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―昨夜・宿屋―
[ミハエルには手を振り解かれて、ゲルダは自衛団員にと、
結局階下に下りてからは一人になり厨房の方へと向かった]
はぁ…、カルメンを…ミハエルがねぇ……。
[そこにどんな理由があったのかはわからない、彼の様子からそれをすぐに問いただしにいくこともためらわれて]
私より適任者はいっぱいいるわな。
[ぽつり呟き、水差しとコップの用意をして食堂に戻れば人の姿はそこにあっただろうか、
誰もいないのならば一人いすに座り視線が映すのは、観賞用においてある銀の食器セット]
役立たずの私にできんのは覚悟きめることくらいかね。
[小さく呟く言葉は殺すことか、殺されることか、あるいは……**]
―昨夜―
無理矢理だなんて人聞き悪ぃな。
そんな事してねぇよ。
手荒な事するように見えるのかね。
[ゲルダの言葉>>98に心外だなと呟いて苦い笑み]
話せない事、ね。
何時かそういう時がくるといいな。
[其れを聞き出すような真似はしなかった。
願いを聞き届けてもらえば感謝の言葉を彼女に向ける]
……嬉しいもんかねぇ。
[自分には分からないと言った風に薄く紡ぐ。
安堵を見せる彼女>>99に嗚呼と頷いて微かな笑みを浮かべた]
―昨夜―
[部屋の寝台に寝そべって本を読んでいれば
廊下からはざわめきが聞こえた。
起き上がり様子を見に行くとカルメンの死を知る事となる。
誰が為したか、其れを聞けば柳眉を顰めた]
選ばないから、選んだ、か。
[小さく呟くのは青年が選べないうちの一人の言葉。
呼び止める間も無く風呂へと向かうミハエルの左腕に赤が見えた。
怪我をしたのだと思えば部屋に一度戻り治療の為の道具を手にして
ミハエルの部屋の前で彼が戻ってくるのを待つ。
姿が見えれば有無を言わさず引き止めてハンカチの巻かれた腕を見る]
そんなんじゃ鬱血しちまうぞ。
[後は黙って渋々いった態の少年の手当てをして部屋に帰した**]
― 昨夜/宿屋 ―
[それきり娘は言を喪い、カルメンが運ばれ終わり喧騒が鎮静化するまで廊下前で佇んでいた。何より――ミハエルがカルメンを手に掛けた事がショックだったのか、傷心を隠せず、誰に対しても泣きそうな顔をしていた事だろう。]
……なんてクロエに言えば好いのだい?
[有様を彼女に伝えるのは、酷く酷な気がして。
死んだ者の想いが解る幼馴染を案じる様に呟かれた。
アーベルが独り言ちを呟くのを聞けば頸を傾ぐが、
返答は得られる事は無いだろう。]
…アーベル君?
[謝罪を口にする青年を見やり娘は不思議そうに蒼の青年を覗う>>128*]
─回想・昨日─
[湖畔でライヒアルトの傍ら泣き疲れる前。
自衛団長が銀の短剣を渡してきた意味と、自分の命を大事にしろと言われ。
ライヒアルトが自分を案じて言ってくれているのだと思えば、首を振ることはしなかったものの頷く事も出来なかった。
次に気付いた時には、自分が借りた部屋のベッドの中に居て。]
…あ、れ…?
[先程のことは、夢だったのだろうかと思いかけたが。
泣いて腫れぼったく感じる瞼が、現実だと教えてくれた。
それでも、何故自分がここにいるのか解らず身体を起こしながら考えて。]
ライ兄が、運んでくれた…?
―朝/宿屋/ユリアン個室前―
[震える妻の身体をきゅっと抱きしめて、彼女の裡に沸いた感情が落ちつくのを待った。
その間に、ゲルダが、もしかすれば他の者も、集まるを紅は見る。
その中の最後の方か、ミハエルの姿が見えれば、その挙動に紅玉を瞬かせた。]
ミハエル……君……―――?
確かに、ユリアン君は、人間で間違いないけれど……―――
[何も尋ねない妻から、身を離し、けれど代わりに手を繋いだ状態でミハエルに声をかける。
もしかすれば、夫婦だけか、ミハエルの仕出かしたことを知らぬが故に。]
[自分で帰ってきた記憶がなければ、それ以外に在り得ないわけで。
とことん迷惑をかけてしまったことに気付いてどうしよう、と悩んだ。]
こんなんじゃ、子ども扱いされても仕方ないなぁ…
[いや、子供の方がマシだろう。
泣くだけ泣いて、疲れて眠るなんて子供よりも性質が悪い。
それに、きっと泣き顔もみられてしまった。
恐らく自分を追いかけて欲しいと彼に頼んだのはゲルダだろう、彼女にも見られていたらきっと心配しているはずで。
とにかくライヒアルトとゲルダに迷惑と心配をかけたことを謝ろうと部屋から出ると。]
……この、臭いって…
[この数日で何度か嗅いだ覚えのある鉄錆の臭いに気付いた。]
―朝―
血に酔う……かぁ……―――
気をつけてね。
[妻の言葉に少し困った声音で返すのは、そんな状態を他の誰かに見られたなら危険だと、心配する気持ちから。]
それと、ありがと。
[続く礼の言葉は、本当に穏やかな声音で紡いだ。
トクトクと今は鳴る赤の実。
妻にリヒトに差し出すことが出来るのならば、それは幸いであるけれど。抱きしめながら考えるは、どう自分の命を使えば、より2人を生かすことができるかということ。
音に出来ない言の葉に含まれる意味の一つは……―――
選択肢次第では、糧になれないかもしれないと思う気持ちから。]
― 昨夜回想/別れ際 ―
あ、違うのだよ
僕の我儘を通すみたいな事になっちゃったから
…ライヒ君は悪くないのだよ
[>>126言い方が拙かったな、とバツが悪そうな顔をして。
苦い笑みが見えるとふるふる頸を振った。]
……うん、だから、早く其の時が来れば好いなって
[未だ駄目な素振りを見せながら娘は俯き。]
…嬉しい物なのだよ
心配されたら、想って呉れてるんだなって感じるよ
……一人ぼっちじゃないなって嬉しくなるんだ
些細なことでも、僕にとっては最上の…
[青年に伝わらなくてもそう応える。
その代わり娘は言葉通りに、はにかんだ*]
― 現在・宿屋/ユリアンの部屋前 ―
[そうして。仮令服が汚れようとも娘は名を呼び続けていた。裂かれた喉、心臓が喪われている現状は絶望的だった。]
……やだよ
お父さんのように立派な行商人に成るんじゃなかったの?
相棒のナーセルだって、君の事待ってたよ
[腕に触れてみたけれど、冷たい感触はもう熱を宿さないと知れる。暫く佇んでいれば、暫しの後に立ち上がりそっと遺体にシーツを掛けた。一人で運び出す事なんて出来なかったから、自衛団の人を呼ぼうと立ち上がる]
ゼルギウス、さん、…イレーネさんの身体に障るから、さ
早く此処から出て、傍に付いていてあげて、よ
[それだけ、震える声で二人に伝えて。誰か来ているようなら娘は部屋の中のあり様を伝えようとして。カルメン、ユリアンと立て続けの死は、未だ終わらぬ日を予感させた。
寝巻の裾が染まったままなのも構わず、娘はその場で力なくへたりこんでいる*]
[カルメンの部屋からはミハエル達はもう引き上げた後。
その場に残っていたのはアーベルとゲルダだけだったろうか。]
…一体、何があったの…?
[カルメンの身体は既に運び出され、この部屋が誰に宛がわれたものかも知らぬ身には何も解らずそう問いかけた。
そこに自衛団員がやってきて、自分の名を呼ぶ。
昨夜そうされた時に見せられたのはダーヴィッドだった。]
貴方達…今度は、誰を殺したの。
[また自衛団が処刑したと勘違いして彼らを睨みつけると、お前達の手で殺したくせにと言われ、目を見開きゲルダ達を見つめ。
そんな自分を、自衛団員はダーヴィッドの時と同じように詰め所へと引っ張り連れていった。
そして引き合わされた、その人は。]
─朝/宿屋・ユリアンの部屋の前─
(ユリアンが人だと分かっていたのはゼルギウスと僕。
…でも人狼からしたら誰が人なのかは丸分かりなんだった。
となると、ユリアンが襲われた理由は何なのか──)
[夢現にありながら起きた出来事を情報として頭の中で整理する。
眠い眼を擦っていると、ゼルギウスの声が聞こえて]
……何だ?
何かおかしなことを言ったか?
[眼を擦る手。
左腕に巻かれた包帯をゼルギウスの前に持ち上げるような仕草になった]
カルメン、さん…
[血に濡れた美しい人の名を呼ぶも。
流れ込む感情は、激しく。
動揺や、哀しみや、恐怖、痛みはそのまま自分へと伝わって。
白く光るその身体を見つめ、気を失いそうになるのを必死に堪えた。]
この、人も…
カルメンさん、も…人狼じゃ、ない……っ
[誰が命を奪ったのかは、聞いてはいないけれど。
哀しくて、どうしてもやり切れない想いは胸を*渦巻いた*]
―翌朝・宿屋―
[目を覚ますとアーベルの姿を探すことにした。
思い出すのは今朝と昨晩のことなど、ミハエルがカルメンを殺した理由は人伝に皆が選ばないからと。
カルメンが人間だったという話もクロエから直接か、誰かから聞いていた]
あいつに確認しとかねぇとな。
[早くの時間に起こすのも悪いかと思ったが、他の人がいない間に聞けるのはこんな時間くらいだと思い]
なぁ、アーベル少しだけいいか?
[ドアをノックし彼はおきていたかどうか]
[ともあれ、いつまでもここにいても仕方ないか、とゲルダにも休むように促して。
自分も階下へ向かおうとするものの。
ふと、足を止めたのは──気まぐれか、ポケットの女神の誘いか]
……ちゃんと、探せなくて。
血ばっかり見せて。
……すまねぇ。
[小さな呟き、それへの反応を見る事はなく、階下へと向かい。
自室で一人、物思いに耽る内に、時は過ぎ行くか**]
―朝/宿屋/ユリアン個室前―
うん?なんだか……―――
[ぼぅっとしてるの寝起きの所為か。
それにしても、遺体をみての反応が薄いと思えば、ミハエルの持ち上がる手に白が見え、少し眉を潜める。]
手、どうしたの?
怪我したのだろうけれど、大丈夫?
[尋ねていれば、ゲルダから声がかかった。
少し迷う様な表情をし、妻の青を見る。]
けど、そんな状態のゲルダさんを置いても行けないよ。
[妻の表情はどうだったか、どうであれ、ゲルダに向けてそう告げるも、今日は自ら進んで自衛団の詰所へ向かうということはしない。]
―朝/宿屋/ユリアン個室前―
[チロリと彷徨わす視線、その先に、場を任せられるような人――例えば、ライヒアルトやアーベルが居たのなら、ゲルダを任せ、自分は一先ず妻とミハエルを食堂に導こうとするのだけれど。
居ないのならば、そっと妻とミハエルの前に立ち、2人の視界にユリアンの遺体が入らないようにと努める。]
―ユリアンの部屋―
[ユリアンを呼ぶゲルダの声>>112が聞こえて暫くして
青年は廊下へと出てユリアンの部屋へと向かった。
床に広がる赤の中心に横たわる男の肢体。
微かに柳眉を寄せて胸に下がる十字架を握る。
部屋の中に空になった見覚えのあるワイン瓶。
そして、いつの間にか減っている苦蓬の酒――]
――…其れに頼っちまうほど、きつかった、か。
[癖のある酒。
けれど魅入られてしまえば手放し難くなり
果てには幻影まで見せてしまうと言われるもの]
…………。
[軽口は出ない。
ただその貌には苦いものが浮かんでいた]
―朝 宿屋 ユリアンの部屋前―
[離れるぬくもりが手に移ると、夫とミハエルの反応は、交互にそっと見ていた。
口を開かないのは、まだ喋れるほどではないからか。
昨日何かがあった事、は所々途切れ気味に把握してはいたが、
それを夫に伝える機会には恵まれずにそのままになってしまっていて。
ミハエルの変調は、早朝だからか、そのせいなのかは解らない。
ゲルダから声をかけられて、迷うような表情の夫と目が合えば、
ようやく口をひらいた。]
…ゲルダちゃんも、出ましょう。
服、濡れてしまっているわ。
[夫にはミハエルを任せる格好にして、
間に入ってくれた夫には、大丈夫だとそれでも笑むような表情を見せて、
その脇を抜け、寝巻き姿のまま見えるゲルダの方へ近づき、いつかのように肩を叩いた。
動けないようなら、何とか腕を取りせめて立ち上がらせようと努力はするが。]
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