─ お菓子の生る木の中 ─
[キリルから解っていない>>4:+65と言われると、困ったように苦笑したげな気配を滲ませた。
警護と近衛は違うと言われたことには、それでもやること変わらないならいーじゃん?とか言いたげに小さく羽を震わせて。
自分の言葉に大丈夫じゃないと慌てる彼女>>4:+67に、あー、と少し慌てたような声をあげ。]
いや、本当に大丈夫だから。
俺のことは心配しなくて良いよ。
…あ、でも。
キリルちゃんたちの方こそ大丈夫?
きつくない?
[木に力を吸い取られぬよう守っているはずの自分の魔力。
人型の時には使える魔力が元々制限されていたから逆に制御も楽だったのだが、今は自分で力加減を決めなければならず。
現状を例えるなら、ストッパーが外れた蛇口から思いっ切りドバドバ出ている水の量を手で調節しているようなもの。
力加減が難しく、今でも自分ではぎりっぎりまで抑えているつもりなのだがそれが出来ている自信はなかった。]