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――おや。僕も驚きましたよ?
[尤も、随分昔の話だが。
浮かべた笑みは変わらぬまま、おや。と不思議そうに瞬いた。]
なるほど。そちらに事情があるのは把握しましたが。
…此方も、予定を潰される訳にはいけないんですよ。
今からタイムセールもありますし、何より。
――これから、“面白く”なりそうなんですから。
[邪魔はしないで頂きましょうか。
笑みが、消える。同時、球体が掌の中で棒状へと形を変えた。
棍棒と呼ばれる形状へと漆黒が形を成すと、ぱしりと両手で受け取って。
繰り出される爪を横に構えて受け止める。ガキン、と金属に近い音がした。
相手の腕が止まった瞬間、相手の腕を弾く様に棍を振り上げると
ひゅ、と空気を裂く音と共に、撓りを加え。相手の右肩口目掛けて振り下ろす]
ち、声だけじゃ止めようが無いな。
[淡い期待は脆くも崩れ去る。もはや止めようが無いと判断し、近付きすぎない場所で地面に座り込んだ。気を集中し、消耗した分を補おうと試みる。何かあった時のために力が繰れるように、と]
――畏まりました、“鳳凰殿”。
[程ほどに、との言葉に小さく肩を竦めて。
霊亀の言葉に、おや。と僅かに片眉を上げる。
心外だと言わんばかりに。]
別に、僕が吹っ掛けた訳じゃないですよ?
幾ら僕が不真面目だからと言って、幾らなんでも見境無く享楽に走りません。
[そんな問題では、無いのだが。]
[ダラダラと歩いていると、何か追い抜いた自転車から声をかけてくる奴がいる。]
…………あー?
[暑さで参ってるのか、半眼で睨む様な形になっている。
水気は火気を剋するとはいえ、強すぎる火気は水気に反剋する。彼女の水気は『まだ』そこまで強くはないのだ。
一応、「あー、昨日神社に居たネ」とは思ってる。]
誰が天魔で誰が五神か。
そこが明確でない状況で、カードを全部見せるほど、考えナシじゃあないんだが。
……っつーか、俺がいる間に来てなかったんじゃねぇの、そちらさん。
[さらりと言いつつ、自身の力より生まれし使い魔を撫でて]
……結界自体は、天魔との一件が片付いたら解く。
ついでに、これでも『天』の『護界操手』。
容易く倒れるつもりはないんで、心配御無用。
応龍が吹っかけたかそうじゃないかの問題じゃないだろうに。
確かに啓子の行動は褒められたもんじゃないけど、それに乗じて楽しもうとしてるのが、ね。
この後のこともあるんだから、やり過ぎないようにしてくれよ。
[溜息は尽きない]
……。
[ものすごく機嫌が悪そうな顔をされたので、軽くこちらもそれにうっかり乗りかけてしまったのだが。
どうやらよくよく見てみれば、暑さでぐってりしているだけだとわかり。
日本人ぽくない顔に、どこかの阿呆と同じような出自なのだろうと割と簡単に推測すると、呆れたように肩をすくめて。
ちょうど自動販売機があったのでそこで二本烏龍茶を買って、一本を少女のほうに放り投げる]
…行き先によっては、乗せてやるけど。
[かき氷を食べてきたあとでしっかり水分を補ってはいるが、止まるとそれなりに暑いので皿に水分補給。
あくまで態度は尊大]
[畏まった物言いに、真面目に胃に来たかも知れない。
そんな事を考えつつ]
……真面目な話。
今、『地』の『護界』が崩れすぎると、それだけ上の均衡も崩れやすくなる。
『天』の『護界操手』である俺たちが力を失えば、それだけ上は崩れやすくなるし。
目覚めたての『地』の『護界操手』が欠ければ、天地の均衡に差し障る。
[ここまでは静かに言って、それから]
……ま、どっちにしろ、後で従姉殿の小言は覚悟してくれ。
俺、そこまで責任とれん。
[最後、投げやりになりました]
タイムセールは諦めてください。
でもって、そういう態度が怪しいんですよ、と!
[ニッ、と唇の端だけを上げ。
相手の笑みが消えるのと同時にこちらの笑みも掻き消えた。
弾くように外へと軌道を変えられて。その付根を狙ってくる一撃に小さく舌打ち]
容赦ないですなっ!
[外への軌道に身体全体を乗せて。半身を捻るように身を翻す。
寸部の差で棍を躱しながら、回転そのままに回し蹴り。
相手の下腹部を狙った一撃]
天魔は複数くらいは言った方がよかったんじゃん?
いたらその場で聞いてるわな。
ついでに蹴りの一つや二つくらい入れてたかも。
いなかったから、他の奴らから聞いたんだが。
[ そんな疑問は、別段抱かれても困らない範囲。
そも、嘘は口にしていないのだから。
後の言葉には、さよーで、と軽く相槌を打ったのみ。
当然というか、得たかった情報は
「頭を叩けば解除されるのか」ということだけれど、
あまり深く突っ込んでも怪しまれるだけだろうし、
解除したところで、他者を倒さねば追われる事は予測がつく ]
言って、まともに通じる状況じゃなかったからな。
[それは説明の不味さのせい、というのはさておいて]
ま、あの状況で蹴り入る彼我距離に入れたんなら、俺はあんたを騒音耐性持ち、と認定するが。
[何せ、女の子二人のサラウンドシャウト。
今思い出しても、耳に来るとか来ないとか。
じー、と見られた紅鴛は、首をこてり、と傾げ]
[言葉だけじゃ止まらない、という霊亀の言葉にやれやれ、とため息ひとつ]
……そこまでいったら、やるだけやらせるしかないだろ。
で、何とか気を補いつつ、均衡を保つしかない。
無理に止めても、後からまた暴発するのは、目に見えてる。
[疲れたような言葉は、なんでか実感こもってます]
……あー。
あのメンバーじゃなー。
大変だ。
[ 思いっきり他人事。
それも予期して行かなかったのは秘密です ]
ところで。
これってそいつの?
[ 未だに持っていたらしい、赤い羽根を取り出してひらひら ]
生活が掛かってるので、諦めるのは願い下げです。
――早々に切り上げさせて頂きます。
[裏で程ほどにしろと警告されているにも関わらず、キッパリ言った。]
――「容赦」? …僕が、する筈無いでしょう。
[期待する相手を間違えていますよ。 にぃ、と。笑みを深め。
避わされ、空を切る棍に掌を添えて無理矢理に勢いを止めて。
勢い良く繰り出される蹴りにカウンターの要領で、
相手の踵へと棍先を突き出して受け止める。ガン、と。 強く腕へと伝わる衝撃。]
――…ッ、“縛”!
[瞬間。
棍が解ける様に姿を変える。
一度受け止めた脚から支えを奪ってバランスを崩すのと同時
鈍色を放つ鎖へと姿を変えた漆黒を、その脚へ絡めようと。]
[嫌な顔に嫌な顔をされて、さらに嫌な顔を……なんて悪のスパイラルが起きる事はなく、ヒビキが投げてきた烏龍茶を「……merci」と感謝の言葉で受け取り、くぴっと口をつけ人心地。
何処に向かうかと問われれば、んーと顎に指を当て]
……あっち。
[と神社の方向を指差し。]
木と土だから、何とかアタシとかいちょーで補えはするかな。
いちお、どうなるか見届けておくよ。
[実感こもった言葉に、色々覚悟決め始めた]
現状を嘆いても仕方が無いでしょう。
楽しんだ者の勝ちなんです。――世の中は、ね。
――均衡の問題は、勿論承知してますよ。
[仮にも四瑞の一人ですから。
小さく溜息を零しながら、鳳凰の言葉に僅かに目を細める。]
――それでも、問答無用で攻撃してくる相手の攻撃を甘んじて
痛い目見るのは僕はゴメンなんです。
掛かる火の粉は、可能な限り払わせて頂きますよ。
[Mの気は無いですから。
きっぱりと言い切った。確かにSッ気ならありそうだが。
最後の言葉には、…覚悟しておきます。と苦笑混じりに。]
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