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ヒサタカ に 6人が投票した。
マリー に 1人が投票した。
ヒサタカ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、 ケイコ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、 ミツクニ、 アズマ、 マリー、 ヒビキ、 サキ の 5 名。
/*
お早うでお疲れ様ですよ、と。
そして本性解放の回復は考えてなかっ(殴。
一応、下敷きにした話の設定ではありなので、俺レベルのお小言をもらってもいいならおけです(笑)。
/*
羽団子になったら、ってなんじゃと思ったけど、火生土か!(今更)
>>+13
や、リアル優先だからでれないのは全然おけなんだけど明け方5時って!
そちらも無理せんでくだされ……(汗。
─自室─
[水気を取り込むためも兼ねて、シャワーを浴びていた彼女。
ちなみに、相生の名目でQちゃんも一緒に入っていたわけで。
え、キャッキャウフフ? …………。(あからさまに目逸らし
……そんなこんなで、身も心もほっこりした彼女は]
ふかふかー。
[Qちゃんの膝枕を堪能中。ちなみにQちゃん今はブカT一枚。
ちなみにはいてるよ。]
[ 妖狐たる少女は暫しマリーを宥めるようにしていたが、
不意に、頭を撫でる手を止めて顔を上げる。
ぽつりと小さな声で告げるのは、
己の悪しき心の部分が抑えられたということ。
そして恐らく、ヒサタカが『天』の者の手に渡ったということ ]
─『隔離の陣』・草原─
[久鷹を連れて来て後は麒麟と翠麟に任せて。少しばかり休憩して力を取り戻そうとしたところで璃佳から土気を送られた]
お、さんきゅ。
助かるよ。
[送られる土気に瞳を閉じ、同調での回復を試みる。意識を集中していたが、続く愚痴が聞こえると、思わずくつりと笑いが漏れた]
さて…封じれるかどうかはやってみねば分からんところもあるな。
……まだ気にかかるところもあるし。
[最後の言葉は極小さく呟かれた。十分な回復が済むと、一度家屋の中へと足を踏み入れる]
─『隔離の陣』・草原─
[啓子を連れて戻るのと、久鷹が連れて来られるのはどちらが先だったか。
ともあれ、負傷者は麒麟に託し]
…………。
[天魔の人数に関する璃佳の突っ込みに、思いっきり遠くを見た。かも知れない]
あー……俺、も少し、休んでくる。
[どことなく取ってつけたような口調で言って、ひとまずその場を離れる。
木気を受け、多少は回復したものの、まだまだ本調子には至らず。
休まなければならないのは事実だったりするのだが]
/*
>>+38
うむり。
まぁぶっちゃけやりたいのは『隔離の陣』内で久鷹に遭遇することなんだけど。
情報の聞き出しじゃー。
表とは時間軸ずらせばおkだけど。
[膝枕に頭ナデナデを堪能していたが、ポツリと告げられた言葉に]
…………そう。
[静かにそう呟く。恐らくマジメ過ぎる本来のヒサタカならそれを願うだろうから。]
[ 沈黙の後、少女は何事かを問おうとて。
ぴくり、何かに反応して、その身体が跳ねる。
それと同時、来客を告げるノックの音 ]
おーす、桂。 いるかー。
…………あー、何だか戦う理由、なくなっちゃったネ。
はじめはヒサタカのために戦おうとして。でもキューちゃんの悪い部分がヒサタカを乗っ取っちゃって。
そのヒサタカも『天』の……ああ多分サキ先輩にだよね、に隔離されて。
あ、もちろんキューちゃんもサキ先輩も怨むつもりはないヨ。
だって、ああする、しか……
[そう言いつつも、語尾は小さくなっていき、キュッと唇を結ぶ。]
[何か言おうとしてぴくりと跳ねるQちゃんの身体。
ん? と見上げると同時にドアの向こうから聞こえる声。]
ん? その声ってユーゴ?
[何だろうと玄関に向かいガチャッとドアを開ける。]
こんな時間にこんなところに何の用?
[ここは男子禁制の女子寮。
ああ、そう言えば本来のヒサタカがここに入ってこれるわけがなかったのか、と今更。
主にヒサタカの度胸という点で。]
[と、言っても建物の方に戻るのはやっぱり気が引けて。
どうしたものか、と思いつつ、ふと、ある事に思い至る]
……気脈、正さんとまずいか。
[戦いの場になった境内の気脈は乱れているだろうし、と。
……一応、両親共に只者ではない(何せ、息子の状態を理解している)ので、その位は容易いだろうが。
自身の起こした事に関わる、とあっては、手出しはしないのもわかっていて]
まあ、それくらいやってから戻れば、五十嵐も目ぇ覚ますだろうし。
[我妻と──天魔と直接対峙した啓子の話は、聞いておくべきと思ってはいたのだが。
今は回復させるのが急務であるし、と割り切って。
その間に、自分のやるべき事をやろう、と、陣の外へ]
[ 扉の先には、ポケットに手を突っ込んだ気怠けそうな姿。
どうやって入り込んだかと言えば、
ケイコに教えて貰った場所をちゃっかり悪用して ]
ちょいとな、鵬谷の件で話があって。
アイツもこっちいるんだろ?
[ ひょい、と中を覗き込もうと。
当の少女はと言えば、怯えを含んだ色を見せている ]
[休んでいると告げられた部屋には既に久鷹の姿は無く。それにより目を覚ましたと言うことは理解出来たか。おそらくはうろうろ周囲を歩き回っているだろうと、当たりをつけて家屋の外へ]
…おい、怪我人。
あんまりうろついてると傷に響くぞ。
[目的の人物──久鷹を見つけて、声をかけた]
─屋上─
[ふわり、と舞い散る紅の光。
こうやって出てくる度に、出入り口を増やそう、と思いつつ忘れているのはなんなのか]
……っつーか、俺の場合は入るのはどこからでも出来るのに、出るのはここだけって、一体どういう事なんだよ。
[陣の内部を調整した者の影響、だとかは知らない。
ともあれ、意識を済ませて『音』を放つ。
空間を渡り、目指す先は瑞雲神社]
─瑞雲神社─
[ふわり、光を散らしつつ、現れるのは境内。
戦いの場となったそこには、微かに気の乱れが残っていて]
……木……と、金、か。
都合よく、相殺できるな。
[低く呟き、一本桜の下に膝をついて、目を閉じる。
短く放たれる『音』に応じて開くのは、五色の翼。
……完治していない傷が一瞬痛んだのは、置いといて]
……過剰なる木気、我が内に宿りて火気となり。
……過剰なる金気、我が火気の前に鎮まり給え。
[呟きの後、放たれる『音』。
力と力が巡り、正しき流れを取り戻してゆく]
[ユーゴがいることに首を傾げたりしていたが、その言葉にぴしり表情が固まる。]
…………ヒサタカの?
それにアイツ…………って。
[中を覗き込むユーゴにちらりと背後を見て、Qちゃんが怯えているのを見ると]
…………あの子をどうするつもり?
[キッと睨む様な視線でユーゴを見る。]
へー。
案外、可愛いモンなんだな。
[ 睨みつけられて体勢を戻す。
さして意に介した風もなく、受け流す碧眼は揺るぎない ]
なんもせんよ。今は。俺も“そっち側”なんで、ね。
[ さらり、己の所属する側を明かす ]
ただ、桂はどうすんのかなって。
さっきの口振りだと、もう、やる気ないみたいだけど。
鵬谷が天界に反発してたのとか、
向こうがソイツ放っておくわけないとか、考えねえ?
[ その場にいなかったはずなのに、
発される台詞は、あたかも全てを知っているかのよう ]
……っと。
[そこに立つ者──自身の母の姿を見た瞬間、自然、居住まいは正された。
大丈夫なの、と。投げられる短い問いに、一つ頷いて]
まあ、色々とややこしくなっちまってるけど。
でも、大丈夫だから……心配いらない。
[静かに答えて、笑って見せる。
向けられる表情がどこか不安げなのは、恐らく一見してわかる、動きの鈍さのせいだろう]
ああ、従姉殿も大丈夫だから。
九条院の方にも知らせといて。
[そこを追及される前に、と早口に言い置いて。
じゃ、やる事あるから、と言って、幾度目かの転移を行う。
後に残るのは紅の光と──呆れたような、*母のため息*]
[じ、と久鷹の様子を窺う。一応の警戒。相手の動きから普段の久鷹であると判じると、警戒を解いた]
その様子だと、アイツは抑えられてるようだな。
[何を示しているかは理解出来ることだろう]
…いくつか、聞きたいことがある。
[良いか?と訊ねたところで別方向からの声]
恭也か。
璃佳のお蔭で至って良好だよ。
[意外とダメージを食らっていた両腕も、送られた土気により鈍い痛みは消えていた]
しっかり現実だっつーの。
[びし、と久鷹の額に手刀突っ込み。もちろん加減はしている]
ここは『隔離の陣』の中だ。
……まぁ、現実離れした作りしてるけど。
─『隔離の陣』・草原─
はー……やれやれ。
[ふわり、光を散らしつつ。
舞い戻るのは、草原地帯。
戻ってくるなり、口をつくのがため息なのはさておいて]
で、と……。
[五十嵐は、と。
呟くのと、白いもふが啓子に姿を変えるのは、さて、どちらが早かったか]
[ぴき。久鷹の返答に青筋]
……ほぅ。
九尾のことについて聞くつもりだったんだが…。
貴様は答えんと言うのか。
そうかそうか。
[物凄く良い笑顔だったと思う]
……そう。
[じろじろと品定めするようなユーゴの視線からQちゃんを隠しつつ、『そっち側』という言葉に完全には解かないものの警戒を緩める。
だが、続いて問いかけられた言葉に、]
…………そ……れ、は。
[言葉に詰まる。
サキは見逃してくれていたが、他の四端や天までもが金毛九尾のQちゃんを見逃してくれる保証は何もない。
その動揺は、容易にユーゴに読み取られるか。]
まぁ確かに、相剋になっちまうからね。
だから怪我をしても自己治癒に頼むつもりだったんだが。
[治療役の麒麟も木の属。治療を施されても効果は他のものより低いことだろう]
璃佳が無理してしまったのが心苦しいが…今はそうも言ってられないしな。
……今の、白虎本体か?
[その通り。
とはいえ、なんでそんな事になってたのかなんて、こちらは知らない訳で。
というか、女二人こんなとこで何呑気に寝てんだよ、とか。
むしろそっちが気になったかも知れない]
……おーい、お前ら。
いくらここが環境整ってるからって、外で寝るな。
[直接つつくのはなんなので紅鴛に羽でてしてしさせつつ、呆れたように声をかけ]
ソイツ単体じゃ、戦えないだろうし。
[ 悪しき心が排された今となっては、尚更。
再度一瞥して、マリーを見やった ]
そも、鵬谷を浄化したとて、
確実に還してくれるとも限らないわな。
お上の意向とやらは知らんけど、仮にも、魔に憑かれた人間だし。
こんな無茶苦茶な事やらかす奴らが、そう簡単に赦すかね。
[ “相方”を心配するように眉を寄せ、首を傾げてみせる ]
まあ、やりにくい相手もいるだろうから、全員とは言わない。
頭さえ潰せば、十分だろ。
な ぐ ら れ た い か ?
[耳聡く聞き取り、ぐっと拳を握り、尚も良い笑顔。一応あれをされたのは不覚と思っているらしい。相手が九尾の話に興味を向けると]
ああ…。
お前に実際ついていたのは九尾の悪しき心だった。
それは今もお前に憑いているのか、そしてそいつ消してしまうとなれば、九尾にも影響が出てしまうのか…。
それによってアタシが成したい処遇が変わるんでね。
[上がった声に紅鴛、ちょっと驚いてぱさささ羽ばたいたり]
あー、起きたか。
大丈夫かー?
[多分、大丈夫じゃないのはわかってるが、一応、こんな声をかけ。
しかし、一番大丈夫じゃないのは間違いなく自分なのだが]
[ユーゴの言うことは、まさに彼女がヒサタカが天魔だと知ったときに懸念していたことで。
俯いて、反論も同意もなくその言葉を聞いていたが]
…………ちょっと……考えさせて。
[そう言って、ドアを閉めようとする。]
[詳細は言わんで良い、とばかりに再び久鷹の額に突っ込みチョップ]
唐突にされりゃ驚きもするわっ。
[頬を掠めただけ、と言う突っ込みを入れ忘れている辺り、動揺はしているのだろう]
つか、自覚なかったんかい。
[長い沈黙から今頃気付いたような台詞に今度は裏拳で突っ込んだ]
とにかく、そいつはお前の中に残ってるのかどうか、まずそれが聞きたい。
まあ、お前の場合はそうだろうな……。
[璃佳の言葉に、何となく呆れたように呟いて。
立っているのが辛くなって来たので、その場に座った。
ちなみに、五色翼はそのままです]
だから、生きてなかったら大問題だっての。
ここは、『隔離の陣』。
俺が行った時には、お前、境内で倒れる寸前でな。
治療のために、連れてきたんだよ。
……間に合わなくて、すまんかった。
[啓子に返す言葉の最後は、珍しく?済まなそうだったり]
……は?
予備眼鏡?
[あー、そういや、眼鏡してなかったなとか。
こいつの認識って、そんなもんです]
っても、どこにあるんだよ、それ?
女子寮とかだと、さすがに俺じゃ無理だぞ。
従姉殿に頼めば別だろうが。
――ちなみに。
[ ガツ、扉の閉まる前に、足を入り込ませ押し留める。
狭められた間から見える碧眼は、酷く冷えていた ]
今は、「お願い」に留めておくけど、
聞いて貰えんときには、こっちもそれなりの手段に出るんで。
ソイツには最初に会ったとき、“印”つけてる。
[ だから、此処にいるのがわかったんだけど。
そう、言い添えて ]
仮にも魔だし、相性の分、簡単に消えたりはしないだろうが、
痛い目くらいは見て貰うんで――宜しく?
[こいつ首絞めてやろうかと思ったが、一応怪我人なので抑えておいた。青筋はついたままだが。
狐はここに居る、と頭を指されるとそっちを見て]
…頭ん中?
居るってことは、まだ憑いたままってことか。
……じゃ。
夜分に失礼、おやすみさん。
[ ――佳い夢を。
瞳の温度とは対照的に、一瞬、笑った口許は見えたか。
足を引き抜いて、此方から扉を閉める。
* 音もなく、気配は遠ざかった *]
[目を逸らす様子に、ちょっとじと、としたかも知れないが。
まあ、人の事は言える立場ではないので、追及はせず]
いや、こっちが万全なら、ダメージ受けてるお前が無茶する必要もなかったわけだし。
なんにせよ、間に合って良かったよ……欠けられちゃ、困るしな。
[謝罪の言葉には軽くこう返し。
続いた声に、真紅の瞳がやや、険しさを帯びる]
自分から……ね。
理由はともかく、一番面倒なタイプ、か。
あー……あっちか。
なら、接点ない俺よりも、従姉殿の方が自然だな。
[鳳凰と応龍、としての接点はあっても、個人ではほとんど接点がないわけで。
璃佳との潜入共犯者という接点も、基本的には公でない事を思えば、自分が行くのは難しい、と判断したらしい。
羽をじーっと見つめる視線には気づいてはいたものの、真意までは気づいていないかも知れない]
[閉めようとするドアの隙間に足を滑り込ませて向けられる酷く冷たい碧眼と告げられるある意味の人質宣言に、こちらはキッと仇を見るようにユーゴを睨み付ける。
動じた風もなく、むしろ一瞬口許に哂いを浮かべたユーゴがドアを閉めて遠ざかっていっても、暫しドアを睨み続けていたが]
…………チクショウッ。
[ガンッとドアに拳を叩き付け、忌々しげに呟く。]
[呆気に取られた状態からハッと我に返り]
黒亀(こっき)、食え。
[にゅ、と顔を覗かせた亀が黒い九尾に狙いを定めた]
で、久鷹。
居ると居ると言う事はまだ憑かれているのだろう。
この九尾はあっちの九尾と陰陽で一対のはず。
アタシは出来ることなら向こうの九尾をお前らの傍に居させてやりたい。
だがそのためには最低限の力を抑える必要がある。
もちろん、そこの黒い奴の力も抑えるか、今後久鷹が乗っ取られないように滅する必要がある。
お前はどうしたいのか、それを聞きたい。
……闇、か。
[ぽつり、呟いて]
境内に残っていたのは金気と……木気。
木には風の理も含まれる。
……最初の一撃からしても、風使いなのは間違いない、か。
[話を聞きつつ分析を巡らせ。
投げられた問いには]
……そっちのは思いっきり、活動範囲が違うからなあ……。
何を持って何のために何と契約したか。
それによって、変わってくるだろうな。
……欠けさせねぇよ。
誰一人、欠けさせてまたるか。
[璃佳の呟きに、ごくごく小さな声で呟く。
刹那、過ぎった陰りに紅鴛が不安げにぱささ、と羽ばたいて]
俺も正直、この騒動がなかったら、接点もなんもなかったからな。
……あちらさんが何を考え、何を望んでるかなんて、わかりゃしない。
ただ……理屈はどうあれ、『天魔』は、抑えなきゃならん。
[告げるのは静かな宣。
甘いかなぁ、という呟きには、答える事無く]
再び力を蓄えないと言う保証はないだろう?
…お前らには聞こえが悪いかもしれないが、あらゆる予測を加味して対策を立てたいんだ。
そうだな、質問を変えよう。
その黒いのを仮に消したとして、残ったあっちの九尾に影響が出るかどうかは分かるか?
消してしまった時、九尾に影響が出てしまっては意味が無いからな。
[次々と質問を続けるのは、他の四瑞達に何か言われた時のため。九尾が残る上で害がないことを証明出来なければ、特に鳳凰は納得しないだろうから]
[じーっと黒い九尾を見つめていた黒亀は、徐にぴょいと飛んで(!?)黒九尾の傍に降り立とうと]
つるんでた?
[そういや、そんな雰囲気だったな、と。
いつか見た、二人の様子を思い返しつつ呟いて]
ん、まあ……従姉殿も従姉殿で、やる事あるし。
校舎ん中、移動するくらいなら、大丈夫だろうから、問題ないと思うけど。
[そうと言いはしないものの、安全な場所に、と思うのは、ある意味ではこちらの勝手な考えな訳で。
頼めばその位はなんとかなるのは、わかっていたが。
……やっぱり、少し歯切れ悪い感はあるかも]
[世にも奇妙な狐と亀のじゃれあい。動きの遅い亀に対し、狐が機敏に逃げている様子は一種コントかもしれない。久鷹に救出(?)された狐を亀はじぃ、と見つめ続ける]
[久鷹が黒九尾に訊ねる様子に、じっとそちらを見つめた]
変えられるようなら……ラク、だったんだが、な。
[何故か過去形で呟いて。
ボソボソと呟かれた独り言、それははっきりとは聞き取れなかったものの]
……一応、言っとくが、大人しくしとけよ?
そんな状態で表に出ても、危険なだけだ。
[何せ、出歩けないように全回復させていない部分もあったりなかったりするのだからして]
当分は、ここで『五神』を馴染ませた方がいい。
[俯いていた彼女の腰辺りを後ろからギュッと抱きつかれて、我に返り振り向く。
そこには、震えながらもフルフルと首を横に振り、こちらを心配そうに見上げているQちゃん。
ふー、とひとつ息を吐くと優しい微笑を浮かべ]
……大丈夫。何も心配は要らないから。
[振り向き、こちらからもキュッと抱きしめてあげる。
胸に顔を埋めたQちゃんには彼女の何かを決意した顔は見えなかっただろう。]
ふむ、あちらの九尾が無事なうちは、力は戻らない、と。
[黒九尾の説明をしっかりと聞き、どうするべきか頭の中で整理する]
となると、現状久鷹を乗っ取る力は持ち合わせては居ないと言うことだな。
あちらの九尾に関しては何かあっても久鷹とマリーが護るとして。
万一のために封はする必要はあるな。
あちらの九尾にも、必要以上の力が出ないようにはしてもらわなければ。
『気脈』に知らず知らずのうちに干渉する可能性は残ってる。
……何とかなりそうではある、かな。
[頭に浮かぶ対策をあれこれと口に出して。この事実があれば鳳凰も納得してくれるだろうか。
考えている最中に聞こえた邪悪な言葉に、視線を黒九尾に向けてにっこりと笑む]
握りつぶされたいか貴様。
[黒九尾に対して手が伸びた]
─『隔離の陣』→学校屋上─
[宙に舞う黄の粒子。その中から姿を現し、屋上へと降り立つ]
…ダメージ自体は、どうにかなったかな。
そんじゃ行きますか。
………直しに。
[盛大な溜息が出たのは言うまでも無い。先の戦いで住宅街のアスファルトが剥がれたり電柱に穴が開いたりしていて。大騒ぎになる前に修復しなければならない。騒ぎになっていないことを願いながら屋上から降りて行った]
[仮に、踏み込んで問われたとしても、説明する事はなかっただろうけれど。
ともあれ、それ以上はそこには触れず]
全員完全に動けないわけじゃないんだから、無理に動こうとするなってーの。
[自嘲の笑みに返すのは、お前が言うのかと突っ込みの飛びそうな一言]
馴染む方法はそれぞれ、だろ。
俺なんかは、色々と特異な方だから、参考にはならんが。
そういうのは、従姉殿が詳しいかね。
[ガタブルしてるとかは、思いもよらない。らしい]
[ぷちん]
良い度胸だ、覚悟しろ。
[良い笑顔のまま。久鷹から黒九尾をぶん取り、指で首を絞めるような握り方をする。しばらくそうした後に亀に黒九尾を食わせようとするだろうか]
……つーか、ご老公はやめいと。
[思い出したように突っ込んで]
万全じゃねぇのは否定せんが。
まだまだ動ける分、お前らよりはマシだ。
[自慢にならない比較をしつつ、ふぁさ、と五色翼を動かす]
……まあ……さっきの様子を見るに、色々と覚悟した方がいいな、きっと。
[さっきの様子=白いもふ(白虎)の事らしいです]
ん、器物破損の修復してくるつもりだから、その後に様子見てくるよ。
[お仕置き中なために恭也に視線を向けることは無かったが、承諾の返事を返した]
[頭を撫でてあげていると、いろいろあって疲れが溜まっていたのだろう。Qちゃんが舟を漕ぎ始める。その様子に苦笑いを浮かべると]
ホラ。ワタシのベッドを使っていいカラ、寝てなさい。
[そう言って、手を引いて中へ。
ベッドに入ってしばらくも経たないうちにQちゃんはすぅすぅと寝息をたて、眠りに落ちる。
ギュッと握られた手のぬくもりに優しい顔を浮かべていたが、そっと絡まった指を外し部屋の外へ。
玄関から出る際、わずかに振り向くと]
…………ゴメンネ。
[ポツリとそう呟き、パタンと扉を閉める。]
ん、まあ。
それもそうだな。
[璃佳の言葉に、あっさりと頷いた。
ここで論じていても、結局は机上の空論、動いてこそ、と思っているらしく]
っつーか、慣れるな。
このトシで老公とか言われるのは、結構きついぞ。
[真顔で言い切り、それから]
ああ。
ま、さっきの礼も含めて、きっちりやらんとな。
[何気に恨んでいますかと。
ちなみに、首を傾げる様子に、説明はしなかった]
[校舎から校庭へと抜け、中心で一度足を止めた]
…もちっと、貰っておくかな。
どうせ均しで使っちゃうし。
[学校は結界の中心。即ち土属に類される。均しに使う分だけ、土地の力を借り受けようと。瞳を閉じ、しばし集中を続ける]
[突っ込みには返さなかった。
ここは返しても、エンドレスになるのがわかっていたから。
とはいえ、直後の問いかけと、翼を目指してのダッシュに気づくと]
っつ、と!
[ばさり、大きく羽ばたき、低空に逃れる。
とっさの動きに色々ずきり、となったのは、表情に出たかも知れないが]
─学校─
[目的の人物がなんとなーくで学校にいると判断した彼女は夜の学校を歩いていたが、目的の人物はグラウンドの中心に立って目を閉じていた。
一瞬躊躇するが、すぐに意を決すると]
……サキ先輩。こんばんわ。
[そう声をかける。表情はほんの僅か硬くなったままだったか。]
[誰も居ないと思っていたのに聞こえてきた声。す、と瞳を開けると何故かマリーの姿が]
…どうした?
九尾は一緒じゃないのか。
[どこか強張った表情のマリー。そして預けたはずの九尾の姿が無い様子。表情は自然、訝しげなものへと]
……お前な……。
[はあ、とため息一つ。
それから、ふわり、舞い降りて]
朱雀……相馬先輩なぁ。
あれほど、俺が話してどーにか、ってのが現実味がない人はおらん気がするが。
[それは多分、態度のせいなんではないでしょうか、とかなんとか]
[サキの言葉、特に九尾にビクッと反応すると、俯き]
そのことでなんデスが……
[すた、すたすたすた。すたすたすたすたすた。足は止まることなくサキに向かい]
…………ゴメンナサイ。ここで消えてください。
[俯いたままそう言うと、いつの間にか右手に顕在させていた剣を握り締めサキの懐へ跳躍。そこから斬り上げの一撃を放とうとする。]
−自宅−
…ちょっと出かけてくる。
[夕食後。
私服姿、ポケットには携帯。
若干落ち着かない様子で首筋に手をあてたあと息をひとつ吐き出して、メールを一本打った後自転車で目的地へと向かう。
指定したのは町の南、美馬運動公園。
メールの配信先は───我妻悠悟]
[訝しみはいつしか警戒へと]
……っ!
[飛び込んで来たマリーの手には握られた剣。切り上げの動きに合わせ、跳躍したのと両手に篭手を現出させたのは同時。迫る剣を篭手で防ぎながら、跳躍により威力を殺ぎながら宙へと舞う。傍目吹き飛ばされたように見えるだろうか]
……何を吹き込まれた。
[しかし返って来るのは静かな問い掛け。九尾のことを訊ねた時に見せた反応。彼女に関して何かがあったことだけは確かか、と考えた。吹き飛ばされた体勢からくるりと回転し、危なげなく地へ降り立つ。着地の低い体勢のまま、じっとマリーを見つめた]
それは、そうかも知れんけど……。
[ツケ、の言葉むう、と眉をひそめ。
続いた言葉には、ふい、と空を見上げる]
そりゃ、この空間の外殻を構築したのは俺だし。
内部は、従姉殿が構築したものだけど、とにかく、自分の作った空間から出られんとか、幾らなんでも問題だろ。
[淡々と言いつつ。
表情を刹那、過ぎるのは、険しさ]
霊亀……?
小細工って……何か、あったのか?
[意識に零れた呟き。
それに返すのは、やはり、意識での問いかけ。
声の調子から、ただ事ではないのは察しはつくのだけれど]
[ 寮を出てから、パチリと携帯を開く。
未返信の、同送信者――父からのメールが何件か目に入り、
纏めて削除、しかけたが止め、別のフォルダへと移した。
最新の一通を開いて、内容に目を通し、眼を細める。
自宅へと向きかけていた足は、他へと向いた ]
…マリーが突っかかってきた。
久鷹のことはまだ教えてないはずなんだがね。
[おそらくはそれだけではないのだろうが、予測に過ぎないためにそれだけを鳳凰に告げる]
覚悟決めちまってる目ぇしてる。
避けられそうにないな。
[斬り上げを受け止め、サキが吹き飛ぶ──否、手応えが軽かったからサキが威力を殺して飛び退いたという方が正しいか。
距離が離れた状況からジッとこちらを見つめるサキ。空中での問いかけの答えを待っているのだろうか。
だったら、]
ねえ、サキ先輩。キューちゃんはこの騒動が終わったらどうなるんですか?
[問いかけに問いかけで返す。]
はい、はい、と……。
[きっぱり言い切る啓子に返す言葉は、どこか投げやり。
しかし、真紅の瞳の険しさは消えぬまま]
……色々。
一筋縄じゃあいかんようだ。
[疑問へ答えは、端的なものだった]
−→美馬運動公園−
[自転車を止め、しまっている門もあっさりと越え。
何で防犯関係のことを何もしていないんだという突っ込みを入れたくもあったが、むしろ今はそれこそ自分にとって御の字といえる現象]
…懐かし。
[昔はよく来たのに、とぼんやり思いながらベンチに腰掛ける。
携帯を開いても、返事はなかったが、必ず来るという妙な確信があった]
……あいつが?
教えてないのに突っかかってきた、って事は……。
[何かしら、介入があった事。
その程度の察しはつき]
思いつめると、厄介そうなタイプだからな……。
で、どうするんだよ?
[とはいえ、取りうる術は限られている気もするのだが]
どうもしない。
久鷹と、マリーの傍に置く予定だ。
多少、手順は踏むことになるだろうけどな。
[問い返された内容に、やはり九尾関連か、と確信する。もちろん、マリーを揺さぶったのはあの男しか居ないだろう]
我妻に何を言われた。
九尾に関してなら、心配は無い。
アタシが責任持ってお前達の傍へと居られるようにする。
[マリーへ向けられる瞳は真剣そのもの。九尾と触れ合ってからずっと、そのために動いてきた部分も大きい。今も、その算段をつけてきたばかりだった]
話し合いで済めばそれに越したことは無いんだがね。
今それを試みてるが…どうなるやら。
[相手を説得するに足る情報は持ち合わせているが、果たして相手がそれを信ずるかどうか]
聞き入れてもらえないなら、黙ってもらうしか無いだろ。
[ 現れたのは、逆側から。
やはり閉ざされている門を越えてきたのは、容易に察せるだろうが。
右手をパーカーのポケットに突っ込み、左手を軽く挙げた ]
うぃっす。
まぁた、珍しい場所に呼び出すねえ。
久しぶりに来たわ、此処。
面倒見はまあ、否定も肯定もせんけど。
[一応、一年は部活で一緒だったわけで。
それなりに、見てはいたようです]
……お前な、今俺が完全に動けなくなったら、それこそややこしいだろうが……。
[途切れた言葉に突っ込みを入れつつ。
啓子の口にした名に、はあ、とため息一つ。
それは、肯定の意となるか]
まあ、話し合いですめば御の字、か。
[それでどうにかなるならそも、と言う気がしなくもないが]
……ま、真理だな。
[黙ってもらう、の言葉に。
返す言葉は、やや、ため息の気配を帯びていたやも知れず]
[サキの言葉に俯いたまま答える。]
そうなんですか、ありがとうゴザイマス。
[そう言いつつも、未だ剣は下ろさず。
ユーゴに何か言われたかという問いには敢えて答えず]
……でも。天がそれを許さないといったら?
アナタにそれに反対するだけの力があるんデスか?
アナタがそう思っていても、それが守られる保障はナイ。
[剣の切っ先をサキに向ける。]
[くるという妙な確信があっても、視線は携帯の画面を見たまま。
ひよ子は、そこにはもういない。
かけられた声に、ようやく画面から顔が上がる。
パチン、と携帯を閉じてポケットにしまった]
遅い、馬鹿。
[別段時間も指定していなかったくせにいちゃもんをつける。
ベンチに腰かけたまま、ちらりと視線を向けて]
…俺だって久しぶりだっつの。
木気はさっき、境内の気を『均す』時に取り込んでるから、それなりにゃ動ける。
……ま、陸溺死は、俺も遠慮したいとこだが。
[璃佳の言葉に、さらりと返し。
啓子の言葉に、立ち上がりつつ、空を見上げる]
まあ、鵬谷は従姉殿が回復させたから、無事だろ。
[もしも聞いたら叩き斬りかねない計画立ててたなんて、知らない、知らない]
不可能じゃないだろうが。
一途過ぎる念は、容易く道を誤らせるからな……。
[僅かに眉根が寄る。痛いところを突かれたな、そう心中で呟いた]
…過去に一度、己の力を封じ、人として生きることを望んだ者が居た。
『気脈』に影響しない程度に力を封じれば、共に過ごすことは可能らしい。
…尤も、『封じ』の際の暴走で、それが成される事は無かったが。
だが、試みた事例がある以上、天が赦す可能性もあると言うことだ。
可能性は、ゼロじゃない。
[剣の切っ先を向けられても臆することなくマリーに視線を向けた]
[ 手を下ろして、ベンチへと近づくも、途中で止まる。
以前にはなかった、数歩の距離を、空けた侭 ]
ちょいと野暮用済ませてたもんで。
自転車ないしねえ。
[ けらり。笑うさまは、まるで前と変わらぬよう ]
まあ、高校上がってからは、機会もなかったしな。
俺は剣道止めたし。
……どうにも、旗色は悪い、かね。
[く、と自嘲の笑いが漏れた]
そう簡単には納得してくれそうに無い。
あの野郎、しっかりとポイントを突いてやがった。
……。
[じ、と視線を向けたまま。
瞳が険しいのも、以前どおり]
…そういや、おまえ。
何で剣道やめたわけ?
[当時は、聞くつもりもなかったし、やめるのは自由だと思っていたから特に聞かなかったのだけど。
忘れていたことを思い出すように、尋ねる口調は何気なく]
難しい顔してると女の子にモテませんよ、相馬先生。
[ 視線を躱すように、ゆるく首を傾げる ]
……大した理由はねえよ。
強いて言うなら、飽きたから?
[ 中学の時には今よりずっと“優等生”で、
部活にだって熱心だった。
それを知っていれば、真実とは異なると察す事も出来る一言 ]
わざわざ、それ聞くために呼び出したん?
ゼロ……じゃない、デスか。しかも、暴走って。
…………そんなの信じられるわけがないですし、お話にもなりません。
[そう呟くと、剣を握り直し、ブンッと一振り。
剣の蓄えた水気を一時開放し、あたりはたちまち薄っすらとした霧に包まれる。]
元に戻ってるかどうかは、当人か、でなきゃ従姉殿に聞いた方が早いだろ。
[多分、大丈夫だと思うが、とか軽く言って]
……過ぎたる想いは空回り、いらぬ傷を増やす、か。
どうなるかは、わからんが……。
今は、霊亀にかけるしかねぇな。
モテたところで何の利益もねえよ。
[女子なんて姉どもだけで充分だとばかりにうんざりとしたため息一つ。
ちらり、と視線を上げる。
飽きた、という言葉に少しだけ眉間に皺が寄る。
過去の記憶にそぐわない言葉。
もともと、高校だって剣道部がちゃんと強い学校をという話をよくしていたのに。
は、と小さく息を吐き出して]
…それも、あるかもな。
[ゆっくりと立ち上がる。
視線の高さが、同じくらいになる]
……お前、何企んでんだ?
[まっすぐに、碧い瞳を見て]
信じて欲しいところだったんだがな。
[ふ、と短く息を吐く。直後、周囲に霧が発生し、見通しが悪くなる。相手の姿を窺おうと瞳を細めながら]
──……”引”。
[静かに言葉を紡ぐ。土剋水の理に乗っ取り、形成された霧の幕を地へ落とし、吸い取ってしまおうと]
行ったら、帰ってくるのは当然だろうが。
[璃佳に返す言葉は、常と変わらず。
啓子の視線に、軽く、肩を竦めて]
取りあえず、ここにいても、仕方ねぇ、か……。
[外に出て、状況を確かめなくては、と。
まず思ったのは、それ]
そりゃ、ごもっとも。
[ 姦しい姉の事を思い出して、笑う。
訪れなくなって、久しいが。
互いに、女関係の話題はとんと無縁だった。
正確には、切ってきたというべきか。
近しい高さになった目線。
首を戻す。薄く、笑みは浮かべられた侭 ]
さぁて、ね。
案外、何も考えてないかも。
……考えるのも面倒になったかな。
楽しけりゃ、それでいいじゃん?
[ 風が、過ぎる ]
……まったく、だな。
水……か。
ことごとく、俺の手ぇ出せんとこでどたばた起きやがるな。
[境内での対決といい、今起きている騒動といい。
循環する属を宿す事を思えば、何かしらの干渉は生じるものなのだが]
きっかりあんたの居ないところでやらかしてくれてるね。
[漏らされた笑いはどこか軽いものだったか]
流石は相剋、と言ったところか?
厄介なことには変わりないがね。
/*
マリーは吹っかけ方を悩んでるんじゃないかなぁ、とちょっと思ったり。
アタシ表に九尾救うことあんまり出してなかった予感がwww
ほんとに、な……。
[なんでかんで、騒動の渦中にいたのは先日の屋上での一件くらいか、と思い返しつつ、呟いて]
厄介なだけじゃないから、タチ悪い、とも言うかね。
……なんにしろ、俺が干渉すると色々とこじれそうだし、そっちは任す。
[相変わらず、肩すかすような返答しかなくて。
もう一つため息をついて]
……楽しけりゃ、か。
それが、本心?
[まっすぐに見かえす。
内に燻ぶるものを煽るように風が頬を撫でていくのを感じながら]
……悠悟。
お前、何も考えてないなら…どうして最初に俺に何もしかけてこなかった?
[真っ直ぐに問う。
一番力量が分かっているだろう相手に。
考えてないと言えばそれまでだろうが、明らかに自分が最たる障害だろうに、と]
性質が悪いのはあの野郎だよ。
裏で手ぇ回しやがって。
[吐き捨てるような言葉。任す、との言葉には了承の言葉を返してから]
連戦ってのがちょーっと不安なところではあるが、ね。
[苦笑が漏れる。如何に肉体的なダメージは消えても、精神的な負担は残されたままで。その辺りがどう影響するかにかかってくるだろうか]
あー……それは、否定しない。
[吐き捨てるような言葉には、即、こう返し]
連戦……か。
負担、かけてんな、そっちにも……。
[微か、苦さを帯びる口調。
自身の火気で支える事、それ自体は可能だろうが。
同時に、対峙するものの水気に自身が消耗する可能性も高く。
支えるにも思うようには行かないようで、苛立ちが掠めたやも]
さ…… て、ね。
[ 昼の纏わりつく温さとは異なり、
夜の風は冷えている。
ふっと、笑みが失せた ]
お楽しみは後にとっておこうかな、って。
[ ――それだけ。
殊更強調するような、終わりの一言 ]
なぁ。
問答なんて、俺ららしくないだろ。
久々に、やらねえ?
はっ、負担なぞ。
この身に『四瑞』が宿った時点で覚悟してるよ。
負担せずして成されるものは無し。
気にしてたら、先には進めないぜ?
[紡がれた言葉は得られた『霊亀』の記憶からだったのか。苦さを見せる鳳凰に、気にするなと言わんばかりに言葉を返した]
/*
さすがに、海と山はねー。そこまでのキャパがあったら、最初の陣はりからして失敗しないよ!
リミットありだと焦りが出るが、なしはなしで怖いな、と昨日は思った。
平日なのに、大丈夫なんかみんな、と。
[ただ一言。
終わりのような、まるで決別のようにも聞こえるような]
…馬鹿が。
[ひやりと空気が冷える。
ため息が一つこぼれた]
…結局、こうなんのかよ。
[ポツリ、つぶやいた言葉は夜の風に溶けて消える]
……真理、だな。
[返される言葉に、ふ、と笑う気配が届いたか。
会話を聞いていた麒麟は、どこか不安げな気配を投げてはいたけれど]
取りあえず、俺も陣の外に出る。
もう一人の方、さがさにゃならんしな。
[鳳凰が笑う気配に、こちらも笑みを零す気配。麒麟の心配げな気配には、心配性だな、と苦笑が漏れた]
ああ、そっちは頼んだ。
嫌なことに頭もキレるらしいから、気をつけろよ。
……心配すんなってば。
[麒麟に向けて、短く声を投げて。
霊亀の言葉に、ああ、と返す]
そっちも、気をつけてな。
……想いの力は、理を覆すだけのものを発揮しやすい。
[んじゃ、行って来るわ、と。
璃佳と啓子の二人に向けて、かける言葉は軽く。
ぱたた、と飛びあがってきた紅鴛を肩に乗せ、陣の出口へと歩みを進め]
─ →屋上─
ん……それは、一度見てるからな。
[マリーと璃佳の戦い。同じ属である璃佳をマリーは下した。相手が相剋であるにも拘らず]
…ま、こっちも似たようなものは抱えてるからね。
良い勝負になるじゃねぇの?
[返す言葉はどこまでも軽く]
…………。
[サキの言葉を無言で無視し、剣をブンと振るうと剣先が長い鞭のようになる。
サキが霧を土に吸収しようとする隙を狙い、ヒュンッと遠距離からの横殴りの一撃。]
─屋上─
[空間に作られた出入り口、その場に紅の光が散るのは幾度目か。
背に五色の翼、肩に真白の使い魔を乗せ、ふわり、とその場に現れる]
……さて、と。
尋ね人は、どちらにおられますかね、と。
[軽い口調で言いつつ、いつも寄りかかっている貯水タンクの上にふわり、飛び乗る。
翼が大きく開かれ、目が閉じられる。
気の流れを読み、求めるものを見つけ出そうと。
近くでの対峙の気配は既に察していたが。
既にそちらは任せた、と思い定めていたから、目を向けることはなく]
/*
夏場は、体力消耗大きいのもあるし、制限は必要なのだろうか、やはり。
難しい所なのだけど。
リアルに支障来たすのが、何よりも心配なのだよね……。
[ 止まり、
巻き起こる、風。
渦を巻いて、腕に絡まりて ]
Ich bestelle Sie,
mir Ihre Macht zu leihen.
[ 視えぬはずものが出だすは、正円状の刃。
具現化したそれは、両の手に違いなく収まった。
中学の頃の手合わせとは異なる武器は、心情の変化を表すか ]
ああ、馬鹿で結構。
[ 似たような台詞を吐いたばかりだ。未だ、数歩の距離は保たれている。
先手をかける事も出来たろうに、二つの輪を持った侭、動かない ]
来いよ。
[霧が落ち、乾いた地面を潤す。完全に霧が消える直前、離れた場所からの横薙ぎが己へと向かってきた]
”硬”!
[剣の射程外からの攻撃となれば、その属が関わっていることは確かで。篭手で防ぐだけでは競り負けると察知し、腕を篭手ごと土で覆う。相剋の助けを借りて、打ち据えるように動く剣先を受け止め。反動で穂先が背中を打つ形になったが、気にも留めず間合いを詰めるべく、低い体勢で前方へと跳躍。同時に篭手頭を投げ、接近までの牽制と成す]
そう言うことになるだろうな。
[ふ、と息を吐いて鳳凰に返す。それを最後に意識への応答は無くなり。それは戦いが本格的に始まったことを意味していた]
/*
うん、それが理想ではあるのだよね。
制限なくても、上手く収まるようなのが。
そして、以前入れてたのが03-06時のログ停止タイムだったはず。
あれはあれで、バランスよかったのかなあ……。
[応答が途切れる感触。
本格的に、動き出したか、と。
見る事はないまま、それを悟る。
未だ、意識を閉じていない麒麟に、再度、大丈夫だって、と声をかけ。
自身は探査へと意識を集中させ]
[身のうちの炎が風に煽られ強まる。
自然と生まれ来る炎、炎───焔]
fou paks ra exec hymnos fayra:S-z
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[右の手を左の手に添えれば絡まる炎は朱塗りの鞘持つ長刀を顕現し]
……MA KI RA CENJUE PAK SOR.
[小さく抑える、生まれてくる言葉。
仕掛けてこない姿、こちらもすぐに動くようなことはなく]
…日輪圏か。
円月輪とか、チャクラムとか。
[どこかで見た覚えがあるその両の手に収まる輪を見て少し目を細め]
/*
>>+170
いや、マジで出してないけどね。
6時に寝ても出勤に間に合う時間に起きてるし。
仕事中に居眠りはまぁ予定調和だから(ぇ
[霧を目晦ましに放った鞭の一撃はしかし土気を上乗せした防御に威力を殺され阻まれる。
間合いを詰めるべく牽制の一撃とともにこちらへ跳躍してくるサキに対しては]
…………(ぶんっ
[無言のまま、鞭の引き戻しとともに先に自分に迫る篭手頭を弾き飛ばす。
本来の物理法則を無視した鞭の軌道は水気で作られた武器ゆえ。
サキの攻撃可能範囲に接触するころには元の剣の形状へと戻っているか。]
/*
>>+172
うん、どーしてもね。
特性的に、周りを巻き込みやすいのがバトル村だから、考えてしまう。
まあ、そこらはエピでのんびりと。
>>+173
……風呂寝はやめましょう、風呂寝は。
いや、ほんとに。危険なんだから。
[ 揺らめく焔を映す眼は、急速に色を失う。
空を映す海の碧から、夜の闇へと堕ちていく ]
よく御存知で。
俺のイメージだから、
どれとも似て、どれとも違うんだろうな。
[ 風を刃と捉えた時に、自然と浮かんだモノ。
どちらも仕掛けずに、僅かな時が過ぎる。
衣擦れの音すら、大きく耳障り聞こえそうな程の静寂。
―― 先に動いたのは、彼の方。
左の輪を放つ。微かに土が舞い上がった。
風の制御故か、月光を受けた刃は横合いからヒビキへと向かう。
追うように駆け出し、右の輪では左斜め下から斬り上げを狙わんと ]
[弾かれた篭手頭はそのままに。間合いを詰めた後は、だんっ、と言う音と共に力強く踏み込み]
はっ!!
[鳩尾を狙い貫手を放つ──と見せ掛け、急激に軌道を変える。貫手は瞬時に手刀へと変わり、狙うは剣を持つマリーの右手。武器を落とし無力化すべく、その手首に手刀を振り下ろした]
[元より己はマリーと戦いたいわけではなく。このような行動を取るのも、出来ることなら必要以上に傷つけ合うことなく終わらせたいと願うため]
/*
>>+174
バトルメインなら、制限あった方がよいかな、としみじみ思ってる。
メインの部分が一番時間くうから、どうしても。
戦闘要素ありのRP村、だとまた変わってくるような感もあるのだけど。
村の内容によって大分違うから、難しい。
/*
まあ、とか言ってる間に、俺が限界きてるんですが。
結果は張り出ししておいてもらうようにして、落ちよう、うん。
いくら今日から休みだって言っても、辛いものがある。
おほめにあずかりどうも。
[漆黒の瞳に丹朱が滲むは闇に炎が灯るに似て。
空白の時間は蝋が溶けて液体になりいつ溢れるかわからない微かな緊張にも似て。
ほろりと、透明なしずくが散る瞬間。
風によって均衡は崩れ、蝋の涙が下に落ちる瞬間]
──WAS I GA EXEC BANSH Ax NOES>>
[つ、と鞘に沿う指先が撫でれば朱塗りの鞘は灰燼と消え。
横合いから迫る銀を大きく後方に下がることでまずは回避。
そのまま迫り来る片輪の切り上げに、それを留めるように右下へと切り下げ競り合いへと持ち込むつもり]
WAS I GA ENTER kil viega fhyu FLIP MEA!
[避けた戦輪の追撃を抑えるために炎爆によって可能なら軌道を妨げようと]
/*
>>+176
じゃあお前やってみれ?w
10分で返せるように心掛けてはいるんだけど、描写イメージしながら書き出すとなかなか。
[鳩尾に伸びる貫手を防ごうと右手の剣を構えようとするが]
…………!?
[突如貫手は軌道を変え手刀へ。その狙いが右手であると気付くと]
くっ!?
[無理やり手首を捻り、直撃を避ける。だが、無茶な避け方と掠った手刀により、打ち合いに耐えれるのはもう2回程度か。]
っせやぁぁっ!!
[そのうちの1回を使い、下方からの振り上げを放つ。それは攻撃を当てるというよりは、受けさせるなり避けさせるなりして距離を離すための一撃。]
[直撃を避けられた手刀を即座に戻し。それと同時に放置しておいた篭手頭が篭手へと戻ってくる。カシュ、と篭手頭が装着し直されている間に下段からの振り上げを放たれ]
…せいっ!
[避けることはせず、左腕を下段に構え、その一撃を敢えて食らう。ぎちり、と刃を篭手に食い込ませるようにし。腕へのダメージに僅か顔を顰めた。
肉を切らせて骨を絶つ。まさにその流れとなりし行動は、『霊亀』の護りがあるからこそ出来る技。間合いを離すことなく剣を受け止めたまま、次はマリー自身の無力化を狙い、首へと手刀を振り下ろした]
/*
>>+178
5分は流石にきっついぜww
気軽な発言とかだったら、長文でも10分以内で返せたりするときはあるけどなぁ。
こう言う手の発言だとどうしても時間がかかる。
そして昨日は。
5〜10分ごとに目覚ましかけて確認しながら仮眠してたとk
[ 避けられた銀は大きく弧を描く。
視界の端に留めながらも足は止めず、されど刃は受け止められ。
競り合いへと持ち込まれれば、此方の不利は見て取れた ]
Blas,
[ 生まれる爆風を御して、
宙を舞う戦輪の一を、勢いを弱めつつも己の元へと引き戻す。
右手に込める力を緩め、左へと退いた。
そのまま左後方へと身を捻り、右足は逆に踏み出して、肩を当てる形へと。
下ろされる刃は躱し切れまいが、単純に退くのはよしとしなかった ]
[ずくん。避けるでも受け流すでもなくもろに受け止められたことで、右手に激痛が走る。
だが、ギリッと奥歯が軋みを上げるほどに噛み締めて、苦痛の声を押し殺す。]
ぁああああぁぁぁっ!!
[代わりに雄叫びをあげると同時、接近する間合いの中間点、そこにしゅるりとパチンコ球大の水の珠が数個出来たかと思うと]
ぱんっ!!
[高速でサキの顔面に向かって発射。威力は銀玉鉄砲程度だが、牽制としては十分。サキの放った手刀が首に吸い込まれるのに僅かに先んじるか。]
[単純に力の競り合いだけならば勝つ自信がないわけではないが、相手の武器の性質上わずかな寸分でもずれてしまえば逆に競り負け兼ねないもの。
爆風を御されたところでそれはそれなりに目的は達成される。
競りあう力がずれたと思えば左半身を狙われ、小さな舌打ち一つ。
そのまま長刀は手元に肉に食い込む感触を伝え、わずかに眉が寄った]
っ
[そんな微かな躊躇が左身に迫る衝撃への反応を遅らせる。
故に、声にして]
───weekira
[相手の自分の間、ほんのわずかな至近距離での爆発。
その衝撃を利用して後方へと下がり]
[目の前に放たれる水弾。普段ならば身を躱してしまうそれを、最小限の動き──目に当たらないように顔の位置をずらすだけで、いくつかを額や頬に受ける。痛みは走るが視線をマリーから逸らすことなく、そのまま手刀を振り落とす。ただ、顔の位置をずらしたために、落とすべき主軸から手刀が僅かにずれてしまっていたが]
/*
イメージしている描写を書き起こすのに時間がかかるのはさることながら、「これで良いのかなぁ」ってのがあって推敲し始めちゃったりするんだよねぇ。
それでまた時間がかかる。
ちなみに素手攻撃は得意と言うか好きな部類だ(何
[ 走る痛みにも構わず攻め込もうとした瞬間、
間近で起こされた爆発に押されて、此方も後方に下げられた。
左足を軸にして踏みとどまり、
くるりと回りながら、戻って来た輪を左手で受け取る。
ヒビキに対して正面に向き直り、
ちらり視線を己の右腕に向ければ、手首近くから滴る血 ]
……さっすがに。
マジモンでやるのは初めてだなぁ。お前とは。
[ やはり言い様は軽く、再び、相手へと駆けた。
間合いギリギリで一瞬身を沈め、――跳躍 ]
Flu"gel ―― Anstieg.
[ ふわりと軽く舞い、ヒビキの頭上を抜ける。
空中での、一回転。
同時に振るった右腕から放たれた銀盤は、後方より其の背を狙う ]
[牽制の水鉄砲を最小限でかわすサキ。だが、顔の位置がズレたせいで、手刀の命中点がわずかにずれる。
それでも飛び掛ける意識を根性で繋ぎ止め、朦朧とする目でサキを見ると]
これ、でも……食らえぇぇぇぇぇぇっっ!!
[いつの間にか左手側に集められていたバスケットボール大の水球3つ。
ギュッと左手が握る。すると、それらが一瞬で圧縮され、先端から針の太さ程度の水のレーザーが至近距離からサキの腹部を貫かんと発射される。]
[爆発そのものにダメージを感じるほど弱なつくりの身体ではないが、体よりもどちらかといえば負荷がかかっているのは精神の問題]
…そうホイホイ真剣なんか使えてたまるか。
[きり、と微かに奥歯が忌々しそうに音を鳴らす。
軽い言葉と相反さずに間合いを詰めてくる姿に構えなおすも視界から消える姿、高速型の本能か、後ろだと判断できてもそれに対峙するには間合いが余分で]
…ッ!
[左足を軸に大きく回転したところで避けきれず銀盤は右の二の腕を掠め。
僅かに顔が歪み、白いTシャツに暗い赤が滲む。
は、と息を吐き出して、どうにか足で揺らぎそうになる体を支えた]
[左腕の痛み、顔の痛み。如何に護りが硬いとは言え、意図的に受け続けていればダメージは蓄積し。鈍い痛みにより集中力が欠けそうになる。ふ、と短く呼吸し、次の動作に入ろうとした瞬間。マリーの左手に集められた水球が変化し、殺傷力のある武器と化す]
汝、固き土。
されど個と解せば軟き流砂と成す!
[一番最初にマリーへ接近した時に踏み抜いた地面。そこから離さなかった足を中心に、気を解放し、マリーの足元を崩そうと変化を起こす。攻撃が放たれた今、体勢を崩させ攻撃を反らせられるかどうかは一か八かの賭け。それでもそれに縋ったのは──]
/*
まぁダイス目が悪いのはいつものことなんだよ。
伊達にリアルでファンブラー名乗ってない(爆
本拠地でのあのキャラだけが異常なんだwww
そうだね、今日は早めに寝れそうだ(と言っても3時過ぎだが)。
[ 跳躍の後。
背に生えるは鷲に似た、一対の翼。
その色は今にも闇に溶け込みそうに深い黒 ]
まあ、日本って平和だしなぁ。
見た目上。
[ 滲む赤に眼を眇めつつ、
ばさり、空気を打つ音と共に飛び、距離を取る。
宙に居れど、まるで地上と同じように、
翼でバランスを取り、風を呼び、輪を右に引き戻した。
そう高い位置ではない――精々人二人分程――にも関わらず、
見慣れた公園は、随分と小さく思える。
風が心地好い。 なのに。
眼下にヒビキを見下ろした侭、追撃は加えず ]
――そろそろ、止めとくか?
[ そんなことを、問うた ]
[徐々に砂へと変化していく地面。しかし地面への気の回りが遅い。攻撃をくらい過ぎたか、変化させるための気の練りが足りていない。連戦による精神的な疲労も残っていたのだろう]
ぐっ……!
[成すすべなく、水のレーザーは幸貴の腹部を貫いていく。くぐもった声を漏らし、貫かれる反動で後方へと吹き飛び、そのまま仰向けに倒れ込んだ。倒れた地面に、少しずつ紅き溜まりが形成されていく]
[レーザーを食らい吹き飛ぶサキ。同時に、彼女自身の体力も尽きたのか膝がガクンと落ちる。
だが、剣を杖にし、笑う膝を気力で押さえ込んで、立ち上がる。]
…………あと、ふたり。キューちゃん、救わない、と。ユーゴ、約束、守って、くれるか、なぁ。
[ブツブツと呟くと、倒れているサキを放って夢遊病者のようにフラフラと、そして、時折ズシャッと転びながらも、何処へとなく*歩いていった*。]
っ、は…。
搦め手、なんて、慣れないこと、するもんじゃ、無いね…。
それでも、傷つけ、すぎるのは……──。
[嫌だった。何故そのような行動に出たのか。光邦にも加減はするなと言われていたはずなのに。それもまた、『霊亀』たる性質が影響していたのかもしれない。何より、マリーが傷ついては九尾も、久鷹も、悲しむだろうから]
…表面上は、な。
[漆黒の翼に少しばかり瞠目、それからは、と小さく唇が息を零す。
それは、諦めにも似ていたし、けれど確かに笑みでもあった。
暗い赤の滲む上に手を重ねれば、戒めるように傷口に指を立てる。
抉るほどではなかったが、確かにそれは痛くて、けれどその痛みのおかげで自分の考えが少なくとも一つは纏まる]
…んだよ。
出し惜しみして、損した。
[微かに、唇はつりあがる。
それは。いや、それこそが返事だとばかりに。
手は長刀を目前にかざし血に濡れた指先が刃をなぞる]
────。
WAS YEA RA CHS HYMMNOS Fayra:E-z
was yea ra chs hymnos yor
en chsee fwal fwal yor
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enter>>H-S//
[紡がれる言葉。
背に、白く舞い上がる炎は三対]
───MA KI RA CENJUE PAK SOR
[血と炎による再練成。
手にするは─── 一振りの大長刀(ナギナタ)]
[霞む意識でマリーがふらふらと立ち去るのを見つける]
拙い、な。
止める、つもりが、逆効果、だ。
どうにか、しな、きゃ…。
[気持ちだけが逸り、身体は全く動かない。零れる紅は意識を朦朧とさせ、発しようとする声を奪う]
[しかし幸いここは土属の影響が高い場所。少しずつではあるが、土気の力を借りて、腹に空いた穴の、簡単な止血だけは施すことが出来るだろうか。どうにか止血が終わった頃、大地に零れた紅は地へ吸収され。赤黒く残る色を残る気力で元の土色へと戻す。それが終わるとふつりと意識が途絶え。光邦や沙耶香が回収するまで、その場に倒れていることになる。今が夜であるのは*不幸中の幸い*]
/*
01で負けとかいっそ清々しいね!
惜しいとか一切無い。
ふむり、マリーはそんなに恵まれてるのか…。
ダイスで負けたのを見たことが無いってのがまた。
/*
01は勝ちようが無いもんね…!
基本高めとは何とも羨ましいことだw
その運にあやかりたいものだwww
さて、折角早く終わったし、今日は寝ておくことにするぜ。
また明日ー*ノシ*
あ―― そ。
んじゃ、
[ 薄く。薄く、されど違いなく、笑みが滲んだ。
白炎の舞う間、天を仰ぐ。
一度、目を閉じる。目蓋越しにも、注ぐ光は痛い ]
Wehe, Blas, Tobe... Spirale,
[ 風を呼ぶ、呼ぶ、呼ぶ。
生まれるは幾つもの渦、巡る巡る、螺旋。
それは混ざり合い、小さき流れが一つの大きな流れと成る。
視えないそれらを感じ取り、掴む。そのイメージ ]
……やりますかね。
[ 闇を孕んだ眼を開いた。
高く、高く、舞い上がる。
一対の輪持った手に力を篭め、腕を交差させ―― ]
[刀よりもよっぽど持ち慣れた獲物に変われば、その重みを確かめるように柄を握りなおして静かに息を吐き出す。
風の渦は龍のように天より来たりて。
す、と息を吸う。酸素を吸い込み。巡らせ煽らせ]
──fayra hymmne prasrity>>ruinie tussu…!
[一閃で竜巻を薙ぎ、そこに生まれたわずかな空間に身を滑り込ませれば中心は柔和。
ぐ、とさらに柄を握りなおし]
─── Rudje fayra::ousye!
[轟、と大朱雀の纏う紅蓮の炎は竜巻を飲み込み炎は花弁のように舞い踊る。
朱に視界が染まり、瞳ははっきりと丹朱の色に耀きこちらを目指して下降してくる姿に対峙し、漆黒の翼を撃ち落とすかのように上空めがけて一閃──
力と力のぶつかり合いは、どん、と空気を烈しく揺らす大きな爆発のような*音*]
/*
いや、つい突っ込みたくて。
んー、そこらどうなるんじゃろか。
マリーと響にバトる要因がない感じがするし、システム的には、五神勝利だからね。
/*
そうかも知れん(認めるのか。
>>ここに至るまでに、五神ないし天魔のどちらかが全敗北していた場合(最小で狼聖聖or狼鳴鳴のパターン)、陣営代表と鳳凰の最終決戦。勝敗に応じてエピ。
と、まとめにも出してあります故。
そして、マリーとは戦う理由はあれど、響とはない俺がいてるのだよな。
取りあえず、幸貴回収ロールは回しとくか。
─屋上─
[閉ざされていた目が、不意に、開く。
何かによって、集中が途切れでもしたかのように、唐突に。
真紅の瞳、そこに宿る色は、困惑と、苛立ちめいたもの]
[ 真昼の太陽が如く、焔を巻き込んだ風は夜天を照らす。
切り裂かれ入り込まれた内部は無の空間、
荒れ狂う風に全ての音は呑まれ、
其処だけ刻の止まったかのような錯覚を覚える。
朱に染まりゆく視界、身体が熱くなってゆく。
されど視えるものは昏く、心は酷く冷えていた ]
――……………、
[ 迫り来る姿を両の眼に映して、
口唇が象った感情は己すら知らない。
二つの刃、二つの力、
闇と陽が触れ合った瞬間、世界が震えた ]
[集中を途切れさせたのは、意識に響き、すぐに途絶えた声]
……霊亀?
[呼びかけに答えはなく。
それが、状況を容易に推察させた]
……ったぁく……。
[なにやってんだよ、と。
零れ落ちる声は苛立ちを帯びて。
がし、と頭を欠いた後、翼を羽ばたかせる。
向かう先は、グラウンド]
無事……じゃ、ないな。
まったく……だから、迷うな、っつたんだ。
[意識を失い、倒れた幸貴の様子に露骨に呆れた口調で呟く。
それでも、このままには出来ぬ、と抱え上げる。
……こちらのダメージやら何やらで、ちょっと運び難そうだったのはさておいて。
再び、翼を広げて屋上へ向かい、『隔離の陣』の内へと*向かう*]
[ ――次に眼が映したのは、
数多の星が輝く天だった。
世界はまるで、何事も無かったかの如く静まり返っている。
其処に在る乱れは、力在る者ならば感じ取れようが。
空を舞う為の翼は折れ、風は大気に散っていた。
胸に鋭い痛みに、恐らく緋が滴っているのだろうと思う。
気怠けに持ち上げた手には、何も在りはしない ]
……ちぇ。
いっつも、…勝てねぇーん、だもんなぁ。
[ ああ、喋り辛い。
咳混じりに言葉を吐き出す ]
─『隔離の陣』・草原─
[一日に何往復してるのやら、というのはさておいて。
意識のない霊亀を連れて戻った草原には、啓子の姿があるのみ。
こちらに気づいたなら、状況を説明して、建屋の方へと戻る。
無謀計画を立てている組とは会ったかどうか。
あったら会ったで、状況を説明するのは変わらないのだが。
……もし、計画聞いたら、いい笑顔が見れたかもしれません。
ともあれ、個室の一つに霊亀を休ませ、自分は治療を頼むべく、麒麟を探しに行く]
[ 火傷も幾らか負っているのだろうか。
茫とした頭では上手く把握出来ないが、
少なくともフードは外れて、地には金が零れ落ちる ]
レッドって、柄じゃねぇだろ、
精々……ブラックとか。
[ 相手は何と言っていたか、
聞こえぬ侭に、場違いな文句を垂れる ]
…………あー。 楽しかった、んかな?
/*
と、とりあえずここまで書いてふと思った。
……ちま亀、どこにいるんだったっけ。
取りあえず、そこらは触らんでおこう、うん。
[ やがてそんな台詞も止まり、
己の手の向こうに、月を睨む。
深く、深く。息を吐き出して ]
……単に。
壊したかった――んかな。
壊れたかったか。
まあ、 どっちでもいいか。
[ それは天魔らしいとも言える望みで、
彼の口から零れた本心。
くだんねぇ。
小さく晒って、手を下ろす。
闇色の瞳を目蓋の裏に隠し、
翔る事を絶たれた翼は無に帰す。
* 離れた場所に、赤の羽根が一枚、落ちていた *]
[廊下を歩いていた所に、向こうからやって来る姿]
ああ……従姉殿、丁度よかった。
[向こうに寝かせてきたから、と。
部屋の場所を伝え、それから]
んで。
……疲れてるとは思うんだが、霊亀の手当てが終わったら、こっちも頼む。
文字通り、万全にしとかんと、色々と厄介かもしれんから。
[静かな言葉、向けられるのは、不安げな視線。
それに、返すのは、微かな笑み]
……心配、すんな。
堕ちに行くつもりは、ねぇから。
[じゃ、外で待ってる、と。
言い置き、自分は再び外へ]
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