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─森林エリア・と言うかイヴァンの腕の中─
[ゆらゆらり。
抱えられて運ばれている間もしばらくは魘されて]
いやぁー、出してぇー。
見世物じゃないー。
[場面転換でもしたのだろうか。
鳥籠に入れられて運ばれる夢を見ていた]
頭の中でイメージを構築する言語と、実際に発音されている言語のズレ。
それが、具象化に影響を与えている可能性は高いんじゃないかね。
[そんな事をさらりと言って。
さらり、と言い切る盟約龍の言葉に、くく、と笑った]
そうか、では期待しておこう。
さて……そろそろ、他も決着がついたようだし。
準備はしておかんとな。
[フーゴーが動かなくなると、今度はあわてたように呪を解いた]
わわっ、やりすぎちゃったかな?
どうしようどうしよう。
[疲れがどっときたけど、なんとか踏みとどまる。
イバラは緩まり、イバラに支えられてなんとか残ってるといった感じの足場に、フーゴの体がそっと下ろされた。
とりあえず傷口をぺろぺろなめたりしながら]
私じゃ回復できないし、ゼルギウス導師に頼むしかないかな。
[そのまま追試用の場所に送られたら、治療とかされるのかな?とちょと不安とか頭によぎったり。]
[す、と天に翳される『魔本』。
周囲に舞い散るのは、転移をもたらす、光。
それに呼応するように、二つのリングも煌めきを放つ]
……さて、最終局面。
どうなるか、ね。
[小さく呟く声は、非常に愉しげなものだったり]
[ちなみに、追試試験場に送られた時点で、回復能力を持つふわふわが自動的にやってくるので。
回復に関しては、問題なかったりするのだが。
その辺りは多分、試験経験者くらいしか知らない事だったりする]
まあ…そうなんでしょうけどね。
こっちの世界の言葉の中の音程に微妙にもとの世界の音も混じってるのもありそうですけど
ちょっぴり真面目にやったのに。俺は平凡にしてたいんだぞー
[自分の言葉を阻んだカリンをうりうり]
…ゼルギウス導師なら二人ぐらい相手にしても…
ま、いっか。それでその様子だともう決まったみたいですが、残ったのは誰と誰です?
[周囲に舞い散る光、その意味はなんとなく察したが]
…そういえば、放置してたあのへんのものはどうなったんだろか。
[言った直後に、まあいいか。と思った。自分はいかないしー]
―砂漠エリア―
早く落ち着けるとこ行かないとなあ。
[うなされているリディを困ったように見下ろす。
どんな夢を見ているのかは分かりません。
出た先は岩の上。どうやらもう一組の追いかけっこも決着を見たようで]
おぅ、大丈夫か。
[左手痺れてる。右手は塞がってる。
手を振ることは出来なくて声だけをかけた]
まあ、これなら追試場でどうにかしてもらえるだろう。
[移動は目的の場所に出られそうにないので諦めた]
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