84 廻る刻・待宵歌
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絵描き ミケルは、メモを貼った。
2013/08/11(Sun) 00:08:57
……姉。
可愛い言われて、嬉しい時期は過ぎたぞ。
[姉のいつもの言い様>>4:+71に、飛んだのはいつもの反論。
その後の言葉とサリィの笑顔>>4:+72に、大げさに息吐く仕種落として]
そういや、テレーズ……中かな?
[姿が見えぬ語り部の娘を探すように視線廻らせる]
(+1) 2013/08/11(Sun) 00:10:39
[さわ、
さわり。
雪を溶かし、春を告げる陽光のように穏やかに、
そして、
地を砕き命を飲み込む雪崩のように容赦なく]
[死神憑きは、ミケルの目の前で、ノクロの命を、
刈った]
(2) 2013/08/11(Sun) 00:12:23
(*0) 2013/08/11(Sun) 00:12:47
(3) 2013/08/11(Sun) 00:13:02
(*1) 2013/08/11(Sun) 00:13:20
いつになっても可愛いものは可愛い。
[クレイグの反論>>+1に返すのは、良い笑顔と立てた親指]
(+2) 2013/08/11(Sun) 00:13:38
まだ足りないの?
……分かったわ。
何人だって、刈ってあげる……。
急がなきゃ。
(4) 2013/08/11(Sun) 00:14:00
ねえ、
ミケルちゃん。
貴方も生贄になって?
大丈夫。
怖くないわ。
見ていたでしょう?
一瞬だから。
(5) 2013/08/11(Sun) 00:14:47
[ゆらりと立ち上がるけれども、
その動きは常人と変わらず。
いや、常人よりゆっくりで、
ぎこちなく、
目も耳も、不確かで頼りなく。
でも]
(6) 2013/08/11(Sun) 00:15:41
― 洞窟奥地 ―
[不意に、灼けるような痛みが首筋に走る。
しるしが現れた時に似た、しかしそれよりも鮮烈な――]
あ、――……
[気が付くと、視界一面にヒカリゴケの放つ淡い光が広がっていた。
落ちている、と気付き手を伸ばすが、もう何処にも届きはしない。
淡いはずの光が、白く、しろく滲んでいき]
…………。
[すべてが途切れ、それが再び繋がった時には、青年は地面に横たわっていた。
痛みはない。
自身の体の重ささえも]
(+3) 2013/08/11(Sun) 00:16:03
(7) 2013/08/11(Sun) 00:16:05
― 道具屋 ―
サリィやクレイグに字、習っとけば良かったかな。
まあ、読み取れはするだろ。
[本になるほどの量はない、メモを書き終えると
字を書くのになれた二人を思い出してぽつと呟いた。]
やっぱ、さ。
クレイグに頼みたかったよな。
[次の代に託す事になるだろう案件。
『筆記者』であり『本屋』であった彼に頼みそびれたものを
じ、と見詰めて、困ったようにへなりと眉尻を下げる。]
(8) 2013/08/11(Sun) 00:16:27
[人が、いなくなる。消えていなくなる。
ノクロが、今、手を差し伸べていた彼が、いない。
荷物が床に落ちる。
コレットの言葉を聞く。
まだ。
続くのか。
こうやって、いきなり人が消えてしまうのが。
視界が歪んで、それでも、泣いてなんかないと、ミケルは、ぎゅっと唇を強くかみ締めた。]
(9) 2013/08/11(Sun) 00:16:59
クレイグの字が良かったんだよ。
テレーズの声が良かったように。
[憧れるような好意が其処にはあった。]
(=0) 2013/08/11(Sun) 00:18:52
…………。
[なんかきっぱり言い切られた。>>+2
反論しても、平行線になるのはいつものこと、とわかっているから]
……俺、エトのとこ行ってくる。
[それ以上突っ込みを重ねるのは避けて、そこから離れる。
有体に言って、逃げた]
(+4) 2013/08/11(Sun) 00:20:00
いやだ!
[いつもより、ずっと、声は早かった。
立ち上がるコレットを見る目は、いつもよりも、強い意思を示す。]
どうして、
みんな、いきなり、消えないでほしかったのに
おばあちゃんが、どうして、そんなこと、のぞむの?
おばあちゃんは、ぼくも、みんなも、嫌いなの?
[言いながら、自分も、荷物を落としたままに立ち上がる]
(10) 2013/08/11(Sun) 00:22:15
[クレイグの溜息>>1には変わらぬ笑みのままだったけれど]
うん。
レーちゃんの気配が残ってたのが家の中だったから、家にいるんじゃないかなって思ったんだけど…
[メリル>>0に返す声は、眉を下げてのもの。
エトを追って出てくるのではないか、と思って見ていたが]
(+5) 2013/08/11(Sun) 00:23:18
>>2
「死神憑き」が刈るんじゃなくて、
「死神」が刈る、
の方が良かったかしら。
まあ、わたくしは抵抗しないので、どっちでも一緒かもですけど。
……ところで、通常チップなのに、
←病んだ顔に見えてきません?
(-9) 2013/08/11(Sun) 00:24:09
うん、もしテレーズがそっちにいたら教えてな。
[エトのところへ行くと言うクレイグ>>+4に頷いて見送る。
逃げたな、とは思えど、それを突っ込むほど鬼ではない。
元よりエトを探してここへ来たのだから、クレイグの行動を止める理由もなかった]
(+6) 2013/08/11(Sun) 00:24:11
― コレット宅 ―
な、…んだよ、心配させんじゃねーよ…。
[はー、と深く深く安堵の息を吐いた]
[其れが、詰まる]
[彼女に右腕の印は見せて居ない。
包帯に覆われた色が見える筈もない]
[別人のような瞳に一瞬気圧されて]
コレ
[ぷつりと、全てが途絶える。
真っ暗になって、そうして]
(+7) 2013/08/11(Sun) 00:24:52
[訳がわからない。
眼前で繰り広げられる光景が]
[今、何が起きている?]
[目の前の、けれどもう届かないと何故かはっきりとわかる場所を]
[ただ、呆然と――**]
(+8) 2013/08/11(Sun) 00:25:42
僕は、おばあちゃんも、好きだよ。
死神なんてだいきらい。
花なんて、大嫌い。
みんなが、いきなりいなくなっちゃわなきゃだめな花なんて、大嫌い。
みんなかなしい。
だから、ぜったい、いやだから!
[言い切って、じっと、コレットを見る。
止めて、止まってくれないかな、なんて、願いもあった。]
(11) 2013/08/11(Sun) 00:25:53
─ →道具屋 ─
[もしいたら、という姉の言葉>>+6には、頷き一つ返して。
テレーズの家から出たエトが向かう先はわかったから、踏み出しながら行こう、と願うのは道具屋]
……。
[たどり着いた先で聞こえた言葉>>8と、待宵草が伝える響き。
へにゃ、と眉が落ちた]
……ばーか。
そういう事は、もっと早く言えよ。
[零れ落ちた呟きは、どこか困ったような、嬉しいような。
そんな、複雑な響きを帯びていた]
(+9) 2013/08/11(Sun) 00:28:12
まあ、ミケルちゃん。
どうしてそんな悲しいことを言うの?
[ゆったりと、静かに、
微笑んだ]
わたくしはミケルちゃんを嫌ったりしていないわ。
皆の事も同じよ。
わたくしは、ただ、
(12) 2013/08/11(Sun) 00:30:17
貴方達のことなんて、
ど う で も い い だ け よ。
(13) 2013/08/11(Sun) 00:30:46
[涙もそろそろ枯れるかという頃、ふと、身体がぴくりと動いた。
撫でてくれる手を邪魔する程の動きではなかったが、ゆっくりと顔を上げて、ここでない遠くを見て]
…… まだ?
[そうして、泣き顔を更に歪めた**]
(+10) 2013/08/11(Sun) 00:30:58
道具屋 エトが時計を進めました。
道具屋 エトが時計を進めるのをやめました。
道具屋 エトは、メモを貼った。
2013/08/11(Sun) 00:31:49
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