87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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─ →地下一階 ─
[階段を降り、向かう先は13の鐘によって一度見に行くのを断念した地下階層。
一階まで降りて、未だ歩いていない場所を見て回れば、遠くなく下へと続く階段は見つかった]
……ふつーに考えれば、下にあるのは貯蔵庫の類なわけだけど。
[何があるのか、見ておくのは悪くない。
この場から出るのが容易くないのであれば、情報は一つでも多く欲しいから。
階段を降りた先に見えたのは、真っ直ぐに伸びる廊下と、両側の壁に一つずつの扉]
……こっちは……あ、やっぱりね。
[扉の一方は、力をかければ抵抗なく開いた。
その先に広がるのは、整然と整えられた貯蔵庫。
ざっと見回しただけでも、それなりの備蓄があるのは見て取れた]
(153) 2013/09/08(Sun) 22:11:15
ま、こんな不便なとこに一軒家建ててる以上、この位の備えはいるか……。
[小さく呟いて、扉を閉める。
さてもう一方の扉は、と向き合うものの、扉にはしっかりと鍵がかけられていた]
およ。
こっちは、出入り禁止?
[押しても引いても開かぬ様子に、むう、と唸って眉を寄せる]
何があるのか、は聞いても答えてもらえないよなあ。
[何となく、物々しい雰囲気をかもし出す扉を見ながらぽつり、呟いて。
それから、青は未だ続く廊下の奥へと向いた]
(154) 2013/09/08(Sun) 22:11:29
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:14:32
― 大広間 ―
雨がどうかしましたか?
[空耳の話には完全に乗り損ねた。
窓の傍で不思議な動きをしているキリル>>147に首を傾げ、私も立ち上がって傍へと行ってみる]
(155) 2013/09/08(Sun) 22:19:52
─ 大広間 ─
1粒ずつ、か。
分かりました。
[リディヤの説明をきちんと聞いて、片目で彼女を見て頷く。
薬はただ飲めば良いってものじゃない。
適量を適切な時に飲んで初めて効果を得られる。
だから説明は間違わないように記憶に刻み込んだ]
(156) 2013/09/08(Sun) 22:20:23
う〜ん……『ゲーム』に関しても、碌に説明が無かったもんなぁ。
[嫌な予感がすると言うオリガ>>151。
不気味な状況が拍車をかけているのだろう。
アナスタシアも『ゲーム』をしようと言うだけで、どんな『ゲーム』なのかの説明はしなかった。
何もかもが不明なのだ]
……と、大丈夫?
[己の肩を抱くオリガを見て、彼女に手を伸ばしながら声をかける。
熱が上がりすぎて悪寒も出始めたのだろうかと言う心配もあった。
オリガの熱はどうなっていただろう]
(157) 2013/09/08(Sun) 22:20:28
/*
どうしようか?
このまま行くとベルナルトとべったり→ベルナルト占いが自然になってしまうが。
いやまぁ、ベルナルト多分人間やとは思うねん。
けど後々のストーリー展開的に考えるとなんかベルナルト占いって勿体無いよな気がっ。
むーむーむー……。
地下探検のあと他の人と大広間行ければほか占えるか?
(-61) 2013/09/08(Sun) 22:22:00
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:24:22
― 大広間 ―
[リディアから薬の説明>>149を聞き、こくこく頷いた。
手を緩めて一度濡れタオルをはずしひざ上に置く]
――はい。
では、一粒頂きますね。
[小瓶から言われた通り一つ取り出した薄紅色。
掌にころりと転がるのを口に含み
水差しの水でそれをのみこむ]
リディアさんたちが親身になって下さったお陰で
今は――、苦しくないです。……ありがとう。
……リディアさんは、そういう事を経験されているのですね。
[彼女の笑みを見つめながら無意識に手が己の胸に重なる]
(158) 2013/09/08(Sun) 22:26:04
─ 大広間 ─
いえ、こういう時はお互い様ですから。
…雨は…そのよう、ですね。
[毛布はそれぞれの手に渡り>>137>>141、礼には柔らかな笑みを返したものの。
オリガの視線につられるように、窓に向けた瞳は微か睨むようなものに変わった。
八つ当たりめいた感情を収めようと、細く息を吐く。
まだ名を聞いていなかった「女性」から名を教えられ>>139、こちらもアレクセイだと名乗り返した後彼女が口にした内容に、軽く目を瞠った]
それは森の中や、この屋敷で、ですか?
…それなら、私も聞こえました。
[オリガ達が”空耳”の話題を交わしていたのは知らなかったから、キリルに向けて自分も同じだと告げる。
それから、こちらの向けた問いに返される答え>>142を聞くと、そうですか、と眉を少し寄せて]
(159) 2013/09/08(Sun) 22:27:18
─ 大広間 ─
…マイペースな方、なんでしょうかね。
[これで片付けるべきではないだろうが、体調を崩している人が休んでいる場で考え込むのもと思い、声に出す。
此処に戻る途中、ジラントと一緒に主人の元に向かうベルナルトとすれ違った>>131。
今から三階に向かって彼に話を聞いてもいいだろう。
ベルナルトと向き合っていた彼の様子を思い返すと、当人と話すよりその方が良いかもしれないと脳内で思考して。
メイドに頼みごとがあるからと広間を後にした]
─ →一階 ─
(160) 2013/09/08(Sun) 22:28:20
[思わず洩れた感嘆を気付いたらしいオリガさんに不思議そうに見られて>>148、何でもないと手を振ったのは少し前の事。
笑顔とセットでなんとか誤魔化せていればいいけれど]
あ、やっぱりあの声かぁ。
空耳かなって、アタシも思ってたんですけど……皆聞いたなら、違うのかなぁ。
[そう言って首を傾げていた]
(161) 2013/09/08(Sun) 22:28:51
うぅん……あ、うん。
何だか、降り方がおかしい気がしたんだけど。
[声>>155が掛かったから、窓にくっつけていた顔を離して振り向いた。
リディヤちゃんだったか、近くまできていたその子に窓の外を指さして見せる。
ボクが知識に乏しいだけかも知れないし、はっきりおかしいとは言い切れなかったけれど。
ちなみにさっき見た限りでは、窓の上の方に庇の類は見当たらなかった]
(162) 2013/09/08(Sun) 22:29:20
アレクセイは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:30:03
― 二階廊下→大広間 ―
[毛布を持って客室から出た時、アレクセイ>>126から返ってきたのは苦笑。
何のことかと瞬いたが、彼の言葉でその訳は知れた。]
……そうね。あたしも身体冷やしてたんだった。
大丈夫な気がしてるだけ、ってこともあるし、気を付けます。
その……ありがとう、ございます。気に掛けて下さって。
[先程言われてしまったこと>>125もあり、きまり悪そうに眉を下げて笑み一つ。
その後オリガだけでなくサーシャのことにも話が及べば、はっと気づいたように瞬いて、それから頷いた。
具体的に何を想っているかはともかく、あの青年がオリガを気に掛けているらしいこと自体は察せられたから。]
貴方も、自分にも優しくして。
[アレクセイが毛布を取りに向かった客室は、彼自身の部屋じゃないかと思ったこともあって。
そんなことを小さく零しながら、大広間への道を辿った。]
(163) 2013/09/08(Sun) 22:32:36
[途中で呟いたことに対する返答>>127は、確かに困惑を感じさせるものだった。
情けなさそうな苦笑を見てから、メーフィエも苦笑いして、それから目を伏せた。]
あたしも、あの人の話、全部判った気なんてしないのに、
それでも……何処かで受け入れてる気もしてて、少し怖いんです。
他の人たちも――変わらないでくれれば、って思うけど……。
[それは「気遣う気持ち」は今もあると告げたアレクセイにも対して。
本当に怖れを示すように弱々しく紡いだ言葉は、ここで途切れる。]
(164) 2013/09/08(Sun) 22:33:18
[それから、先程まで大広間にいた男二人とすれ違った>>131>>143。
ここでそのふたり――ベルナルトとジラントからそれぞれに名を告げられた。
自分からも、ここで改めてメーフィエの名を伝えてから、「主人さんのとこに」と話して階上に向かう彼らを見送った。]
もう大丈夫なら、良いんだけど。
[彼らの姿が見えなくなってから、大広間でのジラントの様子を思い出してぽつり零すも。
動ける程度にはきっと、と考えながら、先を急いだ。]
(165) 2013/09/08(Sun) 22:33:29
― 大広間 ―
毛布、持ってきました。
はい――これで身体、冷やさなくて済むと思います。
[アレクセイと共に運んだ毛布を、オリガとサーシャのもとに。ふたり>>137>>141からの礼の言葉に、小さく笑みを返した。
それからアレクセイ>>128にも、力になれて良かった、と小さく笑みを返した。]
――あの人のことは、あたしはよくは知らない。
ただ、やっぱり、不気味な感じは……。
[その問いに>>129答えようとして、怖れの色が再び顔に滲みそうになって、ふっと言葉を切った。
それ以上は何も答えないまま、部屋を出ていくアレクセイを見送った。]
(166) 2013/09/08(Sun) 22:35:36
― 暗い部屋 ―
[大広間から姿を消して、どれくらいの時間がたってからか、プラーミヤはふらりと充てがわれた部屋に戻った。
辿り着いた時からそのままだった濡れた服を脱いで、用意されていたものに着替える。濃い赤紫のゆったりとした造りの胴衣と同色のズボンは、プラーミヤをますます闇に溶け込ませる]
ふふ…
[満足の笑みを浮かべて、再びプラーミヤは部屋から姿を消した]
(167) 2013/09/08(Sun) 22:35:40
[暫くすれば薬の効果で熱も徐々に下がりはじめる。
熱による眸の潤みも薄れて視界も戻りつつあるが
それでも白い靄のようなものは視界から消えてはくれない。
目を手で軽くこする。
それでも変わらずにあるものは他の者にもみえるのだろうか。
さすがに聞くのは憚られ、やや視線下げるのみにとどめた。
アレクセイの声>>159が届けば顔をあげる。
良かったとも悪かったとも判断つかぬから複雑な様子で]
アレクセイさんにも聞こえたんですね。
[大広間に残る者の他にベルナルトやジラントにも
聞こえたらしいことを口にした]
(168) 2013/09/08(Sun) 22:39:53
[雨の降る外――。
視線はキリルと同じ方を気にして向けられる]
雨降りの夜に月は出ない。
けれど――…、アナスタシアさまは
『紅き月の煌めく夜に』と言っていましたよね。
――…、今、この空に、紅い月があるのでしょうか。
[アナスタシアの言葉>>1をなぞり眉を寄せた]
(169) 2013/09/08(Sun) 22:45:13
― 大広間 ―
お願いします。
[私は説明を聞いてきただけだから、間を計るのはサーシャ>>156に任せることにした]
そういうことも、ありましたね。
[薬は必ずしも手に入るものではない。旅の途中では特にそう。
オリガ>>158に答えた時にも、笑みは消さないように気をつけた。それでも少しは寂しげな声になってしまったかもしれない]
(170) 2013/09/08(Sun) 22:48:32
─ 回想 ─
[メーフィエと毛布を取りに行った最中。
決まり悪そうな笑みを浮かべる彼女>>163に、こちらは柔らかな苦笑を返した。
貴方も自分に優しくして、といわれると微かに目を瞠ってから、微笑みに変えて]
ありがとうございます。
後で毛布の補充を頼みに行きますから大丈夫ですよ。
メーフィエさんの部屋と、あと広間にも。
広間の方には何枚か用意してもらいましょうか。
[そう言うと、毛布を抱えて広間へ戻ろうと歩き始め。
途中、彼女の呟きに返した答えを聞いたメーフィエが目を伏せて紡いだそれ>>164には、そうですね、としか答えることは出来なかった]
─ 回想 終 ─
(171) 2013/09/08(Sun) 22:52:16
― 大広間 ―
[その場にキリルの姿が、また「彼女」が持ってきたのだろう洗面器と濡れタオルが見えた時には、ほっと息を吐いた。
薬を持って戻ってきたリディヤの姿が見えた時も、また安堵は示していた。
の、だけれど。
キリル>>159が、また「彼女」に答えるアレクセイ>>159やオリガ>>168が、「声」の話をしていたのは聞こえていたが、メーフィエはすぐには何も答えなかった。
何時か森の中で聞こえた気がしたあの声。
今一度思い出してみれば、まるでアナスタシアの声にも似て思えて――。]
あたしも、聞きました。
……皆も、あの声、聞いてたんですね。
[大分間を空けて答えたのは、なるべく声に不安を滲ませないように努めた結果。]
(172) 2013/09/08(Sun) 22:53:42
― 三階廊下 ―
[指差した先の展望室と、
その下に室内庭園があると教えられれば>>152
頭の中で位置関係を把握する。]
ああ……室内庭園もガラス張りか。
ならそっちのが、楽だが……
そうだよなぁ。
[なにせ得体の知れない場所。
そもそもそんな簡単に脱出出来るなら、開かない玄関の意味はない。
後で室内庭園も見ておこうと思いつ、階段を降りていく。]
(173) 2013/09/08(Sun) 22:55:01
─ エントランス ─
[広間を出て、まず向かうのはエントランス。
『ゲーム』の始まりを告げられても、まだ信じたくない心がそうさせたのだが]
やはり施錠されてる、か。
[扉に手をかけ、開かないのを確かめ、呟く。
ベルナルトやジラントも既に確認していた事は知らなかったけれど、知っていても自分の目で確かめようとしただろう]
……変わらないで、いられるかな。
[小さく呟いたのは、メーフィエが呟いた言葉>>164へ、返せなかった声]
(174) 2013/09/08(Sun) 22:55:04
― 地下一階 ―
[地下室になど今まで立ち入った事のない男には、ふつーに>>153、と言われてもぴんと来るわけがなく。
そんなものか、と曖昧に相槌だけを打つ。
階段を降りるにつれ、空気は徐々にひんやり冷たく。]
なるほどなぁ……日が当たらない、上よりも涼しいなら、モノを保存するにはちょうどいいんか。
[納得しつつ歩いてく。
最初の扉は、ベルナルトの予想通りの貯蔵庫。]
飢え死にの心配はいらなそう、か……。
[だからといって、素直に喜べる気分ではないのだが。]
(175) 2013/09/08(Sun) 23:02:01
─ エントランス ─
[広間で、あの不思議な声を聞いたのが自分だけじゃなかったことを知った。
そこから恐らくはこの屋敷に来た者全てがあの声を聞いたのだろうと推測するのは簡単で。
最初から『ゲーム』の為に呼ばれたのだろう、つまりは自分が誰かを、誰かが自分を───
目を伏せたままそこまで考えた所で、強く頭を振った後扉から手を離して]
…悩むのは、後だ。
さしあたって、毛布の補充を頼みにいこう。
それから、───
(176) 2013/09/08(Sun) 23:03:18
─ エントランス ─
[と、踵を返しかけたところでメイドが立っているのに気付いて声を失う。
今度は声を上げるような失態は演じなかったが、数拍の間を要して]
あ、の。
私とメーフィエさんの部屋に、毛布の補充をお願いします。
あと、広間で休まれている方がいるので、替えの毛布を何枚か用意して頂けるとありがたいのですが。
[そう願い出ると、「かしこまりました」という返答のみでメイドは立ち去っていって。
残されたこちらは、深い息を吐きだした後]
…本当に、心臓に悪い。
[何度も驚いてしまっている恥ずかしさを誤魔化したくもあって、小さくぼやいた]
(177) 2013/09/08(Sun) 23:04:47
[今度はもうひとつの扉へと>>154。
貯蔵庫の扉よりも頑丈そうな扉にベルナルトが手をかけるも、開かない。]
……重要なモンでもあんのかね?
だったら、あの女が鍵を持ってそうだが……。
ま、貸してもらえる訳ゃないわな。
[ふ、と息を吐いて、廊下の更に奥を見る。]
……まだ、先があるんかね?
[左目の焦点は、少しずつ戻ってきている。]
(178) 2013/09/08(Sun) 23:06:02
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