あ〜。うん。誰に占い師だよって伝えようか悩んでて。ちょうどユリアン君がいたから。[崖を見詰める妻を、心配そうに見詰めながら、嘘はなく告げる。]妻と子が生きる道の為に、利用できてたのかなぁ……―――。うぅん、出来てたかどうか、現状だと悩む、ね。[ぺしょんと凹むのは、ユリアンとミハエルに対する罪の意識でなく、最愛の人の現状を見て。生き残る―――そこに己の名は入ることはない。]