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[広間に入る前。
アーベルの傍にあった血のついたスティレットを手放そうとしない>>136クロエに危ない、と口にしたのだが。
それが手から放されることはなかった。
少女はスープを作りながらそれを思いだして。
はふ、と小さく息を吐いた。
スープが出来上がると、広間にいる人数分を盛り分けて持って行く。
スープの出来は少女にしては珍しく見た目も味も美味しいと呼べる代物だった。]
お姉ちゃん、スープ、飲んで?
体、あったまるよ。
[ぼう、とした態のクロエ>>138に声をかけた。]
[ぼうっと、壊れた人形のように腰掛けている。
空ろに見える表情の奥、心は、それでも動き続けていた。
何故と何度も問いかける声がする。何故───、]
……そうだ。
[ぽつと呟いた。そうだった。
自分には、彼に──彼らに知らせなくてはならないことが、ある]
─2階廊下─
[階段に向かおうとする足を、呼び止める声>>139を聞いて、一度止める。
少しだけ顔を横に向け、完全に振り向きはしないまま]
もし、見出す者が早くに名乗り出ていたならば。
……あの様な事まで言う気は無かったさ。
[返した言葉は、彼女が望む理由になっていたのか如何か。
そうして再び前を向いた]
…ありがと。美味しそうだ。
でも私は、シスターのところに行かなきゃならない。
だから……、
[言いかけて言葉を切った。
思案するように小首を傾げ、
やがて硝子のような黒い瞳がエーリッヒへ向けられる]
ナターリエがどこにいるか、知ってる?
[共に動いてきたベアトリーチェもユリアンも知りはすまい。
ゆえに問いは、エーリッヒへと向いた]
─ 広間 ─
[呼びかけへの反応>>145に、かける言葉は見つからず。
翠は揺れることもないまま、ベアトリーチェに呼びかける声を聞いていた、けれど]
……っ!?
[ナターリエは人狼、という、宣。
翠が僅か、揺らいだ。
こちらに向いた、黒い硝子はその揺れを捉えたか、否か。
向けられた問い>>147に、翠は僅か、伏す]
……今日はまだ、会ってない、けど。
下にはいないみたいだから……外に出てるんじゃなければ、部屋にいるんじゃない、かな。
[実際、夜が明けてからは顔を合わせてはいない。
意識凝らせば、居場所を知るは容易かろうが、それはせず。
曖昧な推測を持って、その答えとした]
……見つかった、な。
[小さくちいさく、向けるのは、コエ。
誰に、とは。
説明せずとも伝わるか]
居場所聞かれたんで、外か部屋か、で誤魔化してはみたが……。
どーする? っても、逃げて逃げられる状況じゃないわけだけど。
─ 2階廊下 ─
見出す 者 が 名乗り出とった ら ……?
出る 必要 あったん …?
[最初に思考が巡るんは自分のこと。
そこで一旦思考がぐる、て巡って止まったんやけど、もう1つあることを思い出した。
せや、生きとる人の中から探せぇ人がおった]
…… つまり そん人の こと ……?
[もしかしたら、うちんことも含まれとったかもしれんけど、うち自身は隠す気ぃあらへんかったさかい、考えから外れとった。
そもそも、隠しとく理由を理解してへん。
自分は殺す側で、殺される側やって自覚が薄いんや、きっと]
あ。エリお兄ちゃん。
[クロエを呼ぶ声>>141に気付くと、昨日とは全く違う少女の笑顔。
そして、クロエの宣>>145に眼を瞬かせる。]
……ナタお姉ちゃん、が?
[昨日は衝動に支配された形、だったのだろう。
殺さなければ、との思いに駆られていて、
あまり頭に他の事が入っていなかった。]
お姉ちゃん、それがホントなら、あたしがやるから。
[ナターリエの所在を問うクロエ>>147に、言い募ろうとしてみたが。
広間を出ていく姿>>151に、がっくりと肩を落とした。]
─ 2階 ナターリエの部屋 ─
[止める手があろうとなかろうと、
クロエはナターリエを探すのを止める気がない。
廊下でローザらと擦れ違っても、目を向けることもしなかった。
泣きはらした顔に表情を失ったまま、目的の部屋へと向かう]
ナターリエ。
[ノックして少しの間、声を待った。
そうして静かにドアを開く]
お部屋でお待ちしています。
昨日にあのようなことがあったのですから、そうなるでしょうね。
[返すコエは落ち着いたもの]
奇妙な出会いではありましたが……、
これもめぐり合わせなのだと思います。
[まるで別れの挨拶のようなコエを告げ]
エーリッヒさん、ラファールさんは、自分の信じるままに動いてください。
[コエでは、ほとんど呼ばなかった名前、その二つの名を口にした]
―個室―
開いています、どうぞ。
[ノックの音に応えて、部屋にクロエが入ると]
お待ちしていました。おはようございます。
[一度椅子を勧めるが、彼女に長く話すつもりがなければ、断りの言葉があるだろうか]
─→広間─
[それ以上の言葉を娘に返すことはなく、階段を降りた。
シスターが人狼と宣を受けた>>145時には居合わせていなかったが、昨日のやり取りから予測できない筈もなく。
だが広間を出た“見出す者”>>154とすれ違った時、向けたのは短い挨拶の言葉だけだった。
その行き先を変える事も、彼女を目で追う事すらせず]
おはよう。
[いつもと変わらない顔で、広間の扉を潜った]
どういたしまして。
[ユリアンの礼>>150に笑みを浮かべ返礼を返す。
余談ではあるが。
普段の少女の料理は【見た目も味も最悪】である事をここに記載しておく。
エーリッヒの翠が僅か揺らぐ>>149のに、
少女は気付けなかった。]
……予測済み、かよ。
[返される、落ち着いたコエに、零れたのはどこか呆れた響きのコエ]
そりゃ、ま。
屋敷から逃げたところで、どうにもならんだろうけど。
[陸の孤島となったここからは、到底、逃れられぬのだと。
それは、理解しているから、待っている、というのを咎める事はない。
そも、クロエを引き止めなかった時点で、何もいう事はできぬのだから]
めぐり合わせ、ね。
……こんなついてないめぐり合わせっていうのも、珍しい気はするけれど。
[呼ばれた二つの名。
銀の獣は嘆息するような気配をひとつ、落として]
……ああ。
俺は、俺の、思うまま……に。
今までも、ずっと、そうしてきた、から。
あなたたちを見出すのは私。
生あるあなたたちを追い詰めるのも私。
それなのに何故?
知って…いたでしょう…?
[慈悲の名を持つ刃は、真っ直ぐに修道女へと向けられたまま。
問いを紡ぐクロエの唇の端が、震えた]
ええっと。
武器、持ってお姉ちゃんを追わなきゃ。
[少女に身を守る術はない。
祖父が教えてくれなかったこともある。
厨房へと戻って、銀製のナイフを一つ見繕おうと、
向かいかけた所で聞こえた挨拶>>157。]
ライヒ、お兄ちゃん。
[ポツ、と。声の主の名を呼んだ。]
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