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―広場―
[広場に着いたら、噴水の方へ。
魔法仕掛けのそれが弾く水滴に、少しだけ眩しげに目を細めた後、縁に腰を下ろす。
傍らには隼。その嘴は器用に拾いものの縁をくわえていた]
さってと。
皆様お立ちあい……なんてなっ。
[どこか楽しげな口調で言った後、ハーモニカを出して音色を紡ぐ。
響くは明るく、*陽気な旋律*]
[それから彼女が露店を出るのを手を振って見送り]
じゃあ、俺も。
またね、おじさん!
[言ってハンスに手を振り、自身も雑踏の中へと足を踏み入れる。
真っ黒な煤の塊は、路行く人に避けられて
ざわめきや迷惑そうな声なんて、少女はちっとも気にしない。]
―広場―
[露店で、覗くと硝子の欠片がキラキラ光って綺麗な筒を
長い間見て楽しんでいたけれど
重なった音が響いたから、手を止めて音源の方向へと顔を向ける。
ハーモニカの陽気な明るい旋律。
少女は、嬉しそうに笑顔になって、人ごみへと噴水の方へと*走って行った*]
[会話のうちにベッティと友人ということも分かる]
[段々と同じような対し方となってゆく]
[煤だらけの手を差し出されれば少し躊躇しかけた]
[だが結局手袋を取ってから左手で受けた]
カヤ君か。
名前を聞くのは初めてだったな。
どうぞよろしく。
[そういえば何度か見かけた覚えがある]
[ただ今の姿は記憶と即座に結びつかなかったようだ]
確かに人の良い御仁ではないけどね。
[意気投合する少女二人には苦笑して]
[右手でもう一度ベッティの頭を撫でた]
あまり絡み過ぎるなよ?
一筋縄でいくような相手でもないんだから。
―広場・露店―
[ハモニカの音が聞こえてきた]
[楽しげなメロディに目を細める]
懐かしいな。
休憩時間によく歌ったっけ。
[客足がないことを幸いとして]
[合わせて旋律を口ずさみながら演奏に聞き入っていた]
─とある民家─
はい。それじゃまた何かありましたら言ってください
ああ、娘さんにお幸せにとお伝えください
[そう言って、ぺこりとお辞儀
今日は依頼された仕立て直しを済ませ、直接届けにやって来たわけで
何でも、この家の娘が今度結婚することになり、母親の使ったウェディングドレスを今度は彼女が使うことになったとか]
…………結婚、かぁ
私もいつかはウェディングドレスを着るのかなぁ
[帰り道、ぼんやり考え事をしながらそんなことを呟く]
─広場・噴水側─
[紡がれる旋律は、風に乗って花弁と共に舞い散る。
立ち止まるのは観光客や旅人など、祭のために訪れた者が大半らしい。
とはいえ、隼が澄ました様子でくわえる帽子を不思議そうに見る者はあれど。
それに関して問いたげな者は今の所なくて。
届けるようかなぁ、なんて事を思いながらも、最後まで音色を織り成しきった]
―宿舎―
[友人に紹介され、行商人と挨拶を交わした後、彼は一足先にその場を去った。
宿舎の部屋に戻り、掌を上に向ければ光球が生み出され灯の代わりになる。
暫く歩き回った挙句、壺は部屋の隅に据えられた]
そう言えば切れそうだったね。
少し面倒だけど、…早いほうがいいか。
[視線は机の上に出されたインク瓶に動く。
光球を指先で触れて消すと、再び部屋の外へと出た]
─広場─
…………ん?
[広場の前を通りがかると、ハーモニカの音色が聞こえる]
……いい音だね。誰だろ
[そう呟くと、音のする方へ
そうして人ごみを避けつつ噴水までたどり着く]
ああ、楽団の人か
[色々納得したのか、しばし音に耳を傾けていたが]
……そうだ。アーニャ
[そう言って指を振ると、肩からアーニャが飛び降り、アーベルから少し離れた場所でステップを踏みクルクルと踊りだす]
─広場・噴水側─
[踊り始めたそれに気づいたのは、隼の方が先。
ゆる、と首が傾げられ、眼が動きを追う。
音色を紡ぐ奏者の方は、やや遅れてそれに気づき、瞬き一つ。
曲に区切りがついた所で唇から銀を離し、蒼の瞳を人形へと向ける]
これって……確か?
[見た覚えはある、ものの。
すぐには思い出せずに、首傾げ]
[アーベルの奏でる曲が終わると、アーニャはぺこりとお辞儀をして、てててとゲルダの元へ
しゃがんでアーニャを掬い上げ、肩に乗せるとテクテクと噴水の縁に座るアーベルの所へ]
こんにちは
…………もしかして邪魔しちゃいました
─詰所前→大通り─
[詰所前で自衛団長を待つわけにも行かず、すぐさま歩を進め始める]
顔が分からねぇからな…。
待ち伏せるのが良いんだろうが、あんな場所に居るのは真っ平だ。
[咥えていた手巻きタバコは短くなり]
[右手で摘むとそのまま燃やし尽くす]
[己の痕跡を極力残さないようにするいつもの癖]
[燃え上がった余韻で舞い散る花弁がちりりと焦げた]
[一度通りの隅に寄り、立ち止まる]
[胸ポケットから手巻きタバコの道具一式を取り出すと]
[いつものように手早く手巻きタバコを作り上げる]
[それを咥えると指を鳴らし火を灯し]
[再び周囲は紫煙で覆われた]
さて、頃合いまでは時間潰しかね。
[両手をジーンズのポケットに突っ込むと]
[ゆるりとした足取りで再び通りを歩き始めた]
[ててて、と駆けて行く人形を視線で追う。
自動駆動の魔法人形だっけ、と思い返し。
そういえば、楽団の演目に、人形遣いとの合同なんかもあったっけ? などと他人事のように思いながら]
ん、いや、別に?
さすがに、ずっと吹きっ放し、って訳には行かないからなー。
[アーベルの言葉にほっとしたのか、にっこりと笑うと]
そう? …………うん、それならよかった
ん、いい曲だったよ。思わず踊りたくなるくらい
[そこで隼の銜える物に気付くと首をかしげ]
ところで、あれって誰かの落し物?
―大通り―
[向かった先は雑貨屋。
すっかり顔馴染みになった店主と二三言交わした後、勧められた品を手にした。
こちらはどうやら吹っ掛けられることもなかったらしい。
便箋を数枚、他に細々した生活用品と共にお買い上げ。
扉のベルを鳴らし、大通りに出た]
…おや。
[ハーモニカの音が聞こえ、その元を探すように首を動かす。
程無くそれは止んだようだったが]
―広場・露店―
ああ、すみません。
良い音でしたね。誰が演奏されてたか分かります?
[声を掛けられてから気づき、笑う]
[客は街の住人だった]
[楽団の見習いの子とだけ表現されて首を傾げる]
楽団員がこの時間に?
サボリ魔ですか。おやまあ。
それで今回は何をお求めですか。
[あれこれの雑談も交えながら]
[しばらくは商談が*続く*]
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