[15年ほど昔の姿のまま、こちらに来た弟と妹に手を振って。ナータに呼ばれれば、どこか哀しげに微笑む。生きていてほしい、と内心で思っていたのは同じだから。]……心配させるな。俺たちは家族だろう?[結局、言えたのはそんな事。]