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─ 二日目 夕刻 ─
[ナターリエの事はゼルギウスやヘルムートに任せるのが良いだろうと、足を止める事無くゲルダの部屋へと入っていったから彼女が零した言葉>>114を耳にすることは無かった。
部屋の外、ユリアンが居るのは見えたけれどそちらにも声はかけず─かけられず。
カルメンが落とした呟き>>89も耳に捉えられず、エーリが彼女を気遣う声もどこか、遠く。
やってきた自衛団員に気付くまで、ゲルダの傍から動けなかったのだが]
…ちょっと、ユー坊の様子見てくるわ。
[ゲルダの身体が運び出され、空虚になった寝台に視線を落としたまま誰にともなく告げ。
その足で、ユーディットの部屋へと向かった]
─ 翌朝/黒珊瑚亭 ─
[歩み寄った先>>144で襲われた者の名を聞き、人が減っていくことで開けた視界にその姿が映れば、籠を持たぬ手が口許を覆い隠した]
ゼルギウスさん、が……。
[凄惨な現場を目にして少しえづくも、胃の中は空っぽ。
出るものが無いため惨事には至らなかったが、喉奥に酸っぱいものが込み上げた]
ゲルダさんは違った、と言う事なのですね…。
[被害が出たなら自身が手にかけたものは違ったのだろうと、単純な思考で言葉を紡ぐ。
昨日カルメンが口にしたこと>>89は耳に入っていない。
その余裕はありもしなかったのだから、当然といえば当然だった]
─ 二日目 夕刻 ─
……別に、いいんじゃねーか。
無理、しなくても。
その方がお前が楽なら、とめねーけど、さ。
…俺は。
無理してまで、笑うのは、きつい。
[そういった自分への返事はあったか、なかったか。
ごめん、という呟きにそれ以上言葉は重ねようと思えなかったけれど]
…俺こそ、ごめんな。
[開かぬ扉の向こう、少女へと向けた謝罪の意味は胸の内に秘めたままその場を立ち去って。
その足で部屋に戻った後、朝まで出ることはなかった*]
― 三日目朝/黒珊瑚亭 ―
[やってきたシスター>>138の声に、小さく震える。
ゲルダが死んだことを思えば、彼女のほうを見ることはできなくて。
カルメン>>144につれられるまま食堂の隅の席へと腰をおろす]
……ありがとう、ごめんね。
[人が増える気配を感じながらも、まだどこかぼんやりとしたままで。
父親がいつのまにか置いていったお茶にも気づかない。
庇いだてをしない父親はそれをすれば死が近くなるだけだと知っているかのように、何も言わぬまま。
食事を求める人がいるかどうかも気にせずに普段どおりに動いている]
─ 三日目/黒珊瑚亭 廊下 ─
[駆けつけた先、カルメン達がユーディットの傍に居るのがまず見えて。
微かな安堵に足の動きが少し弱まる。
それから、倒れている人に視線を移して]
…ゼル、先生…か。
[広がる赤に横たわるその人の、恐らくはギュンターと同じような亡骸になっているのを見て、淡々と呟いた]
ゲルねーより、知らない金髪のにーちゃんたちのが
おれ怪しいって思ってた。
ゲルねー、どっか人狼っぽかった?
[ぽつっと呟く言葉には、ただ疑問ばかりが含まれていた。]
― 前日夜/宿舎 ―
[ナターリエとロミと、ロミが拒否する気配がなかったら
3人で帰った後、やっぱり夜は馴染んだ宿舎で過ごした。
血の匂いやナターリエの泣き顔や、
非日常に囲まれて、神経が高ぶってしまって。
夕飯を残したうえにその日はなかなか寝付けずに、
子供は遅くまでベッドの中でごろごろしていた。]
…。
[悩んで悩んで、悩みながら――――ようやく夢に身をゆだねた。]
[子供は祖父の夢を見た。
人狼何ているわけないさという歌を教えてくれた祖父は、
だけど人狼はいるんだと孫に言い聞かせていた。
子供はすとんとそれを受け入れて、
だから人狼はいるもんだと、昔からずっと信じている。]
(大丈夫だよじーちゃん、おれ、ちゃんと…。)
[目が覚めたら、何の夢を見ていたかすっかり忘れてしまったが。]
― 三日目/黒珊瑚亭・食堂 ―
[アーベル>>156の姿が目に入り、ほっと吐息を零す。
人狼に襲われるのが一人だけだとは思えないから、その無事な姿に安堵して。
ゼルギウスが運ばれて行くのをただ音としてきいていた。
目に灼きついた赤が鮮やかで、そちらに視線を向ける事が出来ず]
─ ゼルギウス死亡日の朝/宿舎 ─
[遅く寝たせいで、起きるのもすっかり遅かった子供は、
ナターリエが出かけたと聞くと、今度はロミを探した。
見つかればちょっとホッとして。]
おいロミ!黒珊瑚亭行くか?
[そう誘いもしたが、
見つからなければ鍋帽子を被って一人で宿屋へ向かう。]
─ ゼルギウス死亡日の朝/→黒珊瑚亭 ─
うぇ、また肉屋くせぇ…。
[今度は宿屋に入る前から、
血の匂いに気づいて足が止まった。
そろっと近づいて様子を伺うと、
玄関には赤い色が見えて、めいっぱい顔を顰めた。]
また誰か、ナタねーと同じ事したのか?
それとも、それとも…。
[また人狼だろうかと。
痕跡を睨むようにして、唇を結んだ。]
― 3日目・朝/黒珊瑚亭 ―
[お茶を配り終えたご主人は、予備のシーツを取って来て目立たない場所に立っていて。黙ったまま渡してくれた]
ありがとうございます。
[それを持って、玄関に続く廊下へと戻る]
エーリ、アーベル。シーツを持ってきた。
俺も手伝おう。
[改めて見る遺体の状態に喉の奥が詰まったような音を立てたが、今朝は手が染まるのを避けずに包む作業くらいは手伝おうとした]
─ 黒珊瑚亭 ─
もしも、お前が人狼を見つけた時は。
絶対、一人で相手はすんな。
こんな風に、食われちまうぞ。
[カヤの返答を待たず言葉を重ねると、耳に顔を近づけて]
…俺はお前が人かどうかは解らんけど。
お前のことは信じてる。
…俺がいなくなったら。
ユー坊とカルのこと、守ってやってくれ。
ユー坊は人間だし、カルは…
[そういいかけて、自分が無意識察した事を悟り。
はたと目を見張ると、すぐに伏せ]
― 三日目朝/黒珊瑚亭・食堂 ―
ほんと、だよね……
こんなことがあるなんて、知らなかったし……
[カルメン>>160に小さく頷き。
たしなめるような言葉に、ゆるりと瞬いた]
甘えるって……どうやるのか、よくわかんない、けど
むりしない、ように、する
─ 黒珊瑚亭 ─
…ユー坊もカルも、女の子だからな。
男は女より強いんだから、守ってやらんと。
[そういうと、いつものように笑って軽く背を叩いてから離れ。
次に視線を向けたのは、友に対して]
ユリ、ちょっといいか?
― 三日目/黒珊瑚亭一階 ―
[玄関に歩み寄れば血の匂いは濃く感じられた。
遠目に見えるゼルギウスの遺体。
赤黒い虚ろが覗き、思わず視線を逸らす]
嗚呼。
また、言いそびれた。
[父が病床のおりに処方してくれた薬の礼。
言えぬままの言葉は心の奥に押し込められる]
―昨日の夕方・黒珊瑚亭―
[部屋にいくのはエーリッヒお兄ちゃんに止められた為、部屋の中をみることはなかったが、見ちゃだめだと>>98止められたために、何があったのかを察するには十分だった。
なによりそれからかけつけた皆の様子が、部屋からできたナターリエお姉ちゃんの様子が…、いろいろと物語っていた。
だから口をついて出た言葉>>80に、エーリッヒお兄ちゃんが謝る様子>>99を感じると]
ううん、エーリッヒお兄ちゃんは…、謝ることないよ。
[そう気遣う言葉を返しながらも、ナターリエお姉ちゃんのことはやっぱり心配だった。
最初に比べれば、こんな時だとしてもずいぶんと打ち解けて話せていると思う。お話もして、教会に送ってもらったりと、むしろこんな時だったからなのかもしれない。
意識的にもうゲルダお姉ちゃんの部屋のほうは見ないようにし、そこから離れる時に]
悪いのは……
[言いかけて]
ううん、悪口とか……、レディのすることじゃないよね……。
[言葉を飲み込み、部屋の方から離れた。子供の自分が何かできることは、たぶんないから…]
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