─ 中庭 木の傍 ─
なんでキリルちゃんが謝るの。
どっちかっつーと謝るのは俺の方でしょ、心配させてごめんね。
[>>2:210キリルの謝罪には困ったように眉を下げたものの、笑顔と共にお辞儀を向けられれば表情を和らげる。
その直後響いた水音に視線を向けると、ずぶ濡れのオリガの姿があった。]
何、オリガちゃんも泉に落ち…
あぁ、解決法っつーか、とりあえずの応急処置?
[さっきの自分とデジャブ感じてそう問いかけたけれど、答えを聞く前に彼女からの問い>>2:211に返事をして。
キリルがしょんぼりした様子でオリガに説明するのを聞くとやっぱり困ったように苦笑を浮かべ、ニキータの簡潔な説明にはうっせーとか言いつつ軽く笑ってみせた。
悩んでいる様子のオリガの言葉>>2:216には、まあね、と頷き。]
リスクが高いのは百も承知だって。
たださー、此処の維持もねーさんの力使ってるわけだし?
その上木にまで力吸い取られてたらいつジリ貧になるかわかんねーっしょ。