてしまい。
一直線にこちらに向かってくる牛の頭に手を置いて飛び越え、あははーと笑って鴉に話しかければやっぱり怒られた。
着地と同時に振り返れば、丁度あちらも踵を返したところで。]
向こうもやる気っぽいなー。
『そりゃ、ケンカ売ったのはこっちだからな。』
それもそっかー。ま、これで決めたいとこだよね。
[そう言うと手を前に翳し、こちらに向かってくる相手めがけて真横に振り切って。]
―湖畔エリア―
[ハインリヒ>>95が詠唱している声は聞こえなくても何かの術は放つだろうと警戒はしていた。
だが、その術が足元にばらまかれた石から発せられるとは思っておらず]
なっ――!
く、……風よ……っ
[燃える石が空気を奪うのを感じて風の精に頼むが、吹き込んでくる風は燃える石の手助けともなり。
水を呼び出そうにも、竜巻のコントロールもある現状、これ以上の助けは借りられず。
そして酸素を奪われて苦しげにその場に膝をついた。
それでも竜巻のコントロールは手放しはしないが、維持する力は弱くなり、ただ風に乗った氷の刃が向かうだけになってしまっていた]
[手の動きに合わせて無数に生まれた小さな火の玉が散弾銃さながら放たれていき。
それを受けた牛はこんがり良い匂いをさせて地に伏せた。]
やったー、ビフテキー☆
『…………良く見てみろ、もう欠片になってるぞ。』
えーーーーーーーーーーー…
もー、焼き鳥といいビフテキといい、食べる前に消えちゃうのやめてほしいんだけどー。
『お前こそ、食べようと思うのを止めてほしいんだが。』
[などと話しながらも、地面に残った欠片を拾いに向かった。]
─林エリア─
[異界龍の声でこちらを向いた講師>>96に頭を下げた]
丁度。
[頷いて、回収終了を肯定する。
それから妙に疲れているような気配と、隣で震えている白もふを交互に見遣り]
何があった。
[首を傾げた]
─河エリア・上流─
[水柱を上げて落ちたリー。河の深さは然程では無いのだが、隣で更に倒れて来た石人形のお陰で水流に巻かれている]
おぶっ、ごはっ。
フ、ファ、放松水精灵,潮流吗?
[どうにか精霊魔法を紡いで、周囲の流れを緩めて貰う。そうしてようやく立ち上がれるようになった。石人形はいつの間にか姿を消している]
ぅげっふぉ。
たまげだべー……。
……腕痛んで。
[一撃を受けた両腕がズキズキと痛む。顔を顰めて両腕をぶらぶら振りながら、河の中をザブザブ移動して河岸までやって来た。宙に逃げていたティティエンも背中へと戻って来る]
ぉあ、だいじけ?
怪我してねばいんだばって。
[蓑虫状態で河原に転がるベアトリーチェを見て、大丈夫かと声をかけた。くたりとしてしまうのを見ると、流石に慌ててしまう]
ホントにだいじだんだが。
怪我したんだら、しゃんべれ。
まんだそぃは解いでやれねばって、治療だばでぎっがら。
[まだ影から解放するわけにはいかないが、怪我をしているなら治療をするとベアトリーチェに告げる。この辺りはティティエンが通訳に活躍したことだろう]
─林エリア─
[>>100 肯定にはそうか、と頷いて。
続いた短い問いに、何となく、へにゃり、とした笑みを浮かべた]
……何がというか、なんというか。
もふもふの悪夢に、恐怖の伴奏……とでも言えばいいのかね。
『……説明になっておらぬぞ』
っても、他に言いようがねぇし。
[漆黒の龍の突っ込みにため息混じりに返す足元で、もそ、とかなんか、動いていた]
なんだかんだで、結果オーライかしらねん?
[欠片もついでに回収できた様子で、自分はというとついでにその辺のふわふわをつかんで回収しようと手を伸ばしながら{1}]
そういえば私まだ欠片回収してなかったわ〜♪
[そこでようやく大事な用事を思い出す]
─林エリア─
……。
[案の定その説明>>103では分からなかったらしく、首を傾げる。
特に詠唱もしていないのに頭上に?マークが構成され、消えた。
何気なく動かした視線がもそと動く何かに気づいて、瞬き一つ]
それは。
[講師の足元を指差した]
[ふわ回収袋に収まったふわふわは(06)匹で]
ん〜、とりあえずこっちのを退治したほうがいいのかしら?
[口元に指をあてて、どっちで探そうか少し考えた後]
あっちの様子もみてきたいから、ちょっと行ってくるわね♪
[そう告げてカードを手にしたところで、かさかさっというよりはがさがさと何か嫌な感じの蟲っぽい何かが這い回る音が聞こえた。
ちなみに飛翔はローザの作った穴の中に一緒に落ちてます。はい、それはものの見事に巻き添えで]
―湖畔エリア―
[>>98 ユリアンの放った竜巻がハインリヒに向かう途中で威力をおとしていく。手に持っていた宝石を振って熱でもって氷の刃をいくつかおとすが、頬をさす痛みがあるから落としきれはしなかったのだろう。
そして彼は膝をついた。だから分かった。自分の術が効くのが先だったと。]
……うっし!おわりだおわり!いいだろ!?
[手をぶんぶんと振って術を止めた。石はとたんに炭化しくずれていく。手にしていた宝石……ルビーをしまいこんだ。
すぐにユリアンの呼吸は楽になるだろう。なにせ風の精がついている。
決着はついた。]
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