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[夜が明け目覚めた時には、世界は変わっていた。
季節外れの桜は舞い散って、夏の緑に還り。
閉ざされた空間は開かれて、日常へと戻る。
それでも、還った者が帰る事はなく、
変わってしまった全てが、戻る事はなく。
夢は醒めず、儚くはならず、紛れもなく、現実で。
身体の傷が癒えようと、
心の傷が癒えるかはわからず。
喪ったものは、還らない。
犯した罪が消える事は、ない。
傷の手当てを受け、今までの経緯を聞いて―――
ショウは、ただ、黙って、頷く事しか出来なかった]
[カン、カン、カン。
硬い音を立てて、ショウは、屋上へと続く階段を昇る。
侵入禁止の看板も、鍵の壊れた扉も、そのままだった。
扉を開けた。
朝の陽射し。
眩しかった。
地を彩る緋色がないのは、桜に吸われたのだろうか。
何も、変わらないように見えた。
自らの腕に視線を落とす。白い、包帯が目に入った。
何も、変わらない事はなかった。
仔犬を頭に乗せると、フェンスの近くまで歩み、空を見上げる。
暑い。―――夏、だった。
携帯を取り出して、画面見る。
電波はきっちり3本、立っていた。
吹き抜ける風に、ストラップが、小さな人形が、揺れた]
『花火しようって、思っただけだったのに』
[沢口 遥仁。バスケ部の後輩で、弟のように想っていた。
彼が自分の事をどう思っていたか、最期に何を思ったか。
それを知ることは、もう、出来ない]
『…ほとんど、話さなかったなあ』
[霧生 小夜花。クラスが一緒になった事はなかったし、
人を寄せつけない雰囲気だったから、付き合いはなくて。
それでも、自分の料理を求めてくれたのは嬉しかった]
『よく、注意されたよな―――』
[九条 葉子。彼女も、憑魔に囚われていたという。
寮母の御堂 皐月ともども、苦手な相手だったけれど、
仔犬の事を黙っていてくれたし、いい後輩だった]
『そういや、ココで会ったんだっけ』
[水月 海。初めて聞いた時は冗談みたいな名前だと思った。
それから初対面で、「背が小さい」と言われたのを覚えている。
失礼な奴だった。結局、謝罪の言葉はきちんと聞かなかった]
『………妹サンに、逢えたんかな』
[佐久間 洋亮。元は同じ部活の仲間で、親しい友人で。
そして自分が、手にかけた人間。今でもあの感触は、近しい。
彼は、何に対して、謝っていたのだろう]
『借り、返して貰ってねぇっての』
[加納 東。どっちが先輩だか、解らないような仲だった。
馬鹿な言い合いばかりして、けれど、それが楽しかった。
信じられれば、よかったのに。言えなかった]
[それから、]
『ああ。汚しちまったな』
[ゆっくりと目を開いて、首を振る。
来る途中に拾って来たハンカチを、ポケットから取り出す。
シンプルな淡い青の布地にすっかりと染みついた血は、
黒ずんだ赤へと色を変えて、痕を残していた]
[細めた眼で、周囲に視線を巡らせる。
一時、何かが、陽の光を弾くのが見えた。
数度瞬いて、そちらへと歩み寄る。
在ったのは、少し汚れた、銀の輝きを持つフルート。
その持ち主が誰だかは、すぐ理解出来た。
―――榎本 芙由。
一度だけ、練習室の近くを通りかかり、聴いた事があった。
息をするのすら憚られて、身動きせずに、じっとして。
流れる旋律に、音色に、浸っていた。
それももう、ずっと、昔の事のように思えた]
…高価いんじゃねーの?
それに、大切なモノなんじゃ。
コレも、もう、
………よかったんかな。
[屈んで手に取ろうとするも、抱いた熱が、ショウを拒んだ]
ヘンなトコ、似てやんの。
[小さく呟いて、その場に腰を下ろす。
日陰を作るように。
仔犬を膝の上におろして、息を吐き出した]
[眼下に広がる街の雑踏。
生を謳歌する蝉の合唱。
風に揺られる木々のざわめき。
自らの息遣いも、
心臓の鼓動も、
仔犬の鳴き声も。
生きとし生けるもの、
全ての持つ音色が、
幾重にも重なり、
広がっていく。
世界は、音で、満ち溢れていた]
―――なあ。
そっちは、静かか?
[遥かな天へと、問いを投げる]
/*
榎本芙由役、
nachtです。
まとめサイトから名前の差分を探せば判別してしまいますが、先日まではaki_siroでした。
皆様本当にお疲れ様でした。
*/
/*
ショウに
何かレスポンスを作ろうと思ったのですが
これ以上は何をやっても蛇足にしかならないと思い
美しき青空を思って感謝だけを述べさせて頂きます。
泣いてなんか無いんだからっ
以下、謝罪コーナーにさせて下さい。
ヨウコに、一日目、沢山我が侭を言ってしまい、急な方向転換にも対応して頂くことになってしまい、ヨウコ自身の動きを制限する事にもなってしまって、本来なら要らぬ負担を掛け、本当にすみませんでした。心から感謝してます。
その割に、ヨウコのフラグを拾いに行ったり開拓に行ったり出来なくて申し訳なかったです。
最終日面子には、特に村人の皆様は見事なおいてけぼりを喰らわす展開を選んでしまい、申し訳在りませんでした。さぞや暇と困惑を持て余されたことと思います。
あと、ウミの独り言>>4:-4は本当に良いツッコミです。ごちそうさまです。
初日のごたつきに関しては皆様思うところおありでしたでしょうが、バトルフラグ開拓とフラグ立てに不備のあったことを謝罪させて下さい。
それと、こんな長文すみません。
*/
/*
今回、匿名の方が多かったので
それに比例して中身の判らない人が多かったですが、
蓋を開けてみれば驚きの人外率……ではなく、付き合いの浅からぬ方々ばかりで驚くばかりです。
何だかんだ言って長いお付き合いの方から、短くとも濃いお付き合いの方まで。寧ろ初見の方がいらっしゃらないというこの現状。
皆さまおはようございます。
*/
/*
特にショウは、こまめに対比的描写とかを入れて来て、凄く面白くて一体誰かと思っていたらまさかそるらさんとは。ptの飛ばし方で気付くことが出来たかも知れませんでした。
あとヨウスケ、黒くなった時のヨウスケがやけに格好良いと思ったらあきさんでしたか。また騙してしまいました。あきさんとは騙し合う関係しか結べないようです。orz
ふかふかの人については毛皮の気配がしていたので驚きませんでした。
*/
ショウのエピロールきれいだなーと思いながら
改めてお疲れさまでした。
せめて箱から来ようかと思ってたんだけど
たった数メートル歩く気力も起こらないのでご容赦をば。
加納東こと、kairiと申します。
見覚え有る方ばかりなので、多分全員お久し振り、でしょうか。
つーか最初っから最後までぐだぐだ動いてて申し訳無く。
ちょっと予想外に地雷を踏んで、自分のフラグを立てれな、かっ…(おまえ)
/中/
どうもお疲れ様でした。
moonlitです。
…って、皆さんご存知の方ばかりですね。
プレプロろくに参加出来なくて申し訳ない。
本編でも人に絡みにいかなくて申し訳ない。
いやもう本当、色々とごめんなさいーっ(脱兎
/*
最終日、あそこまではっちゃけるつもりは無かったのですが、ショウに見事に誘導されてはっちゃけてしまいました。ありがとうございました。でもその割にショウのフラグを開拓出来なくて心残りです。
謝辞を兼ねた個別コメント。
マイコ:素敵な黒さでした。真っ先に精神崩壊したときに喝采を送ってしまいました。それと狂人的な動きにはとても助けられてました。
マコト:パッションとか言いつつ実はかなり早い段階で仕込んであったネタにも乗って頂き、また介錯までありがとうございました。
ヒサタカ:随所で死にフラグをバラ撒いて居たのに全スルーしました。多分意図的では無いですよ。多分。シリアスとギャグのメリハリが利いて随所動きが素敵でした。
ショウ:笑い有り涙有り、びくびくしてるのがリアルで良かったなー、とか。
ウミ:バトルをトンでも展開にしてしまってすみません。でもあのくらいの人外っぷりを発揮しないと守護/聖痕の人達が全力出せないかなとも思ってました。台詞回しとか立ち位置が好きでした。
*/
ん。
…まぁ一人でぼんやりしてると、ネガティブ全力疾走しちゃうので
気分転換にちょっとまったりお邪魔させて頂けるとうれすぃ。
や、でもせっかくのエピを発散場にするのも気は引けるので
じゃまそうなら早々に退散もするので。
/*
続き。
ヨウスケ:設定段階から無茶な絡み方をぶつけまくってすみませんでした。でもあちこちきちんと受けてくれてありがとうございます。黒バージョン格好良かったです。あと、死に際が妙にえろいと思いましたが中の人を知れば納得です。
サヤカ:いきなりぬっころして墓下ひとりぼっちにさせてすみません。もっと色々見たい気もしました。
ヨウコ:沢山苦労をかけてしまいました。慕って貰えたのが凄く嬉しかった。その割りにPCとしてあまり気に掛けなくて本当に申し訳ないです。
アズマ:もの凄い南無い死に方でしたが迷わず成仏して下さい。
仮眠明けなのでややぐだぐだですみません。
取り敢えず一気に言い尽くしてみました。
*/
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