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─ 階段近辺 ─
[離れた所から、やり取りを見守って。
素っ気なく告げられる言葉に眉を下げていたものの、声を上げる事はできずにいた──のだが]
……っ!?
え、ちょっ……な、なに!?
[何かが割れていく音と、それが何によって生じているか。
それを見て取ると、碧の瞳を見開いて。
それでも無意識、歩みはそちらへ向かっていた]
─ 階段 ─
[譫言のように声を零しながら、罅割れていく様>>760をどうにもできずに見ていた。
ぱらぱらと小さな欠片が落ちた其処から、黒いどろりとしたものが出てくるのも見えれば、怖い、と。
そう、思ってしまったけれど。]
ハーヴェイ、様
[こちらに伸ばされる手の先が、落ちたのを見て。
まだ彼の身体につながっているその腕に手を伸ばし、触れた。]
/*
善悪に人間も狼も関係ないじゃんおおげさだなぁ。(
私だってこんな子供子供してても腹んなかは真っ黒かもしれませんよ?(ぇ
― それは可能性としての物語(if編) ―
[――残された村。
場末の酒場。其処で男は人を待っていた。
正確には、『人』と言って良いのか。]
『ああ、待たせたな。アンタがグレンか。』
[ゆるり、男が黒曜石の眸を上げると、
そこに居るのは、緑色の衣を纏ったアルビン協会の商人だった。]
[商人は、向かいに座ると、勝手に飲み物を注文して飲み始めた。]
『アンタが探していた奴は、此処に書いた地図の村に居るぜ。
しかし何とも。骨が折れた。』
[男は、商人に、僅かに雰囲気を和らげて見せる。笑うように。
然し、商人がその事に気付くかは確実ではなく―――。]
『こいつに何の用があるって?
ああ、商売柄、深く訊くつもりはないが。』
[男は答えた。]
なぁに、殴りに行くだけさ。
『―――小さな愛しいおおかみの為に。』
[今度こそ、商人にも理解るように、口端を上げてみせる。
黒曜石の眸は、陶然と薄赤い色に染まっていて、狂気を孕む。
男の前の机には、油紙に包まれた*人狼*の毛が、置かれて、いた。]
─ 鳩小屋 ─
[夜が明け、太陽が地平線から顔を覗かせ切った頃。
いつもよりも遅く、意識は覚醒する。
睡眠不足と疲労、怪我の負担が大きく作用した結果だった]
埋葬の前に、鳩を飛ばしませんと。
[ケネスに書いてもらった手紙を小さく巻いて、筒に入れると鳩小屋へと向かう。
教会へ向かわせる鳩を小屋から出すと、その足に手紙が入った筒を括りつけた]
お願いしますよ。
[一声かけて、鳩の頭を軽く撫でる。
それから空へと放るように鳩を青空へと飛ばした。
高く飛んだ鳩は、蒼穹を翔け行く。
教会の方へと飛んで行くのを確認してから、埋葬の準備が始まっているであろう庭へと向かった]
─ →庭 ─
[怪我のこともあって、粗方の作業は他の者達に頼み、自分は邪魔にならない場所でその様子を眺める。
掘った穴に横たえられたソフィーとネリーに土が被される間、瞑目して冥福を祈った。
その後、オードリーからシャベルを渡され>>744、片手でその柄を持つ。
掬い上げる土はシャベルの先に乗る程度のもの。
けれどその少ない砂に沢山の思いを載せて、2人の骸に土を被せた]
───……お休みなさいませ、ソフィー様、ネリー。
どうか、安らかに。
[向ける言葉はどこか歯噛みするような雰囲気が含まれて。
悔しさと申し訳無さが混在し、それらが言葉を紡ぐのを遮った。
それが終わればシャベルはグレンへと託される。
更に土が被さり、2人の骸が見えなくなって行って。
僅かに盛り上がった場所が出来ると、主の時と同様に、それらの奥側に墓標代わりの木の十字が立てられた]
[ようやく埋葬することが出来たと、安堵の息が口から漏れる。
護ることが出来ず、死なせてしまった者達。
せめて死後は安らかに、と。
そう願って止まない]
……いずれ、お会いしましょう。
[いつかは同じ場所へと向かうことになるのだから。
別れではなく再会の言葉を彼らに向けて。
その時が来たら、直接謝罪をしなければと、小さな誓いを心中で*立てた*]
/*
来てみたら親が殴られかけていた。
・・・全力で殴っちゃってください。
多分笑って殴られる(何故か産みの親の方は変人イメージ
/*
おっと、鳩に移動せよとお達しがきたので先に挨拶だけ落としていきます。
村終了までいますけどね、挨拶長文だから鳩で落とすの辛いからね。(
さて、初めましてな方もいつもお世話になってますな方も皆様お疲れ様でした。
特に赤陣営のお二人は今回本当に大変だったと思いますお疲れ様でした。
こちらも言葉が足りなかったり配慮が足りなかったり色々とごめんなさいしなきゃいけないことが多いなぁと反省しきりですが、村の内容的にがっつり楽しませて頂きましたありがとうございます。
今回はキリング可能キャラとゆーことであんまり縁故結ばないように気を付けてたんですが初回墓下ということもあって結局のほほんと過ごしたり、こー一方的にいろんな方になついたりさせていただいたりとやっぱり好き勝手させてもらって本当いつもすいません。(
またご一緒出来る機会がありましたら、どうぞよしなにお願いします。
なであでした。[ぺこり]
[後に残ったのは黒い液体。
触れていた少女の手にも少し残り、どろりとした感触を与えただろうか。
それも程なく擦り抜けて、床に残るそれと同化して。
ほんの数秒後にはそれすら、跡形もなく消え去った**]
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