情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 繁華街・スナック『桃』 ―
[店内では上司と部下の二人組が、相変わらず古い歌を熱唱している。
私が若い頃、自分が生まれた頃の歌なんて知らなかった。
会社勤めも大変なのねと明日の下ごしらえを始める。
まとめて伽矢の弁当を作ろうとして、手を止めた]
明日はおべんといるのかしら。
[そろそろ伽矢が帰ってくる頃合だろうか。
流石に実の息子が日をまたいでも戻ってこないと、
『あの人』どころではない。
冷蔵庫を開け、酒と一緒に仕入れた牛乳を入れた]
[隣から聞こえる不機嫌な声で、やっと誰がそこにいるのかに気がついた]
なぁんだ。隣にいるのは朴念仁のひふみんか。
せっかく、若い青少年や、エロい中年おじさんの為にサービスしてたのに、台無しじゃない。
どーせ、あんたのことだから、徹夜明けで来てるんでしょ?
お風呂に入ったまま眠んないようにしてあげたんだから、逆に感謝しなさいよ。
それに根詰めすぎてると体壊すよ?
たまにはまた、うちにお茶でも飲みに来なさいな。
朴念仁で悪かったな。
っていうか、どーゆーサービスだよ。
[呆れたような突っ込み。
同じく朝風呂に来ていた周囲の様子は、とりあえず見ないでおいた]
確かに徹夜明けだが、別に溺死はしないっての。
[しかけた前科は数知れず、だが。
身体壊す、という言葉は否定のしようがなく、むう、と唸るに止め]
あー……そだな。
神社の縁側は、落ち着く。
[どういう認識なのか]
[伽矢から返ってきた返答に言葉を返すことはできず扉が閉められるのを見送った。]
伽矢くん……
[少しその場に立ち尽くしたまま伽矢の入っていった扉を見つめていた]
なんで、こうなっちゃったのかな……。
[疑問に答える声はなく自分も家へと戻っていった]
[テレビを点ける]
……――さん、またでてんな。
[昨夜も見た芸人が、今度は漫才をしていた。
頬杖をついて暫くぼんやりと眺める]
あの人らも、1年も前は無名に近かったのにな。
大会以来だっけ、こんだけ有名になったの。
[小さく溜息。
漫才が終わると同時に、電源を消した]
どーゆーもこーゆーも妄想の手助けサービスに決まってるじゃない。
魅力的な女性というのは、そういうのもアフターケアしてあげるものよ。
まあ、そっから先は、ご自由に頑張ってくださいって感じだけど。
[言いながら、風呂から上がり、タオルを絞って水を切る]
溺死するする。ひふみんなら面白い体験が出来たーとか喜びそうだもん。
[ペタペタと足音を立てて、移動]
ってかさ。
神社に来て縁台だけ気に入られても困るんだけど。もっとお金を落としなさい。お金を。神社は慈善経営じゃないのよ。
あ。お姉さん。目の保養ご馳走様でした。
良かったら、今度うちの神社に来てね。願い事成就のお参り。家内安全お守り。悩み事相談なんてのもやってるから。
……後、上がりたいならちゃんとしてあげるからね。
[その目に映っていたモノは、普通の人には見えないモノ。
ただまあ、大抵のモノは特に悪さもせず、普段どおりの生活を繰り返しているのがほとんどなのだが]
……あんだけの舞台で、あんだけ笑ってもらえりゃ気持ちいいだろうな。
[暗くなった画面を見つめて]
あーダメだ。
ここじゃ集中できねー。
[両頬を叩いて気合いを入れる。
拍子にずれた眼鏡を掛け直した。
鞄に財布と鍵と携帯、ネタ用のノートを突っ込んでから、部屋を出て行く]
……それ、相手によってはありがた迷惑にならんか?
[細かい解説に、思わず突っ込み]
いや、臨死体験は間に合ってるから。
大体、溺死は苦しいぞ、溺死は。
[何故わかる。と、いうのはさておいて]
……そう言っても、世話になるような事がないんだから、仕方なかろーが。
[実際問題として、ないわけで。
その後の、誰かに話しかける言葉には何か言うでなく。
しばし、適温にたゆたった]
[ありがた迷惑という言葉を受けて]
そんなもんは知らん。
情報をどう使うかなんてその人次第よ。いらんなら捨てればいいだけよ。
[はっきりと断言してみたり]
ま。とにかく風邪とか引かん様に頑張りなさいな。
ほんじゃ、お先失礼するよ。
[タオルを肩にかけて、扉を開けると、全裸で大股開きのままじいさんの所へ移動した]
じっちゃん。牛乳一丁。
『あいよ。80円な。
……しかし、最近の若者は慎み深さというのがなんともはや……』
サービスよ。サービス。
[そんなことを言いながら、腰に手を当てて、ビンに入った牛乳を一気飲み]
[家に戻り父親の待つ一階へ]
お父さん店番しとくからご飯食べてきちゃって。
[二階に上がる前にお父さんが「そういえば明日からしばらく家を留守にする」と突然言い残して]
えっ?聞いてないよ?
もう、お父さんいつも急なんだから…。
はぁ……
[自然とため息がもれる。
その日はそのままもやもやした気分のまま寝ることになった]
ー中央公園ー
[背中にうさぎのリュックをしょって。話し相手はそのうさぎ。
桜の巨樹の前に立ち、見上げながら今日はご機嫌。]
さーくーらー
さーくーらー
やーよーいーのーそーらーぁわー…
[季節外れの歌が飛ぶ。
高く小さな声は、気ままに風にながされて、途中で止まる。]
やよいちゃんの空って何なのかな。
[どうやら歌詞の意味は解っていない。
こて、と首を傾げると、背中のうさぎも首を曲げる。]
───ぷはぁ!この一杯の為に生きている!
『……じじくさいのう』
枯れているじっちゃんに言われたくない。
[飲み終わったビンを番台に返して、昔死んだばあさんのバスタオルを借り受けて、全身を拭き、服を着込む。
それからは、頭にタオルを巻きつつ、髪が乾くのを待つ時間の間、脱衣所の隅においてあるインベーダーゲームをプレイ。
ちなみに、10円で出来るという価格破壊の一品である]
うっおー!くっあー!
いつやってもこの異星人強すぎる!
戦争は本当地獄だぜ!フハーハー!
それは否定せんけど、な。
[はっきりとした断言に、浮かべるのは苦笑]
ああ、それは気をつけとく。
[風邪への注意は素直に受けて。
ぼんやりと聞こえるやり取りに呆れながら、目を閉じる。
……そのまま、うっかり5分ほど意識が飛んだりしたのだが]
[飛んだ5分の間にナニを見たのか、はさておき。
動かなくなったのを案じた周囲の声によって無事、現実帰還を果たした所で湯から上がり]
……っと。
[足に残った青い痕に一瞬戸惑い。
それから、昨日の事を思い出して苦笑する]
身体は、鍛えてたっぽいな、あいつ。
[何か全然違う所に感心しつつ、脱衣場に戻って身支度する。
言うまでもなく、また沈んだのか、との突っ込みは番台から落ちてきたが]
沈みきってないから、いいだろうが。
[多分、論点が違う]
─繁華街・自宅─
[中へと入ると、そのまま自分の部屋まで上がって行く。
途中弁当のことを聞かれたりしたのなら、端的に次の日は休みであることを告げる]
飯ならてきとーに済ませておくから。
[作らないなら作らなくても良い、とも告げた。
自室へと入ると、周囲からの音を遮断するようにして眠りにつくのだった]
[───それからしばらく。
髪が長いので、完全に乾ききるまでには結構な時間がかかるので、それなりですませているもののそれでもかなりの時間をつぶしてから、化粧という化粧は、かなり薄化粧で済ませて、外をぶらつき始めた。
いくら人が来ない神社とはいえ、あまり長い間外しているのはよろしくは無いのだが、それでも今の時間に人はあまり来ない。
それよりも先に、買い出さなければいけないものがあるので、まずはそちらを優先だ]
お茶ッ葉とか切れかけてたよなあ。後、食べ物の補給もしなくちゃ……兎の耳買って、バニー巫女とかになったら人来るかな。
[だから、それは目的とは少し違う人種が集まるのである。
しかも、さすがにニッチすぎる]
うーむ。商売は難しい。
[神職を商売と言い切るのもどうかとは思うが、まあそれもまた一端ではあった。
そんなこんなで更にしばらく繁華街をぶらつく姿を見かけることが*あるかも知れない*]
─翌日・繁華街─
……朝っぱらから呼び出したと思ったら急用ですぐ帰るとか。
舐められてるのか? 俺は舐められてるのか?
……はぁ。とはいえ、新しい出版社なんざ探すの面倒だし。
[一応、人通りの少ない朝に時間を取ってるのは自分のことを考えてくれているのか。]
…………だったら、うちまで来て欲しいんだがな。
―住宅街・通り―
[中央公園に向かっての道を歩いて行く。
道すがら携帯を取り出し、耳に押し当てた]
……ん、オレ。
あのさ、昨日合わせた奴だけど、少し変えていい?
あそこ「粉砕骨折」ぐらいにしねーとインパクト弱いかなって。
それと定番の「白魚の舞」だけど……
いや、気合いで覚えろこんくらい。
[傍から聞けば意味不明な単語を数十個交えながら、殆ど一方的に話して電源を切った]
─ →繁華街─
[水分と休息を十分に取り、「倒れるなよ」との声を聞きつつ、通りへ。
今日こそは買い物をしないとまずい台所事情をあれこれと考えながら歩いていく]
とりあえず、次の取材箇所をどうするか。
……また、遠出するようかねぇ……。
[超常現象なんてそこらに転がっている訳ではなく。
探すには、それなりに気合が必要なのもまた、事実だった]
[ちなみに彼の格好は昨日の立て襟コートとサングラスに加えて、つば付きの黒い帽子。
そして、手には少し厚めの茶封筒。その中身は、今度出る自身の新刊の製本版。]
― →中央広場―
さーて。
新ネタどーすっかな。
仮の奴じゃ、人ウケしそうにないんだよなー……
[今朝の芸人を思い出し、頭を掻く。
やがて見えて来た広場に足を踏み入れようとし]
……ん。
[歌が耳に届いた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新