[イレーネの、違うの?と問いかけるような(>>+86)語尾が消える。
曖昧に微笑むことで、ある種の答えを示し、
細めていた緑を再度、カルメンへと向けた。
――まだ、話しかけるのにためらう様子(+85)に、
小さく何かを押し殺すように、吐息一つ。]
何を頑張るんですか?
[身は次にリディの傍へ。
色々聞き咎めていた言葉(>>+91)に、ひょいっと眉をあげる。
叶うならそのニマリとした顔、額の部分を小突こうと。]
……ごめんね。
辛い時、気がついてあげられなくて。
[そして、小さく零れた謝罪は、
彼女の最期に気を配れなかったことに対して。]