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[派手な衣のおのこと童たちの様子を、白の袖に隠れて眺めつつ、あやめの言葉に小さく返す。]
…気を悪くなど。
ただ我は…否、なんでもない。
[姿がわからぬと言われれば、曖昧に頷いて。
「白の主」との呼びかけに、直ちに反応出来なかった己を思い口を噤んだ。]
ああ、判ったよ。ちゃんと謝りましょうとも。
[苦笑しながら、水飴を、そっと音彩の手に握らせる。戻って来たあやめの言葉には、肩を竦めて]
ああ、少しばかり悪戯がすぎたようで。
[烏の言葉にうん、と言いつ、頷いて]
水飴、ねいろが起きたら一緒に食べるね。
[こう言ったところで、眠気を感じてふわ、と小さな欠伸をもらす]
……風漣も、眠くなってきた……。
[こし、と目元をこすりつつ、小さく呟く。
鞠を抱えて眠り込むまで、*さほど時間はかからぬか*]
我は…我は。わからぬ…そなたが言う通りや否や。
ただ…望まれるはうれしや。
[眉尻下げつつ尚も笑むあやめを直視できぬのか、琥珀は逃げるように揺れて。
きょとんとこちらを見やる童と目が合ったろうか。]
…今日和でよいかの。
[笑むは苦手か袖は下ろさぬまま、問うような呟き。]
何もないのならば好いのだけれども、
此方には其方の心の機微はわからぬから、
礼を失する言を発したのならば言うておくれ。
[傾ぐ首に釣られてゆらり揺れる深紫]
悪戯は童のする事ではなかろうか、
其方がするのは聊か感心せぬね。
[されど烏へと返す声には笑みを含む]
さても子らはお休みの時間か、好き夢を見ると好い。
とは言え今この時すら夢かも知れぬけれど。
〔……りぃん……りぃん。
涼やかな音色は夢路へと導くか、
時の流れすらも止めるかのやうに。
白花を掴みて倒るる臙脂の子、
朱と金を抱きて眠る濃色の子、
二人を交互に見遣りて咲笑ふ。
好く似た面差しの童子らが寄り来たり、
如何様にしようか問ふ眼差し向ける。〕
[ふと視線を感じて琥珀を向ければ、首を傾げるおのこの姿。]
…麗しきかはわからぬが、恐らくは。
他に奏でていたものの姿はみかけなんだ。
[消極的な肯定を返し、やや不躾かも知れぬ眼差しで様子を見やる。]
そなたは…此処のものかえ?
それとも客人じゃろうか。
[御酒の嗜みようから館に馴染んだものかと、期待するよに問う。]
さて、どうも、俺の中には、この子等と同じ童が棲むようで。
[笑みを含んだあやめの言葉に、口の端を上げ、そう言うと、眠りに落ちた風蓮と、夢の中の音彩を抱き上げ、童子達が傍らに敷いた布団の上に、寄り添うように寝かしつける]
嗚呼、やはり、似合いの音色と思った通り。
随分と、心楽しく聴かせて頂きましたとも。
[えいかの言葉に、頷いて、続く問いには、ああ、と応じる]
俺も客人ということのようで、名は烏。それ以外のことは、恐らく貴方とご同様。
8人目、雑貨屋 フラン がやってきました。
[さらりさらりと風が。
木々を。花を。空を。雲を。
揺らし、鳴かし、泣かせていた。
ただ森の中にひとり立っていた。
風がくすんだ空色の髪を揺らしていった]
…我は誰そ。
[ぽつりと呟く。
顔かたちは少女のものであるのに、その言葉は少年のものに思えた。
ややして、もう一つ呟く]
…ゆら…。
我は…「揺藍(ゆら)」であったのか。
[花紺青の袖を揺らし、その足は微か木々の向こうに見ゆるほのかな灯りを求め行き]
〔正座から足を崩して楽な姿勢になり、
庭を臨むもやはり陽はあり星はなく。
あれからどれほど時を経たのやら、
知る術はなく知ろうとも思はずに、
唯ただ酒精を己が内へと流し込む。
冷えた身体に注がれる熱は心地好く、
幾度目かに朱唇歪めて微笑を作る。〕
[森より出ずれば静かに空を揺らす鈴の音に気がつく。
音に呼ばれるようにその足はふらりふらりと道を行く。
足は音に導かれ、そして灯りにたどり着く。
微かな逡巡を含んだ声で戸の外より声をかける]
たれかおいでか。
[花紺青の袖がふわぁと揺れた。
戸をあけた童子に招かれ、腰に太刀と蝙蝠扇を佩いた白拍子は童子ではない者の居る場に通されようか]
[二人がきちんと寝かしつけられたを見れば、それきり視線を外し。
さざめき去る姿を見やることもない。]
似合い…であったかの。
よくわからぬ。が、煩うのうたであればよい。
[過分なおのこの言葉に、ふいと琥珀を逸らす。]
烏殿か。我は…ゑゐか。えいかじゃ。
…ご同様たれば、我も客人であるのかの。
[判らぬことだらけじゃ、と眉を顰める。
そは再び濃くなった酒精ゆえかも知れず。]
どうやら、また新しい客人のようだ。
[表の気配に、目を細める]
煩うどころか…
[次いでえいかの言葉に応じ、言い募ろうとしたものの、眉を顰める様子に気付く]
さて、御気分でも悪いかな?
[酒杯を勧める童に首を振ったところで、澄んだ声が耳に届く。]
…誰そ?
[やがて姿を見せるは、目にも鮮やかな花紺青。
色は違えど良く似た衣に、袖を下ろして琥珀色の瞳を見張る。]
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