初めて天上青の話聞いたとき、私まだちっちゃかったから。刻がきたらきれいな華が見られるってことしか、教えてもらえなくて。「早く見たい」って、おじいちゃんに話しちゃったの。そしたらね、おじいちゃん、すごく悲しそうな顔してね。[話を聞かせてくれたのはテレーズの先代か、もしくはクレイグの父だったか。ずっと閉じ込めていた記憶を引き出して、話すのは]天上青の咲く条件と。ひいおじいちゃんと、ひいおばあちゃんのこと、教えてくれたの。