[気付けば暗闇の中にいた。先ほど待って体の痛みはもう既に無かった。まさか、本当に寝ただけ治るとは思っていなかった。自らの頑丈さに感謝しつつ起き上がる]よっとっ!!で、ここはどこ、です?これはなん、です…………?[体を起こす。そこにあったのは横たわる自らの姿。そして、守ることが出来なかった女性の姿だった。許容範囲を超えていた、全くもって理解できない。脳が頭痛というなの抗議をしていた。だけどその抗議にも答えることは出来ず目の前の光景を呆然と見詰め続けた]