― 回想・自分の死体傍 ―
ん…ロズ、ちゃん?
[ミリィ、と叫ぶ声>>3:76に。雪の中で寝ぼけ眼を擦って起き上がった。
辺りに広がる紅も、状況も。いまはまだ理解していない。
ただ、ぼんやりとローザを見ていれば。
その手は“自分”をすり抜けて、自分のすぐ後ろ。雪の中に倒れたままの“自分の身体”へと伸びた]
え。え!?
[驚き、立ち上がるが。その足が雪の中に跡を残すことはない。
泣きながら“自分の身体”を抱き締めるローザと、その腕の中の自分を見て。ああ、死んじゃったんだ――と、他人事のように思った。
死んだ前後の事をまったく覚えていないのは、怖かった事を無自覚に記憶から消去したのかもしれない]
ハンスさん。えーっと…………こんにちは? おはようございます???
[先に死んでいたハンス>>3:+23から声を掛けられれば、やっぱり死んだんだなー…と実感しながら、ぺこりと会釈をした]