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―宿屋食堂―
おはようベッティちゃん。
おお、ありがと。
[温かいスープはとても嬉しい。
近くのテーブルに座ると早速いただいた]
んー、あったまるな。美味しい。
大丈夫大丈夫。身体が丈夫でないと出来ない稼業だからね。
[さっきくしゃみしたけど]
まさか橋がやられちゃうとはね。
道途中で困ってる人もいそうだ。
─村の入り口付近─
……ったぁ……こりゃまた……。
[通りを進みそちらに近づいたなら、その様子は嫌でも目に入った。
崩れた土砂と、壊れた橋と。
復旧が容易でないのは、はっきりと見て取れる]
これって、かなり厳しくね、状況。
麓とは、連絡取れてんのか……?
[呟きながら、もう少し近くで見よう、と歩みを進めるものの、ある程度進んだ所で、自衛団員に強引に阻まれた]
……って、な、なんだよ。
ん、ああ、危険なのはわかってる、けど……。
[それだけにしては、空気が張り詰めているような、そんな感覚に。
す、と蒼が細められた]
―修道院前―
[自衛団員は厳しい表情で青年に宿に来いと言う]
……は?
宿に怪我人や病人でも居るんですか?
[呼び出される理由など其れくらいしか浮かばない]
それなら準備を……
え、……そうじゃない?
なら、如何して私が宿に?
[準備の為に戻ろうとすれば引き止められた]
嗚呼、でも宿に行くなら持って行きたいものがあるので。
少しだけ待って呉れますか?
[言い置いて青年は一度中に姿を消した]
―宿屋―
客を厩舎にとめたとかなるから、こういうのは今回っきりにしてくれよ?
[言いながらも、ユリアンの気持ちもわからなくはなかったので、その件は軽く言うだけにとどめた。
橋の話になれば]
そうだな、親父も復旧までは帰ってこれそうにないな。
客が増えることもないから、まぁ大丈夫だろうけどな。
[窓の外のほうを見ながら]
復旧、どれくらいかかるんだろうな?
……んー。
[こてり、と首を傾げる。口元には、薄い笑み]
なんか、隠してる?
[問いかけは、他の村人のざわめきに紛れるよな小声で紡がれる]
……いや、別に、疑ってるわけじゃあないけどさぁ……。
こういう状況での隠し事って、隠されてる方にはストレスになるよねぇ?
あんまり、隠しすぎるのもどーかと思うんだよなあ、俺。
[実際に何か隠されているかは知らないが。
何気ない口調で、仮定の話を積み上げる。
話している自衛団員の表情が、僅かに引きつった]
─工房『Horai』昨晩から今朝早くにかけて─
[結局、不安は晴れないまま、朝方近くまでギュンターからの依頼の品
銀の守り刀を作る事に専念していた。
装飾は殆ど必要ないからという注文だったため、
雛形に手を加えることはあまりせず。
ただ夫に意見されたとおり、その柄の根の中央に、丸い瑠璃を一つ埋め込み
蔦のような文様を絡ませた。
工房に入ったっきりだったのは、流石に夫に気づかれただろう。
こちらを伺うような気配に気づけば、
ひと段落着いた頃、作品を台の上に置き、手袋を脱いでそちらへ顔を向けた。]
ゼル。
[小さく名を呼べば、夫は心配そうにこちらの様子を伺いに中へと入ってきて。
誰の人目も無い場所だからこそ、座ったままこちらから、手を回して腰の辺りを抱きしめ、すりと、甘えるように頬をよせた。]
カルメンさんとミハエル君、どうしたの?
[来客らはどうなったのか尋ねれば、空き部屋に二人が泊まったことを知る。]
そう……うん、その方がいいわね。
雨、止みそうになかったから。
[昨晩、篭る前の事を思い出せば、知らず手には力が込められた。]
[殆ど眠らなかった事を、咎められるよりは心配されただろうか。
少しは眠った方がと言われれば、ふるりと首を振った。]
大丈夫、仮眠は少し取ったから。
それよりもう日が昇り始めてるし、朝の支度しないと……。
[そう言ったものの、今度は夫が譲らなかっただろう。
子の為といわれれば、反論は出来ずに
大人しく一度寝室へと連れられて、少しの間だけでも横になり眠る事にした。]
─自宅・自室─
[作業を終えると後回しにしていた事も細々と終わらせて。
現在机の上にはライヒアルトから貰ったクッキーと、カルメンから貰ったカエルのパペットが乗っていた]
………これは仕舞っておこう。
[手に取ったのはパペット。
一度手に嵌めてカエルの口を動かしてから、机の引き出しの中へと仕舞った。
鍵もしっかりとかけておく。
次いで紙包みの中のクッキーを一つ取り出し、一口齧ってみる。
口に広がる甘さに思わず顔が綻んだ]
ライヒアルトが作ったのかな。
美味しい。
[背伸びをしていても、味覚はやはり子供のもの。
甘い物は好物の一つだった]
[いくつかクッキーを口に運んで、紅茶が飲みたいなと思い執事を呼びつけようとした時。
先んじるように扉をノックする音が響いた]
何だ。
[入室の許可を出すと、執事が姿を現す]
……自衛団が?
僕に何用か。
[用件を聞けば、先程自衛団員がやって来てミハエルに宿屋まで来るように、との言伝を受けた、と。
その言葉に訝しげな表情が浮かぶ]
何故宿屋へ行かねばならないのかは聞いていないのか?
……そうか、仕方が無いな。
[理由は教えてもらえず、足早に立ち去られたと聞いて短く息を吐いた。
机の上に置いてあったクッキーの紙包みを卓上の小瓶へと仕舞い。
身なりを整えて執事と共に自室を出る]
ついて来ずとも良いぞ。
一人で行く。
[伴おうとした執事を制し、一人自宅を出て行った]
[突然の笑みに、団員が浮かべるのは困惑。
その肩を、ぽん、と軽く叩いて]
もう少し、隠し事の仕方は身につけた方がいいぜー?
ま、大方じいさまの方になんか考えがあるからなんだろーけど……。
[ここまでは軽い調子で言って、それから。
再度、声を潜め]
で、真面目な話。
……何があったわけ?
[短く問いを投げかける。
しばしの間を置いて、返されたのは、死者が見つかった、という話]
はい? それって、昨夜の嵐で……か?
[再度の問いに答えはなく。返されたのは、詳しい話は後から聞けるから、宿に戻れ、という言葉]
は? いやそれって、なんか繋がらないんだけど。
―宿屋食堂―
うん。我侭言って悪かった。
何か言うような奴がいたら俺も言い聞かせとくから。
[話だけで済むかどうかは相手次第]
そっか、親父さん出かけたんだったね。
アーベル、やっぱいい時に戻ってきたな。
存分にこきつかってやればいい。
[くっくと笑いながら言う]
昨日は暗くてちゃんと見えなかったんだよね。
近づかせてもらえなかったし。
ただかなり崩れてたみたいだったから、土砂どけて麓と連絡とって橋渡せるまでは……数日じゃ済まないかも。
[ベッティの視線を追いかけて窓の外を見た]
[困惑した問いに答えはなく。
結局、他の村人たちと共に、その場からは追い払われる形となった]
……わっけわっかんねぇな、ほんと……。
って、あ。
キーファーのこと、聞きそびれた。
[もう一つの目的だった、蒼鷹の消息を問う事は今更できそうになく。
やれやれ、と息を吐いて、宿へと踵を返した]
─雑貨屋─
[ぎ、と木の軋む音を立てながら台車を引いて雑貨屋まで来れば入り口邪魔にならぬところに台車を止めて。
籠の中の蒼鷹に、ちょっと待っててね、と声をかけてから、雑貨屋の中に入った。]
ゲルダ、おばあちゃん、おはよう。
昨夜は大丈夫だった?
[そう声をかけると、ゲルダの祖母からクロエこそ大丈夫だったかと問われ。
心配されればむず痒く、うん、とはにかみ答えたもののふと幼馴染の姿がないことに気付き首をかしげた。]
おばあちゃん、ゲルダは?
え、ゲルダ出かけたの?
…もしかして、昨日のあの音、確かめに行ったのかな…
あ、大丈夫だよおばあちゃん。
ゲルダだって子供じゃないんだもん、危なそうなら戻ってくるよ。
[大きく頑丈な麻袋にはワイン瓶が数本。
他には仕事用の道具と数冊の本等が入っている。
自衛団員の様子から多少は待たされるだろう事が
想像出来たから暇を潰す為のものがいくつか見られる]
――…お待たせしました。
さてと、行きましょうか。
ああ、ちゃんと院長にも言ってきましたよ。
自衛団の方に呼ばれて宿に行ってきます、とね。
[宿までの道など当然知っている。
道案内の為ではなくこの自衛団員は
青年を連れていくのを役目としているのだろう]
出来れば手短にお願いしますよ。
この時期、忙しいのはあなたもご存知でしょう?
[話は宿でと言われ軽く肩を竦めた。
青年は大人しく宿に向かう事にした]
あ、そうそう。おばあちゃん、便箋売ってくれないかな?
枚数は要らないから。
うん、ちょっとお手紙出すんだ。
あ、この後ベッティの所に顔出すからペンはそこで借りるよ。
[祖母の答えを聞いて、ゲルダの行き先を思案し不安げな表情を浮かべてしまい。
ゲルダの祖母からも不安そうな声が聞こえれば慌てて明るく微笑んでみせ、話を変える為にここに来たもう一つの目的を伝える。
ゲルダの祖母は快く便箋をいくつか出してきたので、淡いラベンダー色に染まったそれを選び代金を払った。]
ありがと、おばあちゃん。
本当はもうちょっと話してたいけど待たせてる子もいるし、ベッティのところにも行ってきたいからそろそろ行くね。
うん、またゆっくり話にくるよ。
[ゲルダの祖母はゆったりと微笑んで見送ってくれただろうか。
その笑みを背に受け、店の外に出ると台車の上の籠の中の蒼鷹にお待たせ、と声をかけ。
台車をひこうとしたところで自衛団員から声をかけられた。]
─ →宿屋・食堂─
[崖崩れと、橋が落ちた話は風と共に広がるが如く。
そのためか、落ち着かない空気の漂う通りを戻り、宿の扉を開き]
……お。
よ、おはよーさん。
相方、大丈夫だったかー?
[食堂にユリアンの姿を認めると、最初に向けたのはこんな問いかけだった]
―宿屋―
[青年は宿屋の扉を開け中に入る。
其れを見届けた自衛団員は団長に報告に行ったようだ。
途端、青年の言葉遣いが砕けた]
よぉ、邪魔すんぜ。
[玄関先から通る声を響かせる]
アーベルとユリアンは居るかー?
[遠慮の欠片も無く奥へと進む。
食堂の入り口まで辿りつけば中に目的の人物を見つけた]
― 道すがら ―
はっ… はっ… はぁ…っ
[小走りで嵐の後の道すがらを娘は走る。所々泥濘で脚が取られかかるが、身体能力は悪くなく、転ばずに居られた。矢鱈と自衛団員の姿を見かけ視線を交えるが、何処か娘を見る様子も違うと感じたのか途中で脚を止めた。]
きゃ…っ!
[その拍子に団員と肩をぶつけてしまい、ごめんなさいと娘は謝罪を口にした。先を急ぐからと再び掛けだそうとするが物凄い力でほそい手首を掴まれ、前につんのめる。]
え、あ、何…っ??
[その形相は村人を見る眼差しでは無く、気がついた他の団員数名に取り囲まれ。]
え、と…僕、何かした?
肩をぶつけた事は謝るけど―――…
[団員同士のひそひそ話を耳に、娘は困惑の色を隠せない。
萎縮しながらも何事かと訊ねれば其のまま宿に迎えとの事で。]
―宿屋食堂―
おう、おはよ。
戻ったのが遅かったからご機嫌斜めで、朝まで一緒にいたよ。
でもあの音にも暴れたりしなかったみたい……もしかして様子見てくれてたか?
[スープ片手にアーベルへと手を上げて。
星石よりは湖水に近い瞳をぱちぱちとさせた]
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