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[カシャリ、カシャリ。軽い金属音が鳴り響く中、バレンは呪を紡ぐ]
…Es diferente…Mundo…
…Uno…Un amigo jurado……Resonancia…
………出来るだけ、細く、だぞ。
「ポジティブ」
[カシャン、と最後の調整が終わる。バレンは異界龍の取り付いた左腕を前へと突き出し]
──……Rugido
[最後の呪を紡いだ。前方では青き炎が燃え盛り、それを越えて6本のナイフが迫り来る。そんな中で、盟友である機械竜は、吼えた]
[一閃の弾丸となってオトフリートを射抜かんとするが、コントロールされ迂回した光刃が少なからず彼女の身体を捕らえる。]
ぐぅっ!?
[その痛みを奥歯を噛み締め耐えるが、照準はぶれ、終いには維持が困難となる。
そうして、オトフリートと交錯したところでバランスを崩し、ごろごろと後ろへ転がっていく。]
[騎士が体勢を崩したのは、熱を感じた直後。
転がる様子に上がったのは、あらら、というどこか惚けた声。
ともあれ、右手を差し上げ、くるり、と手首を返す。
その動きに呼び寄せられるかのよに、無限の輪は集い、再度光鎖を編み上げた]
……ってぇ……。
っと、生きてますかー、と!
[左の脇腹、滲む色をちらりと見てから。
転がる騎士へと声をかけた]
[咆哮は光線、機鋼属性の龍のブレス。貫通力に特化し、ピンホール大にまで絞った光線は正面から向かってきた青きナイフ1本を巻き込みながら炎の壁を越え、少女の腹部を狙い走り行く]
……………。
[その間も残る5本の青きナイフはバレンへと襲いかかり。3本はバックステップをすることで地面へと沈めたが、残る2本は右腕と左肩を掠め後方へと飛んで行く。傷口がちりちりと青い炎を宿した]
……………熱い。
「…… マスター フツウ モウスコシ アワテルトカ スルモノデハ」
[一言しか漏らさぬバレンに異界龍が突っ込みを入れていた]
/*
は。作業してるうちに意識が浮いてました。
バトルは決着お疲れ様ですー。
後でゆっくり楽しみ直そう。
明日も挨拶とかはこれる、はず。
なのでまた大人しく転がってきます。おやすみなさーい。
[兎猫と紫ふわもこ、とーてむぽーるで*ぺしょり*]
/*
>>587 ブリス
お休みですよ、無理せず無理せず。
[くろねこと白もふと、何故かすみれふわもこがぽふぽふ、なでこ]
/*
うぬうぬ、眠い人は無理せず。
そして今まで寝た人もお休み。[挨拶すっかり忘れてた]
にしても。
先に書くと言ったものの、結局分かりにくいな描写。
ビーム兵器は加減が難しい。
[転がり暫しぴくりとも動かなかったが、声を掛けられるとぴくんと身動ぎし、]
…………痛たたたた
[そう呟きながら、むくりと起き上がる。]
ああ、痛かったけど……いや、いい体験をさせてもらったよ
ああ、この怪我? ちょっと待っててくれるかな
[そう言いながら、パチンパチンと盾を外し]
……癒しの風よ、わが傷を癒せ──キュア・ウィンド
[そう唱えながら盾を地面に突き立てると、盾の表面の紋様の一部が光を放ち、見る見るうちに彼女の傷が塞がっていく。]
ふぅ、とりあえずコレでよし、と
[立ち上がってパンパンと埃を払う。既に傷は塞がっている様子。]
[相手の様子を伺いながら、大きく息を吐き出す。
陽炎の向こう側、龍の咆哮が聞こえた。
更にナイフを2本出し、僅かに身構える――と]
……った…!
[先程無理矢理に動かしたために開いた左肩の傷がずきりと痛み、瞬時そちらに意識が逸れ。
その間を縫って光線が飛来し]
しま――っ!
[慌てて身を翻せば、辛うじて中央は避けられたが、左の脇腹を貫かれる]
……っくぁ……
[走る熱に耐え切れずがくりと膝をつき、役目を成さなかったナイフはからりと落ちた。
同時、燃え盛っていた青も勢いを失っていく]
[傷を癒し、立ち上がる様子にほっと息を吐き。
くるり、手首を返して光鎖を精霊鋼の鎖へと戻し、ついで、腕輪の内へと収めてゆく]
大丈夫ならいいんだが。
今のが、『いい体験』といえるんなら、良かった……のかね?
[何となく、首を傾げつつ言う、その肩に離れていた白梟が舞い降りた]
『……相方、治療をせねば、また……』
ああ、わかってる。
余計な心配かけたくないしな……頼む、ヴィンター。
[無限なる刻の共有者の事を思えば、掠めるのは苦笑。
白梟が傷に癒しの光を当てるのを見つつ、騎士へと向き直り]
さて、と。
それじゃ、そろそろ俺は、帰り道探しに行きますよ、と。
あんまり長く、一人でふらつけないんでね。
/*
考えて考えて考えて。
それでも、どーやっても惚気が入るのを止められないっつーのは。
如何なものなのだろうか。
とか、思った。
[左手でパタパタと右腕に点った青き炎を叩いて消す。ただ、切れ目の瞳は炎の壁の奥を見据えていた]
「オーヴァー マスター モクヒョウ チンモク」
[赤い目を明滅させて異界龍はバレンに告げた。視線の先では少女が膝をついているのが見える]
……………。
[それを見ると右手に持っていた槍を異空間へと戻し。今度は右手で左肩の炎を消しにかかった。そうしながらこの場を離れようとするのだが]
<あーもー! バレン!
あの子の手当てが先でしょうが! 変わって!!>
[頭の中で一際大きく叫ぶ声。足は止まり、長い髪が霞の如く消えて。左腕に取り付いていた異界龍もまたカシャリと言う音と共に∞の形へと変じ、キーホルダー状態となって腰にぶら下がった]
っ、君っ! 大丈夫!?
[背が少し縮み、短い髪に眼付きの柔らかくなった姿で男──ユリアンは少女へと近付く]
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