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それに、しても……。
何か、騒がしかったようだが……何があった?
[己が力を用いる事に集中していた意識は、その時起きていた事へと意識を向けさせてはおらず。
故に、未だ少女への告発の一幕は知らぬまま]
話……聞きにいかんとな……それに。
[手間を取らせた事に一言言わねばならぬから、と。
そんな事を思いつつ。
それでも、意識はもう少しの間、*夢現を彷徨うか*]
[その間にも、子供は後を付いてくる。
寄り添う影の如く。
部屋の前まで辿り着くと、振り返った]
………。
[音を発するまでは、暫しの間。
乾いた唇が、幾度か空気を掻いた]
…貴方は、何ですか。
[愚にもつかぬ問い。
すぐに視線を逸らし、中に入る。
子供に入り込む隙を与えず、閉ざした]
[祈りを捧げ、食物を齧り、飲料を流し込み、形式的に行う食事には、味も温かみもない。
空になった食器を戻しに行く気は起きず、トレイは卓上に残して、寝台に寝転がった。
着替えるのも、億劫だ]
[そう言えば、万年筆を置いて来たと思い出す。
もう、本来の用途には使えないだろう。
大切なものだった気がするのに。
あの時は、武器としてしか、扱っていなかった]
[後で、取りに行こう。
そうは思ったが身体は動かず、*やがて意識は闇の中*]
偽物が信頼されてしまったら。
そういう恐怖を感じずに自分が隠れているうちに食われることも考えずに。
探し出す者、だったらそこまで身勝手なことはできないよ。
探し出す者を騙る、なんて生き延びたい者のすることじゃないんじゃないかな。
みんなが納得するような人物を人狼だと告発して本物らしく振る舞っても、次第に嘘がばれて、怒り狂った奴らに八つ裂きにされるのが落ちだ。
一旦俺は、眠るよ。
[*二階個室へ*]
―二階自室―
[翌日。幼なじみが襲われた事で、彼が人狼でないことは核心できた。人狼が人狼を襲う可能性は、イウァンがベアトリーチェの対立上ないだろう。
分かっている事は沢山ある。だが。]
……言えば納得するような話、ならいいんだが。
[問題はその為の証拠が何も無い事だった。
おそらく皆、特にイウァンを疑っている者らは、簡単には信じないだろう。
苛立ちが募る。]
はがいい、ものだな。
[それでも何も出来ないより、ずっとましだったが。]
[『決して秘密を漏らすな。』
『獣の牙をあなどるな。』
『忘れるな―――』
祖父の声が脳裏に蘇る。
だが事が収まるなら、頑なに守ってきた事を、漏洩することも辞さない覚悟だった。]
そうすれば、あの子が、人狼が死ねば…
[終わると、はたと言いかけ脳裏に浮かぶ疑問。]
…終わる、のか?
そういうば、人狼の数は…
[一人なのかと。そんなことも、そういえばしらない。]
…ライヒアルトにでも聞いてみようか。
[以前はどうだったのかと。
寝台を降り、木箱を服の中にしまい部屋を出た。
そうして広間へと向かう。**]
-回想・広間-
[広間をあとにする少しまえのことイヴァンに]
イヴァンが人狼をさがしおいつめるためにいるなら、信用されるようにすることも俺は重要だとおもうがな。
今は俺たちを追い詰めてるようにも見える。
[肩を叩いて笑いかけ]
もう少し考えて行動してほしい、言いたいことはわかるだろう?
さっきは悪かったな、俺ももっと冷静でいるべきだった。
[イヴァンの反応はどうであったか…]
-回想・廊下-
[考え事をしながら、廊下を歩いてる。]
エーリッヒはあの時、ためらった?
ライヒアルトは慎重に選んで考え?それならあの時説明がなかったのも…
[思考の途中、ゼルギウスに会い]
ベアトリーチェの容態はどうだ?
[簡単な説明を返される]
[その日、起き出して最初にしたのは、ヨハナに会うこと。]
[まだ眠っているゼルギウスさんに毛布をかけて部屋を出ると、一階に向かった。]
[おばあさまはまるでいつだってずっとそこにいたかのように、そこにいる。今日は広間だった。]
[ばふっと、甘えるようにそのお腹に抱きつく。]
[そのまま、他の人には聞こえない声で囁きかける。]
イヴァンに結界が張った人がいるの。わたしたちじゃどうしようもない。
誰がそうか、調べて欲しいの。
…あと、ライヒアルトさんと、イヴァンさんのこと。
わたし怖い。
イヴァンさんの言うことは、嘘っぱちだったじゃない?でも信じちゃう人がいる。それはそれで怖いんだけど、イヴァンさんが嘘つきだったんだから、ライヒアルトさんもどうだか分からない、そうは思わない?
だいたい、「見極めるもの」、なんて彼が1人で言い出したことだよ。いきなり自分がそうだって。簡単に信じちゃっていいの?そんな力を持った人が、都合よくこの場に現れるなんて、そんなことってある?
アーベルさんは人間だって…だってたくさん証拠が揃ってたんでしょ?
わたしたちは、人狼を1人やっつけたって、思いたいんだけどなぁ…。
でもこんなこと言い出したら、わたしきっと疑われちゃう。ライヒアルトさんとだって、きっと険悪になっちゃうよ。
どうしたらいいかなぁ?
わたしや、「あの人」の口から言うわけにはいかないの。
どうしたら、いいかなぁ?
[囁き終わると、わたしは抱きついていた体を離す。]
…聞いてくれてありがとう、おばあさま。
アーベルさんのときと同じ手は、もう使えないね。
でも、わたしたちが1人ずつ、なんて悠長なことしてる時間は無さそう。
もっと踊ってもらわなきゃね。
[カツリ、コツリ。廊下に靴音が響く。
無理にも休めと言われたが。落ち着かない自分がいては休息の妨げにもなろうと部屋へは戻ったが。
当然のよに、まともな眠りは訪れてくれなかった]
アーベルは、人間。
やっぱり俺もそういう目で見ていたわけだよな。
[疑うのなら、親しくないものから。
それはある種当然で、されど不公平な判断の仕方]
イヴァン。
嘘はついてないし。信じられる、はずだけど。
[同居人を信じているのは、一番には過去の話との符丁の合い方から。幼馴染のそれには、そうしたものが無い。
その告発の仕方を非難するものが多い。ならばそれは一考するのに価するのではないかと。
見えたものが増え、思考は…更に複雑になった]
[部屋に戻ると、用意してあった食事をとった。そういえば、まともに物を食べるのは一日ぶりだ。]
ゼルギウスさんが作ってくれたの?
…ありがとう。いつもいつも…助けてくれるんだね。
本当にありがとう…。
[彼が起きていたなら、そんな事を*言っただろうか*。]
そうやって疑えば。
…ライにだって、確証は無い。
[足が止まる。同居人の部屋の前。
暫し躊躇ってから扉を叩く。返ってくる小さな応え]
起きてたか。調子は?
[中へと入る。寝台の上にある住人。
侘び言にはゆるく首を振る]
ああ、まだ起きなくていい。
それは気にするな。
俺に出来ることなんて殆ど無いんだから。
それにお前、軽いし。
[最後は軽口のように付け足して。
抗議が返っても背中で聞き流す。消えかかっていた暖炉を調節し。
とことことやってきたヴィンデの頭を左手で撫でる]
―二階・ライヒアルトの部屋―
…イヴァンが、ベアトリーチェを人狼だと。
[尋ねられたことに答える。
口調から、信じ切れていないことが伝わるか]
俺も一部始終を聞けてたわけじゃない。
細かいことは後で誰かに聞いてくれ。
一番近くに居たのはゼル。誰よりも否定していたけどな。
[そう、そこもまた引っかかる。
イヴァンが言い出した時にその場に居たのは、ベアトリーチェとゼルギウスのみだったはず]
何を信じていいのか。
聞けば聞くほど、分からなくなるよ。
[背を向けたまま、溜息を吐く]
もう少し落ち着いたら起きて来い。
俺が何か運ぶって言う方が、寝てられなくなるだろう?
[振り返った顔は、一見穏やかに。
色の鈍った翠は前髪の間から見え隠れ。
立ち上がると再び背を向け入り口へ]
……お前は違うのかもしれないが。
一人で抱え込むなよ。
抱え込んで壊れていったり。しないでくれ。
[一度足を止め、ボソリと告げる。
そのまま扉を開けて部屋から*出た*]
[いつものように、いつからいたのか分からないうちから、広間の隅に老婆が座っている。
その顔は穏やかなままで。
まるで、事件など何も起きていないかのように、佇んでいる。
その老婆の目が写したのは、廊下から此方へと走ってくるベアトリーチェの姿。
勢いは止まらずに、少女の体は老婆の体へと抱きついてきた]
あらあらまあまあ。
一体どうなされたのですか。
[目を細めながら、ベアトリーチェの体を自らも抱きしめると、聞こえてくるかすかな囁き]
……。
[老婆は、顔色一つ変えることなく、ベアトリーチェの告白を聞いた]
……そう。『守護者』がねえ……。
[続く言葉にも、老婆は静かに聞き続け、最後にベアトリーチェの頭を優しく撫でながら言った]
……分かりました。
私のほうから、なんとか考えておきましょう。
だから、貴方も最後まで希望を捨てないで頑張りなさい。なんならば、この場にいる人や、村にいる人たち全員を皆殺しにするぐらいの気概でね。ふふ。
[穏やかな表情。穏やかな声音のままで、そんなことをさらりと老婆は口に出した]
……。
[会話が終わり、ベアトリーチェが離れていくと、老婆はしばし熟考]
[実のところ、守護者が誰なのかという予測は、この時点である程度までなら絞れるのである。
何故ならば、イヴァンを襲撃しようとして、イヴァンが守られたというのならば、イヴァンを信用しているものの中にいる、ということだから。
昨日のあれからのやり取りを思い出す。
その場ではっきりと。
イヴァンを信じると言ったものはたった二人。即ち、ゲルダとナターリエ。
もちろん、表面上でだけ疑っており、内心で信頼しているものが守護したという可能性も考えられるが、それでも、やはり二人のどちらかが守護者である可能性はとても高いと言えた]
……ここまでは、多分「あの子達」も気がついているでしょうねえ。
後は、私が確信を引き出せるかどうか、かしら。
[老婆は微笑む。
いつも通りの笑顔で。
ずっと変わらない表情で]
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