[振り返り、見る光景はカルメンだったものを抱いて泣く女性。] 私に愛をくれたのは、貴方だけよ。 貴方が男の人だったら良かったのに……って、実は何度も思ってた。ふふ。 でも、もし貴方が男の人だったら……きっと私達、友達にはなれなかったもの、ね。 だから、これでいいの。[銀の髪飾りがキラリ瞬き、女の魂は闇に消える。**]