こんなに急いで来なくても――…俺は、ずっと遠い先までキミを待ってる心算だったのに。[いつも通り柔い声音でクロエへと語りかける。ゆっくりで良かったのに。そんな思いが言葉となり零れ落ちた。また少し、間があく。溢れ出る感情を押しとどめるような間だった]よく、頑張ったね。―――…おつかれさま。[仕事を終えた後に向けていた言葉にはクロエへの想い、いたわりが込められている**]